10月に公開予定の『向こうの家』試写を観ました。いつもならまだ先送りするところなんですが、先日『五億円のじんせい』で取材したばかりの望月歩くんの主演作。2年前の制作だから現役高校生のときの作品、初々しい歩くんを観に行きました。
愛人を囲っていた父親が高校生の息子に「別れ話」を頼むというオイオイなあらすじです。気弱なんだか図々しいのかよくわからないそんなお父さん、愛人作る甲斐性なんかないだろうと思うのですが(笑)。そのお父さん役の生津徹さん、愛人瞳子(とうこ)役の大谷麻衣さんが試写にいらしていて撮影させていただきました。素敵なお二人です。
作中の瞳子さん、まあとっても魅力的な女性です。仕事と生真面目な妻に疲れているお父さんの気持ちもわからないでもない…。かといって、説得に行った高校生の息子まで、あちらにコロッと参ってしまうのでは、お母さんの立つ瀬がありません。私も主婦なので、そっち寄りになってしまいます。それでどうなってしまうのかは、映画をご覧くださいね。
こんなストーリーを当時28歳だった西川達郎監督が描きました。どなたかモデルが?と帰りしなに伺いましたら、ご自分が高校生のときお父さんから「昔つきあっていた元カノのこと」を聞いたことがあったそうです。そのときの「お父さんじゃない別の顔を見た」気持ちを種に膨らませたストーリーなんだとか。公開時期が近くなったら作品紹介を書きますね。(白)
作品HPはこちら。https://mukonoie.com/
2019年07月27日
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