2017年04月30日

会見2つ:ジョン・ウー監督、セルゲイ・ポルーニン

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4月26日、配給会社GAGA(ギャガ)の2017〜2018年のラインナップ発表に行ってきました。
発表された国内外の31作品はいろいろなジャンルにわたり、公開が楽しみです。
ゲストはジョン・ウー監督。福山雅治とチャン・ハンユーが主演の『追捕 MANHUNT(原題)』は、西村寿行原作「君よ憤怒の河を渉れ」を再度映画化したもの。1976年高倉健主演の第1作は中国で大ヒットしています。
この前東京国際映画祭のイベントで講演を行ったウー監督が、この作品に言及していました。全編日本でロケ、すでにクランクアップして今はポストプロダクション中。2018年に公開予定です。キャスティングやロケ中のエピソードなど、熱く語られました。

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青山の会場から渋谷に移動し、今度はドキュメンタリー『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』(7月15日公開)のセルゲイ・ポルーニンの記者会見へ。
19歳で英ロイヤル・バレエ団の史上最年少プリンシパルに昇りつめながら、後に電撃退団。深い悩みを抱えてダンスと決別するつもりで踊った映像「Take Me To Church」(歌:ホージア)は、1900万回も再生されました。それがやめるつもりだった彼を再起へと導いたのは、ほんとにドラマチックです。
ドキュメンタリーは少年の頃の貴重なホームビデオから、舞台映像、「Take Me To Church」MVの撮影、家族との再会のようすなどが盛り込まれています。目の前のハンサムな青年はとてもシャイで傷つきやすそうで、身体中にあるタトゥーは彼の必須アイテム・防具の一つでは、と思えました。
この翌日、27日には東京藝術大学の奏楽堂(パイプオルガンを備えたコンサートホール)でドキュメンタリーの特別上映とともに「Take Me To Church」のパフォーマンスとトークが行われました。
これも詳しくは後日本誌にて。(白)
posted by shiraishi at 14:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 取材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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