2020年07月17日

ドキュメンタリー『はりぼて』取材(白)

7月16日(木)
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8月16日より公開予定の『はりぼて』五百旗頭幸男(いおきべゆきお)監督、砂沢智史(すなざわさとし)監督インタビューをしました。
富山市に開局したチューリップテレビが2016年から取材したドキュメンタリーです。五百旗頭幸男監督、砂沢智史監督は当時チューリップテレビの報道最前線にいました。市議会議員報酬10万円アップの要求をきっかけに、市議会議員の政務活動費の内訳を調査するために情報公開請求をし、砂沢記者とデスクは4300枚もの資料を確かめます。さらに疑惑の議員本人を追及、キャスターだった五百旗頭監督も果敢にインタビュー…市議会のドンと呼ばれる大物議員を筆頭に、次々と議員たちの水増しや架空請求が明るみに出ました。
結局14人のドミノ辞職が起きるまでになります。
前半あまりのことに笑ってしまうのですが、全く日本の縮図といっていいほど、今の国政に似ています。私たちもそれを許してきた土壌を作り、何もせずに見過ごしてきたのではないか?じゃあ何ができるのか?と後半は自分に問うことになります。
堅苦しいわけではなく、ブラックコメディとして観ても面白い作品です。書き起こししますので”しばし待たれよ”(白)

★インタビュー記事アップしました。こちらです。

『はりぼて』公式サイト
https://haribote.ayapro.ne.jp/

★映画の冒頭で砂沢記者に「10万円アップ(月収70万円となる)の根拠を説明する大物議員」が登場します。
これで他の自治体や日本の給与所得者の月収はいくらなの?と疑問が生じました。

年収についてはここに。30年間400万円台を推移しています。非正規雇用を増やして賃金を抑えているのも大きいはず。
物価や保険料の上がっている今の方がずっと生活は苦しいです。金利も低いし、円安の今ドル建てで諸外国と比較したら、もっと下がるでしょう。
posted by shiraishi at 10:49| Comment(0) | 取材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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