2018年12月20日

映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』を思い起こした日 (咲)

12月18日の夜、国際移民デーにちなんで、難民問題について考えるトークイベント付『ヒューマン・フロー 大地漂流』の試写会が開かれました。
夜は、父の夕食のことがあって、なるべく予定を入れないようにしているのですが、これはぜひ行ってみたい! 父が昼間、長唄の演奏会に行くというので、帰りに夕飯を食べて帰ってもらうことに。

18日の昼間は、六本木と東銀座で試写を観る予定で、あちこち行き来するからと、17日の夕方、京橋駅でメトロの24時間チケット(600円也)を購入。さっそく、銀座で下車してお気に入りのお店にも寄って、よしよしと。
で、18日。六本木に行くには、新宿からだと大江戸線の方が早いのですが、メトロで行かなくちゃと、丸の内線へ。ここまではよかったのですが、何を思ったのか、メトロの回数券で入場。電車の中で、ハッと気づいて、六本木駅で回数券をキャンセルしてもらわなくてはと。ところが、24時間チケットがない! 朝、出かける前に、財布が重くなっていたので、いらない領収書などを取り出したのです。なんと、いるものまで置いてきてしまったのでした。二重のトホホな行動に、注意力が落ちたのもトシのせい?と、がっくり。24時間チケットで、すいすい行き来できたのに〜と、一日、悔しい思いでした。
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夕方、六本木のキノフィルムズでの『ヒューマン・フロー 大地漂流』試写まで時間があったので、東京ミッドタウン(六本木)のイルミネーションを楽しみ、気分は晴れました。

その後、『ヒューマン・フロー 大地漂流』で、世界各地で故国を去らざるをえなくて難民となった方たちの姿を観て、私は今日一日、なんとささいなことで、気落ちしていたのかと反省。(★映画『ヒューマン・フロー 大地漂流』のこと、上映後のトークのことは、また別に報告します。)

トークが終わって、父に電話。長唄の演奏会の会場に行ったら誰もいなくて、日にちを間違えていたとのこと。親子して、おおボケの一日だったのでした。
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そんな一日に、にわかに思い出したのが、信友直子監督が両親を追ったドキュメンタリー『ぼけますから、よろしくお願いします。』です。認知症に罹った87歳の母を、95歳の父が見守っているという、なんとも身につまされる話。我が家も、96歳の父は耳は遠いながら、すこぶる元気で、私の方がすでに、「ぼけてますから、よろしくお願いします」の状態です。よもや、父に介護される日が??
これからますます増える老々介護。『ぼけますから、よろしくお願いします。』は、必見です。11月3日から全国順次公開中なのですが、好評につき、まだまだ東京でも観るチャンスがあります。
公式サイト
シネジャ作品紹介 







posted by sakiko at 22:07| Comment(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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