2020年04月26日
「仮設の映画館」開館(白)
休館している映画館にも収入の道があります。自宅にいながら新作を観ることができます。
『選挙』『精神』などのドキュメンタリーで知られる想田和弘監督の『精神0』は、5月2日から全国30館以上のミニシアターで公開予定でした。
そこへこのコロナ禍です。
配給会社「東風」と想田和弘監督が始めたこの試みは、通常の興行収入と同様の仕組みをオンラインで行うというものです。
●観客は、「仮設の映画館」サイトにあるミニシアターを選び、ストリーミングで鑑賞します。
動画共有サイトVimeoが対応している以下のブラウザで再生可能です。
・Chrome ・Firefox ・Internet Explorer ・Microsoft Edge ・Safari
●料金は劇場の一般的な当日料金と同じ1800円。
●売上は劇場と配給会社で折半、さらに配給と製作者が分けます。
今サイトには『春を告げる町』(4月25日から)と『精神0』(5月2日から)への入り口があります。
ほかに『巡礼の約束』『タレンタイム〜優しい歌』『グリーン・ライ 〜エコの嘘〜』『どこへ出しても恥かしい人』『島にて』『タゴール・ソングス』『プリズン・サークル』『タッチ・ミー・ノット〜ローラと秘密のカウンセリング〜』が待機中です。作品によって公開期間や条件が異なるようですので、その都度お確かめください。
いつ終わるともしれないこの状況が好転するまで、「仮設の映画館」は運営されるそうです。
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