2020年01月26日

松本卓也監督 中編作品上映会と試写(白)

25日(土)
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上映会のうち観る予定の『欲望の怪物』は17時から5丁目のアットシアターで。赤ちゃんを抱っこして受付にいらっしゃるのは、松本監督夫人かな。6か月くらい?赤いほっぺで可愛い!いつのまにかパパになられていました。
作品は「欲望が叶う」という願掛け人形(粘土職人よっちゃん作)を取り合う大人たちの話。主演の加藤万里奈さんは「口笛演奏家」で、トークの後ギターとライブしてくださいました。こんな素敵な口笛を聞いたのは初めて。

松本監督には2011年の『花子の日記』でインタビューして以来、何度かお目にかかっています。2017年『ミスムーンライト』取材のときは、おしゃべりに花が咲いて別れた後で、写真を撮り忘れたのに気づいてご本人に送っていただくという失態を演じました。このとき代わりにトップ用の画像を撮ってくださった後藤龍馬さんに、帰りしなに会えてやっとお礼を言うことができました。2年越し…。

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この取材のときに「次はバイオレンス映画」と聞いていた作品が試写の『ダイナマイト・ソウル・バンビ』。どんなバイオレンスかと想像もつきませんでしたが、映画を製作する映画でした。松本監督扮する山本監督(間違えそう)は、自主映画を作ってきて、初めて商業映画のスタッフ・キャストとコラボします。気合が入りすぎて物言いがきつく、暴走しがち。周りがハラハラしています。そのきしみの過程をメイキングとして撮影していく先輩のカメラで語っています。この先輩が「腹に一物、手にカメラ」で腹黒そう。何か起きそうな予感。これは中編でなく、劇場にかけたい長編。いつもの松本監督作品と一味違いますが、誰の真似でもないオリジナル。一般上映なるといいですね。

上映会に行く前に、新宿のTOHOシネマズで『キャッツ』(吹き替え版)を観ました。
ミュージカルは着ぐるみにメイクですが、映画実写版はCGを駆使しています。全米ではコケたとか、いい評判が少ないようでしたが、新しい生き物「猫人間」に目が慣れるか慣れないかかなぁ。私はそんなに違和感ありませんでした。吹き替え版はヒロインの葵わかなさんはじめ、みんなうまいです。ウィンくんのミストフェリーズ(いい役!)も良かったし、2月からの「ウェスト・サイド・ストーリー」が楽しみ〜。(白)
posted by shiraishi at 21:04| Comment(0) | 映画鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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