あわただしく年末と新年を迎えました。
香港の状況が心配です。予断を許さない状況になっているような気がします。なんとか解決に向うといいのですが。どうなっていくのでしょう。今年もいろいろな作品を観て、いろいろな出会いがありますように。
昨年末(2019)、『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』の初回試写に行ったのですが、京橋テアトル試写室での上映だったからというのもありました。この日、京橋の明治屋で、正月用に買いたいものがあったのです。それで、ちょうど京橋の試写室であったこの作品を観にいったのでした。
買いたかったもの、それは「五一ワイン エコノミー」という銘柄のワインでした。実は3年前、北アルプス乗鞍岳の開山祭(山菜祭り)の時に、山菜蕎麦とともに振舞われたワインがとてもおいしくて、商品名を聞いたら「五一ワイン エコノミー」といわれたのですが、信州のアンテナショップに行っても置いてなくて、日本のワインを置いているワインショップにもなく調べてもらったら、なんとネットでは一升瓶で売っているとのことでした。買いたいけど一升瓶では冷蔵庫に入らないし、一人暮らしの身としては、さすがにこんな量を飲むのは難しいと思い、あきらめていたのですが、去年、信州塩尻峠に行く機会があり、この塩尻にある五一ワインのワイナリーを訪ねてみました。ここなら750mlサイズのものを置いているかもしれないと訪ねたのですが、やはり一升瓶のものしかなく、エコノミーを買うのはあきらめ、他のワインを買いました。ずっと前からこの「五一ワイン」を訪ねてみたかったのですが、やっと塩尻桔梗ヶ原に行くことができました。行ってみたら向かいが井筒ワインでした。そしてワイナリーが他にもあったのですが、夕方近くでワイナリー巡りはできず、いつかまたここに来ようと思いました。
それで買うのをあきらめていたら、半年くらい前、京橋の試写の帰りに明治屋に寄った時、そのワインが売っているのをみつけました。ここには他のメーカーの一升瓶ワインも置いてあり、やはりレストランなどの需要があるからだなと思ったのですが、明治屋に置いてあるぐらいだから、やはり、それなりにおいしいから置いているのだろうと思いました。一升瓶で1700円台の値段なので、ほんとにエコノミーなのですが、さすがに買うのは無理と思い、この近くのこのワインを置いている店で飲むしかないかなと思っていたら、そこでワインの宣伝をしていた人から「750mlの瓶、3本に分ければ冷蔵庫に入りますよ」と言われ、なるほどと思い、それからワインの瓶を3本ためるのに4ヶ月くらい。やっと3本空き瓶ができたのと、正月には実家に帰るから1本は持っていけるので年末にこのワインを買おうと思ったのでした。
この日、試写の帰りに明治屋に行き、このワインを買ったのですが、やっとこのワインを買えるとワクワクしました。それにしても、自分用として一升瓶の酒なんて、日本酒でも買ったことがないのでドキドキしました。それに1時間もかけて電車に乗って家に持って帰ったので、割れないかとヒヤヒヤしました。無事、家にたどり着き、3本の瓶に分けてほっとしました。そして飲んでみました。飲んだ感じは、3年前に飲んだワインとちょっと違う感じがしましたが、冷やして飲んだら違うかもと思って飲んでみたら、やはり冷えているか、合うつまみがあるかで違いました。チーズととても合うワインでした。
この3、4年の間に、7,8ヶ所のワイナリーを訪ねていますが、去年公開された『ジョージア、ワインが生まれたところ』『ワイン・コーリング』で「自然派ワイン」という言葉を初めて聞き、日本にもそういうところがあるのか、訪ねてみたいと思いました。また、ワイナリーめぐりの楽しみなどスタッフ日記に書いてみようと思います。と、書いたところで、ピースボートの世界一周の船旅でウルグアイの首都モンテビデオに行った時に、郊外にあるワイナリーを訪ねたことを思い出しました。
*ウルグアイのワイナリーに行きました!
ウルグアイ・モンテビデオでの旅の前半と後半については、スタッフ日記「2019年、最後に観た映画は『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』でした」に書きましたが、独立広場を見た後、郊外にあるワイナリーを訪問しました。モンテビデオからバスで約1時間くらいのところにある、ウルグアイ一広いという葡萄畑に着き、葡萄畑とワイナリーを見学。ひとつの会社?公社?が運営している葡萄畑のようだったけど、日本では見たこともない広大な葡萄畑でした。
行ったのは2月。日本では冬だけど、南半球のウルグアイでは夏〜秋の頃。熟していない葡萄も多かったけど、見学したのは熟した葡萄畑でした。そしてワインの熟成庫へ。こういう熟成庫がいくつもあると言っていました。その後、レストランに行き、ワインの試飲&ランチ。白ワインと赤ワインを5、6種試飲しながらチーズなどのつまみを。ワインとつまみで結構、中腹に。その後、大きな塊の肉と野菜。それにしてもすごい量。400gはあるんじゃないかな。日本人にはとても食べきれない量を、こちらの人たちは食べます。ブラジルでもアルゼンチンでも肉が出ると半端な量でなかった。半分くらいは頑張って食べたけど食べきれずでした。それにデザートのプリンやアイスクリームなども半端な量ではなく、お腹いっぱい。ランチタイムのあとはワインを買いに。日本円にして1500円くらいの白と赤のワインを買いました。そうこうしているうちに、突然、音楽が始まって、アルゼンチンタンゴの模擬演技が始まり、皆さんカメラを取り出し撮影タイム。何曲か踊ったあと、参加者から希望者を募って踊っていました。盛りだくさんのワイナリー訪問のあと、ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領に会うため船にもどったのでした。この話は下記を参照。
2019年、最後に観た映画は『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』でした(暁)
http://cinemajournal.seesaa.net/article/472899054.html
*2022年11月27日、シネマジャーナルHPスタッフ日記に、下記、映画紹介しています。
11月、12月にワイン映画が5本も公開!(暁)
http://cinemajournal.seesaa.net/article/494033795.html
2020年01月05日
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