10月31日(日)
今年は上映会場も多いですが、プレス試写の会場も数か所。六本木ならTOHOシネマズのビル内を移動していればよかったのですが、今年はビルが違うので、早めに移動しなくてはならないのでその分空き時間は多めになりました。去年のようにキツキツのスケジュールは組めません。一日に見られる本数が減って2,3本ずつです。夜は帰宅。それで本日は2本。
あとでうまく組み合わせればもう1本観られたなぁとわかりましたが遅し。
●『ザ・ドーター』(スペイン)コンペ部門
更生施設に入っているイレーネ。妊娠3ヶ月で、子どもの父親は服役中の窃盗犯。指導員のハビエルには子どもがなく、生まれた子をひきとる条件でイレーネの出産まで自宅で世話をする。脱走とその援助は罪になるので、警察も動き出す。
ハビエル夫妻やイレーネに「それは間違ってる」「不可能と思う」と言いたかった。
●『牛』(イギリス)ユース部門
ナレーションも解説もなく、牛に密着。ときどき人間たちの会話が聞こえます。
「牛って大きいなぁ」と今更ながら。牛乳は本来産んだ子牛のためのものです。実際に子どもを産むシーンあり、すぐに母子は離されて(互いに鳴いています)パンパンに張った乳房には子牛でなく搾乳機が吸い付きます。放牧してストレスを少なくすれば長生きするはずですが、狭いところでつなぎ飼育を続けると牛乳製造機と化し、ライフサイクルは短くなります。せいぜい5〜6年くらい? 牛の大きな黒い目を見ると、なんだか申し訳なくなります。もっと感謝して無駄にすることなく、いただきます。(白)
2021年10月31日
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