2月8日(金)から始まっていて2月24日(日)には終わってしまうので、慌てて行ってきました。
会場は恵比寿駅から歩いて7分。東京都写真美術館、日仏会館、ザ・ガーデンルーム、恵比寿ガーデンプレイス センター広場ほか。
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今日は2本の上映+Q&A
『14個のりんご』ミディ・ジー監督
これまで映画製作に関わってきた旧友シンホンが不眠症になり、占いのご託宣で2週間僧侶になり、その間毎日リンゴを食べることになった。向かったのはミャンマー中部にある小さな村の寺院。剃髪して歓迎を受けるようす、少年僧と一緒に托鉢に出るようすなどが珍しい。その2週間の顛末のドキュメンタリー。
ミディ・ジー監督はミャンマー出身、16歳で台湾に移って大学を卒業。台湾で映画製作を続けているので、新しい情報もリアルタイムで得ることができる、その点ミャンマーの若い映画人は厳しい状況にあると、上映後のQ&Aで話していました。シネジャ本誌に(美)さんが『マンダレーへの旅』(2016)『翡翠之城』(2017)の記事を書いているので、監督に差し上げました。日本語だけれど、監督は中国系の方なので漢字を拾い読みしてくださるかも(?)。
『ワイルドツアー』三宅唱監督
中高生を対象に、植物を採取してDNAを抽出し図鑑を作るワークショップが開かれた。アイフォンを手に、山や野原や海へと出かけていく。指導役の大学生うめちゃんの笑顔に、中学3年男子のタケとシュンは目が離せなくなる。
ドキュメンタリーのような始まりでした。登場するのは、ほとんど演技が初めての中高生男女。表情も彼らの撮った映像も初々しいです。男子より女子のパワーが断然勝っていました。手軽にアイフォンで高校生にも映画が撮れるようになった今、DNAの抽出も一昔前と違って簡単になっているのを初めて知りました。『きみの鳥はうたえる』が好評の三宅監督、お話面白いです。写真美術館から数分の日仏会館では、会期中「ワールドツアー」のインスタレーションが見られます。『ワイルドツアー』は3月30日(土)よりユーロスペースにて公開です。
恵比寿に行く前にアニメ『スパイダーマン:スパイダーバース』試写を観ました。スピード感がすごい!めまぐるしいので字幕より吹替版が楽です。みっちり詰まっているので2,3本観たような気がしました。(白)
2019年02月20日
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