2020年07月23日

「存在を知ってもらいたい」2本(白)

『ブリット=マリーの幸せなひとりだち』 『パブリック 図書館の奇跡』の2本を有楽町で観てきました。不要不急の外出になっちゃうんでしょうか?私には必要なんです〜。そんな映画ファンで劇場は満席になっていました。定員半分以下なので収入も半分以下です。内容はリンクした作品紹介を見てね。
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原作本「ブリット=マリーはここにいた」(早川書房)も読みました。紹介所の女性とのやりとりがずっと続いたり、事件が起きたり、もっと起伏があります。ブリット=マリーの内心も詳しく書かれています。本と映画は別物、と思う人が読んでも面白いですよ。

『パブリック 図書館の奇跡』では寒波の夜にホームレスの人たちが図書館に居座ります。シェルターが満杯であふれた人たちですが、昼間いた女性はいないんです。年取った人や女性は優先されたのかな?エンタメ作品としても面白いし、社会派映画としても見ごたえがあります。
この2本に共通していたのが、「ここにいる」「存在している」と知ってほしいということでした。
逆に言えば「認めてもらえない」「関心を持たれない」のが人間として寂しい、辛いということなんですね。(白)




posted by shiraishi at 15:07| Comment(0) | 映画鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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