この2か月ほど、1年1回発行のシネマジャーナル本誌の編集に追われていたのですが、4月19日(月)に、やっと104号を印刷会社に入稿してきました。
4月28日に出来上がります!
2017年夏の100号までは、1年3回(もっと以前は4回)発行していたのですが、101号以降、1年1回の発行に切り替えました。
発行をいつにするかは、私の独断で4月末に決めました。
1年間の映画祭報告を中心にしつつも、4月1日のレスリー・チャン追悼記事を、あまりタイミングが遅くならないように掲載したいという思いがあってのことでした。
レスリー・チャン追悼記事を書いてくださる遠藤智子さんは、どんなことがあっても4月1日には香港にいらしていたのですが、さすがに去年も今年もコロナで無理。それでも、4月1日に何があったかを踏まえて4月10日までに原稿を書いてほしいと、かなりご無理なお願いをしていました。少し遅れて12日には原稿を届けられそうとのことだったのですが、仕事の大トラブルに巻き込まれたとのメール。遠藤さんは、社会的弱者やDV被害者などに寄り添う仕事をされているので、どうやら何かあったらしいと想像しました。
で、なんとか16日夜に原稿が届いて、19日に入稿となった次第です。
4月1日のレスリー・チャン メモリアルコンサートがいかに素晴らしかったかは、スタッフ日記に書いたのですが、遠藤さんからの原稿が届いて、あのコンサートがただただレスリーを追悼するものでなく、香港の生活に困窮した皆さんのためのチャリティイベントだったことがわかりました。
集まった収益は経費を差し引かずに惜食堂=Food Angelに寄付されたとのことで、なんと、170万ドルが集まったそうです。
これだけでなく、ファンクラブも「想您6575。張國榮18週年紀念活動2021」というチャリティイベントを開催。「有心人」生活用品包(生活必需品のキット?)、ランチボックス、果物などを401個配布したとのこと。「レスリーの優しさを継続し、善と美の光を広めるために」この活動に取り組んだのだそうです。
詳しいことは、104号の記事「≪想你 張國榮≫ 香港に行けないと具合が悪くなるのだった」をぜひお読みください!
思えば、香港に行くと、よくチャリティイベントをやっていました。
テレビでもやっていたし、大きなモールに明星(スター)が来るというので行ってみるとチャリティイベントだったということもありました。
そういったチャリティがすごく身近にある感じがしました。
そんな人たちが暮らす香港・・・ これからどうなっていくことでしょう。
2021年04月25日
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