2024年11月04日

第37回東京国際映画祭その2(白)

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青空が広がった有楽町

11月1日(金)
『イヴォ』ドイツ/ウィメンズ・エンパワーメント
介護士の女性と患者さんたちの交流。聖人君子であれとは言わないまでも、自分が患者だったとしたらこれはイヤだな。
あとの2本は、平和が続いた日本では想像しにくい悲痛なドラマ。

『春が来るまで』イラン/アジアの未来
『シマの唄』アフガニスタン/アジアの未来

11月2日(土)
『英国人の手紙』ポルトガル/コンペ
アンゴラってどこだっけ?と思いつつ、砂漠を旅する詩人の日々を観る。おしまいまで珍しく眠気もささず。
女性たちがまとうカラフルなプリント布にくぎづけ。

『ペペ』ドミニカ/ワールドフォーカス
ペペはカバの名前。ナレーションの字幕が「我は・・・」と始まったので、想像していたのと違うと知る。

早めに帰宅して週末の作品紹介を準備。オンライン試写を観直すので時間が足りない〜。
アニメーション『Flow』のギンツ・ジルバロディス監督の前作一人で時間をかけて制作した『Away』がAmazonプライムにあったので(U-NEXTにも)、さっそく拝見。台詞なしで進行、静かで想像力が必要なのは同じ。新作は背景や水の描き方など技術も経費も格段に違いました。どちらも好み。

11月3日(日)
『灼熱の体の記憶』コスタリカ、スペイン/ウィメンズ
高齢女性たちが、昔は口に出すことはタブーとされてきた性の話を打ち明ける。
体現するのは女優。今は一番自由で幸せと言えるまでの辛かった年月が長い。タイトルはちょっと離れている気がする。

『孤独の午後』スペイン/ワールド
人気闘牛士たちが、舞台裏で準備するようす、闘牛場でのスリリングな場面が最初から最後まで。もうスペインで観なくてもいいくらい。
けしかけられた挙句殺される牛が哀れです。ゴージャスな衣装や、目にすることのない着替えのようすが見られました。刺繍たっぷりの重い衣装(牛の攻撃から守る?)を着たり、脱いだりするのを男性が手助けしていました。和服の着付けと通じるところがあります。
☆探したら、こんな動画を見つけました。14年前のものでスペイン語。字幕はありません。
posted by shiraishi at 02:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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