2016年08月12日

イランの名優パルヴィーズ・パラストゥーイーさんと嬉しい再会 (咲)

今年で3回目を迎えた「広島イラン 平和と愛の映画祭」(2016年8月6日〜12日)。
10年ちょっと前から、毎年8月6日、広島の平和記念式典にイラン・イラク戦争の化学兵器や毒ガス被害者の方たちがイランから招聘されて参列されていて、映画祭はそれにあわせて広島で行われるようになったもの。
一昨年も去年も、上映作品の一部が東京でもイラン大使館のご好意で無料で上映されたので、今年も上映会があるはず・・・と案内を待っていたのですが、8日になってもない・・・ 無理してでも広島に行くべきだったかなぁ〜と、心残りに思っていたら、8日の夕方、明日上映会を行いますとの連絡が・・・  おおあわてで皆さんにお知らせしましたが、あまりに急なお知らせ! 

4時からのオープニングセレモニーと、1本目の上映作品『マザーシャリフ』(2015年、監督:ハッサン・バルジデ)の時には、大使館のホールの半分も埋まっていませんでした。2本目の『ボディーガード』(2015年、監督:エブラヒム・ハタミキア)の時には、さすがに満席に。
でも、イラン人率が高くて、日本人は会場の1割くらいだったでしょうか。
日本人はなかなか予定を変更できないけど、イラン人のほうが臨機応変? 私はもちろん予定をさっさと変更して駆け付けました!
DSCF6905 iran.JPG
(左端がパラストゥーイーさん)

『ボディーガード』主演のパルヴィーズ・パラストゥーイーさんがトークに登壇すると案内にあったので、ぜひお会いしたかったのです。
大使館のホールに到着早々、パラストゥーイーさんがいらして、一人一人と挨拶されて、私の番になったら、満面の笑みで応えてくださいました。
登壇予定にはなかったマズィヤール・ミーリー監督にもお会いすることができました。去年のイスラーム映画祭で上映された『法の書』の監督さん。2009年以来の再会でした。

『マザーシャリフ』は、アメリカ同時多発テロの3年前である1998年、アフガニスタンの北西部に位置するマザーシャリフの町をターリバンが急襲。約8,000人の市民が亡くなり、イラン領事館でも、外交官と記者 計10人が殺害された事件に基づく映画。生き延びたイランの外交官がアフガニスタン女性に助けられて国境に到達するまでが描かれていました。
上映後、ハッサン・バルジデ監督が登壇。急襲したのは、パキスタンのターリバンらしいのですが、事件の詳細は不明。二度と同じような事件が起きないようにとの思いで映画を作ったと語りました。

『ボディーガード』は、副大統領の警護に当たるボディーガードが主人公。イランーイラク戦争後、地方を視察する副大統領が自爆テロにより大怪我をする。それを防げなかった警護官のその後の人生や家族との関係を描いた物語。
小柄なパラストゥーイーさんですが、この映画では実にたくましく大きく見えました。
上映後に登壇したパラストゥーイーさん、役作りに当って、プロのボディーガードのもとで学んだとのこと。また、ボディーガードの子どもたちが、自分の父親の仕事を以前は恥ずかしいと思っていたのが、この映画のお蔭で胸を張って言えるようになったとも語りました。
もう9時近くになって、時間がかなり押していたのですが、最後にひと言と、2004年のアジアフォーカス福岡国際映画祭で『ザ・リザード』が上映された折に来日した時に初めて会って以来、毎回、熱心に観に来てくれる方がいる・・・とパラストゥーイーさん。気が付いたら、皆さんの視線が私の方に・・・  なんとも光栄なひと時でした。幸せ〜♪
posted by sakiko at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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