2019年07月20日

今年は暑くなかったSKIPシティ国際Dシネマ映画祭 (咲)

会場がちょっと遠いけど、毎年楽しみにしているSKIPシティ国際Dシネマ映画祭。そして、毎年、この映画祭の時にはすごく暑くて、夏到来を感じるのですが、今年は涼しい映画祭でした。もっとも明日のクロージングは暑いかも。
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全作品観たいところですが、上映予定をにらめっこして、行く日程を決定。
今年は、すごく迷いました。
なにしろ、国際コンペティションの10作品のうち、下記4作品が中東絡み。

『私の影が消えた日』 シリア内戦に翻弄される庶民
『ミッドナイト・トラベラー』 アフガニスタンから、ドイツを目指す映画監督の一家
『ザ・タワー』レバノンの難民キャンプで暮らすパレスチナの少女の物語 (アニメーション)
『陰謀のデンマーク』 イラク移民の両親のもとデンマークに生まれた監督の作品

さらに、下記5作品が女性監督作品。
『私の影が消えた日』 監督:スダーデ・カダン(シリア人)
『ブラインド・スポット』 監督:ツヴァ・ノヴォトニー (ノルウェー)
『イリーナ』 監督:ナデジダ・コセバ (ブルガリア)
『バッド・アート』 監督:タニア・レイモンド (アメリカ) ジオ・ゼッグラーとの共同監督
『旅愁』 監督:呉沁遥(日本、中国)

上記に挙げた以外の2作品
韓国の俳優キム・ユンソクの初監督作品『未成年(原題)』 、
ハンガリーの『ロケットマンの憂鬱』も、もちろん気になります。

迷った結果、フラットな多目的ホールで3本観るのはつらいと、14日(日)はやめて、15日(月・祝)と、夜に椎名桔平さんの登壇するトークのある17日(水)に決定!

上映を観られない作品は、DVDルームで観せていただくつもりでいたら、『陰謀のデンマーク』はDVDの提供がなくて、見損ねてしまいました。これが、重く暗い作品だけどよかったというのが観た人の共通する感想。日本で公開されることを切に願います。

17日、早起きできなくて、11時からの『イリ―ナ』は諦めたのですが、DVDを観ようと川口駅に11時半過ぎに着いたら、当てにしていた11:40の無料シャトルバスがない! 平日の時刻表をちゃんと見てなかったら、12:40までないことがわかりました。大急ぎで路線バスでのアクセスを調べて行きました。そのバスで、偶然『イリ―ナ』のプロデュ―サ―の方とご一緒になりました。アテンドしていた女性が、私に川口市立高校に行きますか?と聞いてきたのでわかった次第。
QAまで40分位しかなかったのですが、96分の『イリ―ナ』を早送りで観て映像ホールでのQAに行きました。
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プロデュ―サ―のお名前は、キタノフさん。「キタノに聞こえるでしょう。昨日は妻と一緒に京都に行って、真っ先に北野に行ってきました」とキタノフさん。
キタノフさんは、帽子がお好きで、この日被っていらしたのは、ホテルのある浦和で買ったもの。毎年、カンヌで必ず寄る帽子屋さんがあるけれど、自分の頭に合うサイズの帽子は、一つくらいしかなくて、色も選べないのに、浦和のお店には、7種類位あって嬉しかったとおっしゃってました。一見、いかつい感じの方ですが、ジョークのお好きな方でした。
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Q&Aの詳細は映画祭の公式レポ―トでどうぞ!


さて、明日はクロージング・セレモニー。どの作品が受賞するか見守りに行きたいと思います。


posted by sakiko at 22:04| Comment(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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