2024年04月21日

「DVTプラットフォーム」って何?(白)

4月9日(火)雨

宣伝さんからご案内をいただきました。読むと、新しい映像配信の紹介らしい。DVT(DigitalVideoTrading /デジタル・ビデオ・トレーディング)「Roadstead」がスタートするという記者会見。え〜、それは何?何?と雨の中出かけてきました。会場は墨田区菊川駅からすぐの映画館ストレンジャーです。本誌編集真っ最中で報告が遅れてすみません。

まずサービスを提供する”株式会社ねこじゃらし”代表:川村 岬さんのカンファレンスがありました。これまでになかった新しい流通形態がおぼろげに見えてきました。
これまでの配信と違うのは、一方向「コンテンツを配信する→購入して観る」で終わりではないことです。限定数のコンテンツを購入した人がコレクションするだけでなく、オーナーとなって二次利用(リセール・レンタル・スタニング)ができること。それで得た収益は自分とクリエイターが半分こになること・・・。自分の推し作品・クリエイターを応援することにつながって行きます。

フォトセッション_3shot.jpg
川村 岬氏、黒沢清監督、岡本英之氏 (c)Roadstead

全世界へ向けて4月12日から正式に発足したRoadstead。販売もスタートするオリジナル第一弾は黒沢清監督の映画『Chime』、そのお披露目もかねています。鑑賞後、川村 岬さん、黒沢清監督、岡本英之プロデューサーお三方のトーク。ねこじゃらしは黒沢監督の『スパイの妻』制作に携わっており、岡本英之プロデューサーの推薦で最初の作品は黒沢監督作でとなったとか。
黒沢監督が怖いものを思い浮かべて、ステンレス器具や包丁、殺されるかもしれない、殺すかもしれない・・・などいろいろ詰め込んでできた作品だそうです。Q&Aでは記者席から質問が飛んで関心の高さがうかがえました。
Roadsteadは販売作品を募集中。クリエイターからたくさん出品されて、活発になるといいですね。

Chime_Poster.jpg
(c)Roadstead

★『Chime』(45分/4K)
 価格:オーナーライセンスは99USドル(14850円)全世界999個限定。
 販売期間:4月12日(金)19時〜5月11日(土)23時59分まで世界同時販売。売り切れ次第終了。
 購入特典:メイキングドキュメンタリー「料理人たち」(金允洙監督/63分)、デジタルポスター
☆二次利用 利用開始日時:2024年5月13日(月)・午前0時00分〜

【Roadsteadサービスサイト】
https://roadstead.io/
【Roadstead 公式 SNS】

 Instagram アカウント:roadstead_io
公式サイト:https://roadstead.io/chime


第一弾作品『Chime』はピンポ〜ン♪というあのチャイムがキーになるスリラーです。吉岡睦雄さんが料理教室の講師として主演。初めはちょっと変だな? すごく変! みんな変!!と怖さが増幅していきます。
第74回ベルリン国際映画祭正式招待作品。(白) 
posted by shiraishi at 13:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 取材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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