2019年07月07日

インドとレバノンの女性監督3人にお会いした幸せな1週間 (咲)

今週は、女性監督3人に接することの出来た嬉しい日々が続きました。

1日(月) 夕方 『あなたの名前を呼べたなら』のロヘナ・ゲラ監督にスカイプインタビュー。
インド、大都市ムンバイを舞台に、建設会社の御曹司と住み込み家政婦との恋を描いた物語。厳しい階級社会であるインドで、女性の自立や、身分を越えての人間関係を描いていて、とても感銘を受けた作品です。
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来日時の監督写真 cmitsuhiro YOSHIDA/color field
6月初旬に来日された時に、取材の時間をいただけなくて残念に思っていたら、スカイプでのインタビューの時間を設定しましたとの連絡をいただきました。
実はスカイプは初めて。パリにいるロヘナ・ゲラ監督の顔がパソコンの画面いっぱいに。まさしく顔と顔を突き合わせてのインタビューとなりました。
(インタビューの報告は後日!)
友人たちが気軽に遠方の家族や語学のレッスンに使っているスカイプを経験できて、私もこれからは何かの機会に使ってみたいなと思いました。
★『あなたの名前を呼べたなら』8月2日(金) Bunkamuraル・シネマ他全国順次公開



3日(水)
 夕方。『存在のない子供たち』 レバノンのナディーン・ラバキ―監督に3誌合同インタビュー。
監督第一作の『キャラメル』の鮮烈な印象が忘れられないナディーン・ラバキ―の第3作。いち早く映画を観たくて、初回試写に行ったのが5月10日。その時に監督の来日が実現するかもと宣伝さんから伺って、楽しみにしていたのですが、私自身もすっかり忘れていた頃に取材が実現しました。
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『キャラメル』の日本公開の折には、第一子ご懐妊で来日できず、初来日。
『キャラメル』で音楽を担当したハーレド・ムザンナルさんと、製作後にご結婚。『存在のない子供たち』では、音楽だけでなくプロデューサーも務めたハーレドさんがインタビューに同席予定と伺っていたのですが、来日早々体調を崩されて同席されませんでした。ナディーン・ラバキーさん、時差ボケで眠い中、多くの取材をこなしていました。一つ一つの質問に対して、とても長く答えてくださるので、3番手で質問することにした私に残された時間は5分! それでも頑張って聞きたかったことをクリアーしました。
(こちらのインタビューの報告も後日!)

4日(木)
 夜。東京外国語大学でのインドの女性監督ナンディタ・ダースも登壇する『マントー』上映会。印パ分離独立に人生を翻弄されたウルドゥ―文学の作家マントーの伝記物語。とても重厚な作品。上映後に登壇したナンディタ・ダース監督は、とても華奢で可愛らしい方でした。
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写真:関係者席にいらした村山和之さんから提供いただきました。
映画『マントー』と、トークの様子はこちらでご覧ください。
http://cinemajournal.seesaa.net/article/467713297.html


5日(金)16:20。 高輪のユニセフハウスで『存在のない子供たち』トークイベント。
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ナディーン・ラバキー監督と、夫でプロデューサーと音楽を務めたハーレド・ムザンナルさんがトークに登壇し、フォトセッションの時には、子どもたちも登壇予定と聞いていたのですが、トークの時から息子のワリード君と娘のメイルーンちゃんも一緒に登壇。
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クールなワリード君とちがって、メイルーンちゃんは愛嬌を振りまき、飽きると変顔をしてみたりと、観客の目は彼女に釘付けに。ナディーン・ラバキー監督が質問に答えようとすると、メイルーンちゃん、「私が答えるの!」と駄々をこねてマイクを離さない! もう、皆、大笑いでした。質問しようとした女性が感極まって泣いてしまい、監督も涙ぐんでしまったら、今度は「なぜ、ママ泣いてるの?」とメイルーンちゃんも泣きだしました。退場するのも、メイルーンちゃんが最後。大きなお辞儀をする彼女に、皆、大喝采でした。
(トークイベントの報告も後日お届けします。)
★『存在のない子供たち』7月20日(土)シネスイッチ銀座、ヒューマントラスト有楽町、ほか全国でロードショー、新宿武蔵野館ほかロードショー

今週お会いした3人の監督に共通するのは、女優としてもキャリアがあって、まさに才色兼備。ナンディタ・ダース監督のことは確認できませんでしたが、ロヘナ・ゲラ監督もナディーン・ラバキー監督も理解ある夫が、経験のないプロデューサーを買って出てくれて、思うように映画を作る環境を作ってくれたということ。うらやましい限りでした。




posted by sakiko at 09:48| Comment(0) | 取材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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