2021年11月07日

TIFF8日目(白)

11月6日(土)
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会場の一つ:HTC有楽町入口

●『ASU:日の出』(スリランカ)
裕福な夫と可愛い娘と何不自由なく暮らす美しい妻。待望の男の子を身ごもった直後にガンが見つかった。子どもを諦めることはせず、抗がん剤を拒み、治療は出産後から。病状は悪化して手の施しようがなく衰弱していく。
僧侶にわが身をささげ火に飛び込むウサギの話が語られます。日本にも同じ話がありますね。妻はウサギの絵を描いて遺します。
闘病の末亡くなった友人知人を思い出しながら観ました。

●『ちょっと思い出しただけ』(日本/松井大悟監督)コンペ
途中から入場して後半1時間ほど。
こういうラブストーリーのヒロインの伊藤沙莉さんて初めて見た気がします。22年早春公開予定。https://choiomo.com

●『一人と四人』(チベット)
きのう昼食後で居眠りしたところを見直して、安心したらまた寝てしまいました。
3本目は休憩タイムか(汗)。4、5本目はおかげ様にて復活。

●『ヴェラは海の夢を見る』(コソボほか)コンペ
手話通訳者のヴェラ。判事の夫が遺書も遺さず自殺した。葬儀の後、夫の従兄から彼に管理を任せていた郊外の家を「夫からもらう約束だった」と言われる。
ヴェラは最初頑として断りますが、身の危険を感じるようになります。同時に唐突な自殺の真相が明らかになっていきます。ヴェラの夢見る海は自由の象徴?夢でも見なきゃ人生やっていけないのだ。

●『リベルタード』(スペイン)ワールドフォーカス
ノラは15歳。祖母の住む別荘に家族で訪れ、リベルタ―ドと出会った。コロンビアから出稼ぎにきている家政婦の娘で、母親と離れて奔放に育っていた。同じ年頃なのにずっと大人びている彼女は、ノラを禁じられている夜の街に連れ出す。

全部観終わったわけではないけれど、女性監督作品で現状に口をつぐむのでなく戦うヒロインの映画が印象に残りました。(白)

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ミッドタウン6F広場:トーク会場は撤収されたところでした。

posted by shiraishi at 00:00| Comment(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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