2023年12月17日
東京ジャーミィで世界平和を願いました (咲)
西アフリカに行ってきました!
・・・と言いたいところですが、ここは代々木上原の東京ジャーミィ。
12月6日(水)〜12月21日(木)の期間、モスク隣接のトルコ文化センター2階で澁澤幸子さん写真展「イスタンブルのモスク」が開かれていて、この写真は、12月10日 (日) 1時からの澁澤幸子さんの講演会「モスクとは」に行った時のもの。
実は、ご高齢の澁澤幸子さん、立ったまま元気にお話しされていたのですが、1時間ほど経ったところで急に座り込まれてしまいました。講演会はそこで中止になったのですが、その後、どうされていらっしゃるのか心配です。
心配しながら、写真展をゆっくり拝見。イスタンブルに3000位あるというモスクの中から、あまり有名でないモスクを選んでの写真展。解説もたっぷりあって、興味を惹かれました。
写真展を観終わって、モスクに行ったら、ちょうど3時の集団礼拝が始まりました。
2階の女性席から眺めていたら、1階に西アフリカと思われる衣装の男性が何人もいらしてました。
終わって出てきたところで、日本人女性とアフリカの男性の結婚式があったことがわかりました。それが上記の写真という次第。
新婦の方に、長老の男性が、「イスラームではお母さんが一番大事。おおいばりで暮らしてください」と語っていました。(母になれなかったら、どうなるの?という思いが、ちょっとよぎりました)
12月15日(金) かつて埼玉の与野にあった中東ミニ博物館の常連仲間のお一人が先日80歳を迎えられたのをお祝いして集まることになり、澁澤幸子さんの写真展と金曜礼拝を目的に東京ジャーミィで集合。
ところが、写真展は金曜日閉館でした・・・
(場所を決めた私、申し訳ない限り)
12時45分から金曜礼拝が始まりました。
続々人が集まって、外にもお祈り用の絨毯風のビニールシートを敷き詰め始めました。
友人がスカーフを忘れてきたというので、いつもなら正面入口を入ってすぐのところにおいてある貸し出し用のスカーフを取りに行こうとしたのですが、この日はそこから女性が入れませんでした。
女性専用の入り口は、モスクの右端にあって、2階の女性席にはミナールにあがる狭い螺旋階段をあがっていきます。
この日は、2階も結構混みあっていました。
イマームがミンバル(説教壇)の上からアラビア語でお話しを始めました。ムスリムの皆さんはわかるのかなぁ〜と思っていたら、その後、トルコ語、日本語、英語でも説教をされました。 日本語の時には触れなかったのですが、その前のところで「パレスチナ」と聞こえた部分がありましたので、きっと今の状況について触れられたのだと思います。
日本語の部分では、「お互いを憎むことなく敬い平和な世界」をといったことをお話しされていました。
この日の集団礼拝にも、ほんとにいろいろな国の方が集っていました。
ムスリムだけでなく、全世界の人々がこうして共に気持ちを同じにすることができるはず。
なんとか平和共存できる社会になってほしいものです。
★これまでにシネジャで紹介してきたパレスチナ関連の映画の記事をまとめてみました。
どの作品も平和共存を願ったものです。
パレスチナとイスラエル関連の映画を紹介したシネマジャーナルの記事
http://cineja4bestfilm.seesaa.net/article/501777237.html
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