今年は、コロナ禍で外国からのゲストの来日がほとんどなくて、Q&Aはオンライン。
東京国際映画祭は、例年、一般上映の後に行われるQ&Aだけ取材させていただく形だったので、プレス上映との時間調整が結構大変でした。もちろん、日本映画は、例年通り舞台挨拶や上映後のQ&Aがあるのですが、事前申し込み制。ちょっと時間が出来たからといって、飛び入り参加はできません。しかも、人気の作品は取材も抽選。
私は、中東やインドを中心に予定を組んだので、邦画まで手が回らず、(白)さんたちにお任せ。
そして、期間中に少しでも映画の感想やQ&Aの報告を書こうと思っていたのに、何も書けないまま今日に至る・・・です。
何を観て、何をしたかだけ、ご報告♪ (備忘録!)
11/1(日)
9:45〜 @シャンテ Filmex
『イエローキャット』Yellow Cat
カザフスタン・フランス / 2020 / 90分
監督:アディルハン・イェルジャノフ(Adilkhan YELZHANOV)
カザフスタンの草原。ムショ帰りのケルメクの夢は、裏社会から足を洗って草原に映画館を開くこと。悪者から娼婦のエヴァを助け、彼らから奪った大金を持ってエヴァと共に映画館を作るために奔走します。なんともいえない間が可笑しかったです。
12:20〜@シャンテ Filmex
『消えゆくものたちの年代記』
パレスチナ / 1996 / 84分
監督:エリア・スレイマン( Elia SULEIMAN )
エリア・スレイマン監督本人やご両親が出演している長編デビュー作。ご実家のあるイスラエルのナザレで撮影したもの。十数年ぶりに観ましたが、鮮明に覚えているシーンがいくつもあって、私にしては珍しい!?
14:40〜@六本木 TIFF
『遺灰との旅』Ashes on a Road Trip
監督:マンゲーシュ・ジョーシー
インド/2020年/106分/マラーティー語
cNine Archers Picture Company, 2020
プネーに住む一家の家長が亡くなり、先祖の土地とパンダルプールの川に遺灰を撒くまでは遺書を読むなとの生前からの言葉に従い、遺族は車で遺灰を撒く旅に出ます。家長の秘密や家族の問題が露呈しますが、皆、遺書に書かれた遺産の配分を楽しみに先を急ぎます。思いもかけない結末に、遺族も観客も唖然!
『遺灰との旅』、シネジャのメンバー4人が観ていました。歌って踊っての場面がないインド映画で、金を巡る家族の物語は珍しくて、なかなかいいねと。もっとも、マラーティー語の映画では、こういうタイプのものが結構多いかも。
TIFFトークサロン インド映画『遺灰との旅』は、こちらで!
名古屋のミッキーさんと会うのは、半年ぶりくらいでした。以前は、こまめに映画を観に上京していたのに、コロナ禍で足が遠のいていたのです。go to トラベルを利用して、六本木1丁目のホテルが1泊 1800円位だとか。しかも朝食付! ミッキーさんは、福岡でも山形でもお安い宿を見つけるのが得意なのですが、それにしても安い! 私も泊まりたくなりました。