2020年07月10日
『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』を観てきました
これは試写がなくて、劇場に観に行きました。
ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメスという当代の人気若手スターが出演。
ウェーブのかかった髪に憂い顔のシャラメくんは、ちょっと風変わりな大学生ギャツビーで、高いIQをギャンブルで無駄遣いしています。これが強くてギャンブラーでも暮らしていけそう。実家もお金持ちで、ぼろ儲けしたあぶく銭は彼女と豪遊。
同じ大学の彼女アシュレー(エル・ファニング)は銀行家の娘で、ゆくゆくは結婚相手にと「ママが」推しています。アシュレーは学校新聞の取材で有名監督に会いに行くことになり、マンハッタンが地元のギャツビーは案内を買って出ます。喜んで週末のお泊りデートの計画を立てるギャツビーですが、彼女は監督や脚本家、はてはスターにまで気に入られて、予定をドタキャン。ギャツビーは八の字眉です。マンハッタンを歩くうちに地元の友達チャン(セレーナ・ゴメス)に再会して、アシュレーとは違った魅力を感じます。
ウディ・アレン監督らしいお洒落な映画で、雨の中シャラメくんに町案内をしてもらった気分です。美術館デートもあり。
酔っ払ったエル・ファニングは可愛いし、映画界の内側をちょっと覗けます。しかし、ウディ・アレン監督を彷彿とさせるような脚本家役が誰かはすぐにわからず。ジュード・ロウだったとは〜!おでこがUの字+こんなに髪が後退していたっけ。
舞台がマンハッタンなせいか、綺麗でおしゃれな家や人々ばかりが登場します。映画界とセレブ界を少しは皮肉ってもいるのですが、ほんの香辛料程度。少女漫画のようなロマコメ、キャストのファンの方おすすめ。
監督・脚本:ウディ・アレン
撮影:ヴィットリオ・ストラーロ
出演:ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメス、ジュード・ロウ、ディエゴ・ルナ、リーヴ・シュレイバー
2019年/アメリカ/カラー/92分/PG12
配給:ロングライド
c2019 Gravier Productions, Inc.
https://longride.jp/rdiny/
★2020年7月3日(金)より公開中
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