4月末に発行したシネマジャーナル104号のうら表紙に画像を掲載した『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』。 1977年香港生まれで、アニタ・ムイに憧れて歌手となったデニス・ホー。2014年の「雨傘運動」を機に、香港ポップスのアイコンだった彼女が、香港市民の自由を守るために声を上げる一人のアーティスト/民主活動家へと変貌していく様を描いたドキュメンタリーです。
シネジャ作品紹介
天安門事件の起きた6月4日の翌日から、渋谷のシアター・イメージフォーラムで上映が始まりました。 上映期間中、シネマジャーナル104号の販売を委託することができました。
6月2日に、シアター・イメージフォーラムでインドのマラヤーラム語映画『ジャッリカットウ 牛の怒り』の試写が行われましたので、その折に納品。
『ジャッリカットウ 牛の怒り』は、昨年のアジアフォーカス・福岡国際映画祭で上映された作品で、コロナ禍で行くのを諦め、観られなかったのでした。福岡で観た名古屋のミッキーさんが、「とても風変わりな作品だった」と書いていたのですが、逃げた水牛を、村中の男たちが泥まみれになって追う、なんとも凄い映画でした。
『ジャッリカットウ 牛の怒り』も少しですが記事を掲載していることから、7月17日からの上映期間中、104号を販売していただけることになりました。
★シネマジャーナル104号には、上記2作品のほか香港とインド関係、下記を掲載しています。
香港:
『七人楽隊』ジョニー・トー監督他(東京フィルメックスで上映)
レスリー・チャン追悼≪想你 張國榮≫ 香港に行けないと具合が悪くなるのだった (2ページ)
インド:
『遺灰との旅』東京国際映画祭 マンゲーシュ・ジョーシー監督トーク報告
『マイルストーン』 東京フィルメックス アイヴァン・アイル監督Q&A報告
『青い空、碧の海、真っ赤な大地』 イスラーム映画祭6 安宅直子さんトーク報告
シアター・イメージフォーラムで映画をご覧の折に、お手にとっていただければ嬉しいです。
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