『中村屋酒店の兄弟』取材のため、渋谷へ。前の晩に持って行くものをそろえておいたので、さっさと出かけました。初めて行く場所のときは迷うことも考えて早めに出ます(すごい方向音痴なのです)。おまけにいまだガラケーなので、いつもGoogle地図で調べてから印刷していきます。縦でなく横位置で印刷して、いざ近くまで行って見たらありゃ?肝心の場所がどこだかわかりません。印刷の向きが違って目的地が切れたのに気が付かず。宣伝さんに電話して、今いる場所を知らせました。宣伝さんも取材先へ急ぐところで、着いたら準備をしなければなりません。返事が来るまで自力で探そうと、通りすがりの人に聞いてなんとかたどり着いたら、宣伝さんビルの玄関で心配して待っていました(すみません)。
スマホの地図で探して、親切に教えてくれた女性は指さした方向が残念ながら「逆」でした(私もやってしまいそう)。進んでもそれらしいビルはないしこんなに遠くなかったはず、と困っていたら駐車メーターの係員さんが!地獄で仏!「こっちじゃなくて、反対だよ」と正確に教えてくれました。最初に行きついた場所からすぐでした。
方向音痴な私が迷うたびに探すのが、交番のほか郵便配達の方と宅配のお兄さん。もう一人頼りになる人が増えました(出る前にちゃんと地図を確かめなさい>自分)。
(C)「中村屋酒店の兄弟」
さて、取材場所で初めてお目にかかった白磯大知監督(俳優でもあります)、主演の藤原季節さん、長尾卓磨さん。みんなマスクしていますが、長身の長尾さんはすぐわかります。私ったら若い白磯監督と季節さんを間違えてしまいました。季節さんの出演作は殆ど観ているのに、あの綺麗に山型の唇がマスクで隠れていたので、髪型で黒づくめの監督を季節さんかと思ってしまい、季節さんに向かって「あれ、監督はこの後ですよね?」と言ってしまったのです。「僕、俳優です」「あ!」と驚いたら「派手な監督だなと思ったんです」と心の声が漏れてしまい、爆笑されました。あ―恥ずかしい!!
気を取り直して、短い取材時間を目いっぱい使いました。すぐに白磯監督の取材に別の部屋へ。同じ時間を今度はお1人なのに、やっぱり時間切れ。うーん聞き足りなかった!またお目にかかれますように。映画は初監督作と思えない仕上がりで、家族間の距離の優しさ、切なさ、消えていくものへの愛おしさも描かれています。3月4日公開の前の週にはインタビュー掲載できるようまとめます。
3日に豆まきしたのに、何かと失敗の多い1日でした。自分がうっかり屋でそそっかしいせいです。鬼のせいじゃありません、はい。(白)
★まず藤原季節さん、長尾卓磨さんインタビュー記事アップしました。
こちらです。