4月9日、『パリの家族たち』のマリー=カスティーユ・マンシオン=シャール監督が来日され、インタビューの時間をいただきました。
女性大統領、ジャーナリスト、舞台女優、花屋、ベビーシッター、大学教授・・・ パリで働く女性たちと、その家族を描いた群像劇。
中でも、在任中に出産する大統領アンナがカッコいいです。
5月25日から公開です。
インタビュー詳細は、公開直前にお届けします。
桜がまだなんとか咲いていて、監督、さっそく朝早くに桜を愛でにいらしたそうです。
私も、渋谷でインタビューが終わったあと、六本木の試写室に行くのに、中目黒経由で行ってみました。
中目黒のホームから、ばっちりお花見!
六本木で、12時半から韓国映画『神と共に 第一章 罪と罰』を拝見。死後すぐの冥界を描いた物語。
いや〜豪華メンバーです。
ハ・ジョンウ、チュ・ジフン、チャ・テヒョン・・・
閻魔大王は、イ・ジョンジェさまでした!
続けて、『神と共に 第二章 因と縁』を観ることができたのですが、4時から笹川平和財団主催のイラン・イスラム共和国外務次官を招いての公開セミナーに参加。
やっぱりイラン優先♪
六本木から、アークヒルズ裏手の桜通り経由で虎ノ門へ。
葉桜になってしまいましたが、まだまだ綺麗でした。
さて、「中東におけるイラン:外交政策と展望」と題したセミナー。
イランの外務次官セイエッド・カーゼム・サジャドプール氏は、外交官というより学者。
「将軍は国の為に死ぬ人、外交官は国の為に嘘をつく人、学者はなぜ国の為に死んだり嘘をついたりしなくてはいけないかを分析する人。今日は学者の立場で」と。
ジョ―クが好きで、「今日は長いのと短いのと両方用意しました。長いのは、サンキュ―ベリーマッチ。短いのは、サンキュ―」
こんな調子で、イランを取り巻く厳しい現況を吹き飛ばすかのようなお話をしてくださいました。
もう一人の登壇者サイーデ・ロトフィアンさんはテヘラン大学法政治学部教授。
彼女も「トランプが制裁を叫んでも、イランは自立してる、アメリカの為にならないだけ」とバッサリ。
ちなみに、お二人ともアメリカの大学で博士号を取得されていて、アメリカの事情もよくご存じ。
それにしても、イスラエルの選挙結果、どうやらネタニヤフが続投する模様。中東和平は遠いと暗澹たる思いです。