2021年08月01日
イランの絵本展でサヘル・ローズさんによる読み聞かせ♪ (咲)
7月24日(土)、「イランの絵本展vol. 8 切手と絵本」に行ってきました。
イランの絵本を紹介し続けている愛甲恵子さんによるボローニャ国際絵本原画展の関連企画。もう8年目です。
会場は、成増にあるCafe & Gallery Patina。
今回はサヘル・ローズさんを招いてのイベント「サヘルさんと絵本トーク」が企画され、せっかくならと応募。運よく当たりました。
イベントで1時からお店がクローズされるので、その前に展示をゆっくり見ながら、Patinaさんの美味しいランチをいただきました。愛甲恵子さんとのコラボランチが毎回楽しみ♪
チキンと林檎のホレシュ(煮込み)。ヨーグルトの和え物、トルシー(ピクルス)、美味しいご飯(ミントの葉が乗せてありました)にドリンク(マンゴージュースをチョイス)が付いて850円♪
額装された切手の数々・・・ 小さな芸術品ですね。
文通していたイランの女の子からの封筒によく貼られていた懐かしい薔薇の花の切手も!
ゆっくり絵本も眺めて、いったんお店を出て、2時からサヘル・ローズさん登壇のイベント。
密にならないよう、15名限定。
サヘル・ローズさんが登場したとたん、会場がぱっと明るくなりました。
小さいときに触れた絵本の物語の意味が大人になってわかることもあるとサヘル・ローズさん。まさしくそうですね〜
最近の絵本で、サヘル・ローズさんのお薦めは・・・
★「ジャーニー 国境をこえて」フランチェスカ・サンナ作 青山 真知子訳
戦争がはじまり、安全な国を求める母と子のながいながい旅。
サヘル・ローズさんの推薦の言葉
「ただいま」といえる故郷はありますか?
戦争が奪うのは命だけじゃない、笑顔も居場所も奪った。
それでも彼らは、そして私も生きようとしている。
★「かぜのでんわ」いもとようこ 作絵
岩手県大槌町に東日本大震災のあと設置された風の電話ボックスをモデルにした絵本。
映画『風の電話』(監督:諏訪敦彦)で、その電話の存在を知りました。
サヘル・ローズさんが、さわりを読んでくださいました。
映画と違って、絵本はたぬきの坊やが電話をかけるところから始まります。可愛い♪
後半は、日本語とペルシア語の両方で絵本「ノホディとかいぶつ」を読み聞かせしてくださいました。とても感情がこもっていて可愛くて、こんな風に物語を読み聞かせしてもらうと、心にいつまでも残るなぁ〜と思いました。
緑のオウムの絵は、愛甲恵子さんの手書き♪
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