2020年02月09日

あちこちへ出没(白)

IMG_2831.jpg

IMG_2856.jpg

IMG_2906.jpg

今週は試写が8本(長尺2本)。
楽しみにしていたミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」へ出かけました。360度客席が回転する豊洲のIHIステージアラウンドTOKYOはほんとにアトラクションそのもの。よく作りこまれた舞台、若さと熱気あふれる物語(悲劇なんだけど)を堪能しました。カーテンコールの撮影タイム(携帯電話のみ)はピントが合わないうちに終了してしまいましたが、その後主要キャスト3人のトークもあって、チケット代は痛かったけれどなんだかお得だったなぁ(シーズン2は3月10日まで)。その足で新宿のイベント取材へ。映像とゲームがコラボした「DEATH COME TRUE デス・カム・トゥルー」発表です。

土曜日は『静かな雨』舞台挨拶取材。俳優さんはまた機会がありますが、原作者の宮下奈都さん(右端)に会えることはめったにありません。あとで調べたらこの小説は3人目のお子さんがおなかにいるときに書かれたそうです。それが文學界新人賞佳作を受賞して小説家デビューとなったんですって。人生って面白い。書き起こし記事アップしました。こちらです。

先月書き忘れましたが、国立アーカイブで河P直美監督の旧作を観た後、辻村深月さんのトークが聞けました。辻村さんは本屋大賞ノミネート常連で、2018年「かがみの孤城」で受賞しました。2016年の候補作「朝が来る」が映画になり河P監督が脚本・監督なんです。長く続けた不妊治療を諦めて、養子を迎えた夫婦と産みの親のストーリーです。原作では夫婦の視点と、好きな彼の子どもを妊娠してしまい、泣く泣く手放した女の子の視点でそれぞれに流れた時間が書かれています。1章だけ6才になった子どもの視点が加わっていました。今年公開ですが、続報はまだありません。誰が出演するのかなぁ。

ドキュメンタリー『うたのはじまり』試写を観た後、登場したカメラマン齋藤陽道(さいとうはるみち)さんの本を読んでいます。窪田正孝さんのカレンダーや写真集を撮っている方です。生まれたときから耳が聞こえなくて、歌はただの振動だったという齋藤さん、我が子を抱っこして思わず子守唄が口からこぼれます。その場面に歌はこうやって生まれるのか!ジーンとしてしまいました。(白)
posted by shiraishi at 15:03| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: