2024年10月13日

文化の秋 ペルシア書道・詩・音楽 そしてガザを憂う写真展(咲)

10月に入っても蒸し暑い日々が続きましたが、やっと秋らしい気候になりました。
魅力的な催しの案内が目白押しで、大忙しです。

10月10日(木)
PXL_20241010_041616794.jpg
横浜・鶴見駅近くのサルビアホール ギャラリーで、高校の同級生・副島辰英さんの「行きたい街の風景画展」に、同級生5人で伺いました。
定年退職してから描き始めたそうで、1か月1作品が目標。5年間に描きためた素敵な絵が並びました。ほとんどがヨーロッパの街でしたが、案内葉書になったのはモロッコのシャウエッセン。行ったところだけでなく「行きたい街」の風景。旅心をそそられました。

皆でランチしながらおしゃべりした後、鶴見から一駅、川崎での「アルアル書道展」(アラビア、モンゴル、ペルシア、ハングルの書道展)にハシゴしました。
ペルシア書道家・角田ひさ子さんの生徒さんたちの作品展。
PXL_20241010_065949318.jpg
今年の2月からインド・ムンバイで仕事している友人の毛利奈知子さんもインドから出展。
アラビア、モンゴル、ハングルの書道も面白かったです。

10月12日(土)
oct12 TUFS sheire farsi.jpg
東京外国語大学で、日本詩人クラブ主催の「言の葉を紡ぎ自由を希求するーペルシア詩人たちからのメッセージ」
第一部では、東京外国語大学ペルシア語専攻教授・佐々木あや乃さんによる講演「ペルシア文学へのいざない」のあと、来日されたモハンマド・デフガーニー博士による講演「ルーミー、自由の人」と東京外国語大学特定外国語教員ナスリーン・シャキービーモムターズ博士による現代詩人アフマド・シャームルーについての講演。
第二部では、イランのお二人による詩の朗読(日本詩人クラブの方による和訳朗読も)と、岩崎和音さんによるサントゥール、深海あいみさんによる箏曲の演奏。
特に、サントゥールと共に聴く詩の朗読に酔いしれました。

PXL_20241012_035509570.jpg
東京外国語大学 研究講義棟1階ガレリアで開催中の「ガザ・フェイス――わたしたちは数じゃない! GAZA FACES, NOT JUST NUMBERS!」の第1回ポスター展を覗いてきました。
10月21日(月)まで開催。時間は午前8時から午後8時まで。
PXL_20241012_035824294.jpg
映画『ガザ=ストロフ -パレスチナの吟-』のケリディン・マブルーク監督とサミール・アブダラ監督が中心となって運営する国際的プロジェクト。主流メディアでその姿が映し出されず、死者数としてしか報道されない、パレスチナの人々の人間性を世界に伝えることを目的としたものです。
写真に映る人、一人一人のプロフィールや、どこでどのように亡くなられたかが詳しく書き添えられていて、涙。

PXL_20241012_081624271.jpg
飛田給行きのバスまで時間が少しあったので、図書館を覗いてみたら、『香港残響』刊行記念「ことばと写真」展が開かれていました。
香港の状況も悲しい・・・



posted by sakiko at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック