2023年02月05日

節分の日にマフマルバフ監督の懐かしい3作品 (咲)

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2月3日(金)節分。
3年ぶりに高幡不動尊で豆撒きが行われるとわかり、11時の回を目指して家を出ました。
奥の院から年男の方たちが本堂まで歩いて入場されるのに、ぎりぎり間に合いました。お目当ての寺泉憲さんの姿も。以前は豆を手渡しで沿道の人に振舞っていたのですが、さすがにそれはありませんでした。勢いよく豆を撒いたアレックスさん、イケメン! 

いつもより人出が少なめで、前の方に立っていたのですが、豆のシャワーを浴びることができました。肩にかけていたカバンにも結構たくさん豆が入ってました。福がきますように♪

豆撒きのあと、「イラン映画を福岡の宝物に(AIFM)」プロジェクト東京上映会を目指してアテネフランセへ。
1時半過ぎに着いたのですが、2時半からの上映を待つ人がすでに10人程。
平日の昼間の回から、多くの方がいらして、イラン贔屓の私には嬉しい限りでした。

今回の特集は、DCP化されて福岡総合図書館に収蔵される5作品の上映会。
この日上映されたモフセン・マフマルバフ監督の3作品
『パンと植木鉢』『ワンス・アポン・ア・タイム、シネマ』『サラーム・シネマ』は、どれも数回観ているのですが、時を経て観ると、あらたな発見があって、やっぱり大きな画面で観るのは格別でした。

『パンと植木鉢』 
1996年/カラー/78分
雪のテヘランやヤズドのバーザールが懐かしい!
警官役の男性は、『サラームシネマ』でごつい顔をして印象深かった人でした。

『ワンス・アポン・ア・タイム、シネマ』
1992年/カラー/モノクロ/92分
いろいろな映画の場面が織り込まれているのですが、『牛』の名場面が入っていたのをあらためて確認。

『サラーム・シネマ』
1995年/カラー/81分
今は映画博物館になっている邸宅に集まる大勢の映画出演希望者たち。
その後『ギャッベ』の主演に抜擢された女性は、外国にいる恋人に会いたいために映画に出たいと語っていました。

そして、この日のお目当ては、18:00からのショーレ・ゴルパリアンさんのトーク。
1時間以上にわたって、イラン映画の歴史を語ってくださいました。
翌日、特別上映されるアボルファズル・ジャリリ監督の『グリーン、ホワイト、レッド ―イラン映画の歴史を求めて―』で、さらに詳しくわかりますと宣伝されました。

充実の一日でした。

翌日の『グリーン、ホワイト、レッド ―イラン映画の歴史を求めて―』と、ロンドンにいるマフマルバフ監督のオンライントークは、さらに充実でした。
また後日報告します!



posted by sakiko at 19:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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