2018年12月23日

アニメを観に行く(白)

日比谷に大きなシネコンができて、試写のついでに行きやすくなりました。
で、観て来たのがこの2本。結構自前でも観ているんですよ〜。

『グリンチ』主人公のグリンチの声はベネディクト・カンバーバッチ。この方は人間以外の役もいろいろとやってくれます。ホビットではドラゴンの声と動きもやっていましたっけ。作品紹介はここ。2000年の実写版ではジム・キャリー主演、メイクが怖い妖怪っぽくて子どもが泣きそうな熱演でした。
今回はアニメなので、1957年発表の原作絵本のキャラが生きています。愛犬と山奥に住んでいるグリンチの発明品の数々が面白いのと、クリスマスで賑わう町がもうとても可愛くて、これはアニメがぴったりです。
"Grinch" という英語はもともとあったものでなく、この絵本キャラが定着して「意地悪で不機嫌で、他人が楽しんでいるのを台無しにする人」というような普通名詞としての意味が後付けされた、と最近ネットで知りました。へ〜。12月14日から公開中。

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(C)2018 Disney. All Rights Reserved.

『シュガー・ラッシュ オンライン』2013年の『シュガー・ラッシュ』の続編です。当時書いた作品紹介はここ。これは時間がちょうどよかった吹き替え版を観ました。声優陣にびっくりでした。
今回の目玉は、ヴァネロペがインターネットの世界で「ディズニー映画のプリンセスたち」と出会うシーン(いろいろと可愛い)と、カーレースのシーン(すごい&シャンクがカッコイイ)。もう一つ、ネットユーザーには思わず笑えるネットのネタ。
ヴァネロペとラルフは壊れてしまったゲーム機のハンドルをイーベイで見つけて、その代金を稼ぐために動画サイトの「いいね」(ハートマーク)を集めます。しつこいポップアップ広告や怪しいサイトなど、このへんの一連が「あるある」ですごくおかしい。

仲良しすぎてヴァネロペに依存していたラルフの「弱点(闇の部分)」が集まって膨れあがってくる場面では、隣で観ていた親子の3歳くらいの女の子が怖がってわんわん泣いていました。あれは小さな子には怖いわ。画面の音も大きいので、目立ちませんでしたが。
これはリッチ・ムーア監督はじめ『ズートピア』(2016)と同じチームの製作なんです。ただただ面白いだけでなく、ちゃんと問題も内包されています。私が感じた裏テーマは女子の成長と自立。ラルフが父で愛娘がヴァネロペ、とも見えました。
大人も子どもも楽しめるので、超おすすめ!!12月21日から公開中。(白)
posted by shiraishi at 11:54| Comment(0) | 映画鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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