2019年04月04日

4/3「ベトナム映画の夕べ」@アテネフランセ(白)

IMG_1073.jpg


1.ベトナム映画史 南北の歴史から紐解く 
  坂川直也さん
2.ベトナムアクション映画の興隆 ゴ・タイン・バンを中心に 
  坂川直也さん
3.鼎談 ベトナム娯楽映画の魅力(写真)
 夏目深雪さん、坂川直也さん、宇田川幸洋さん、浦川留さん

休憩をはさみつつ、50分ずつのレクチャーでした。情報量が多い!濃い!
ゴ・タイン・バン(ヴェロニカ・グゥ)は女優、監督、製作と多才な人。なくなったアニタ・ムイのような姐さんっぽい雰囲気のある美人です。それまでベトナムにいなかったアクションのできる女優さんで、映画製作会社を持ち、後輩を育てているそうです。
この面子ですので、50分では時間が足りなかったかも。

『漂うがごとく』『ベトナムを懐(おも)う』は新宿のK’sシネマで上映中。
4/7(日) 『漂うがごとく』14:30の回 終了後 ゲスト出演があります。
【ゲスト】9Flowers & Ni Ni (ベトナム人ダンスユニット)
 アオザイの似合う美女グループです。(白)
posted by shiraishi at 21:55| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「樹木希林 遊びをせんとや生まれけむ展」を見る(白)

渋谷西武7階、7日(日)まで開催中。混んでいます。
大人600円。
希林さんの子どものころからのプライベート写真、自宅の写真、お気に入りのもの、映画のスチールなどなど。
自筆の手紙にそえられた自画像を上手いなぁと見ていました。
旅のスケッチ帳が開かれてあり、そこにささっと描かれたらしい街角の絵。
プロフィールのどこにも絵をならったとはないので、お好きだったのでしょうか。
IMG_0965.jpgIMG_0970.jpg
着物や衣装もあって、こだわりの人だったのが見てとれます。
私はずいぶん前に、巣鴨の御餅屋さんで着物姿の希林さんの後ろに並んだことがありました。
そのときは着物を見ていて気づかず、自分の番になったときにお店の人に「希林さんよ」と教えてもらったのでした。ダスティン・ホフマン来日(2013)のときも着物で、ほっぺにチュ!とされて照れていたのを思い出します。亡くなってからいろいろ本や記事を目にしますが、魅力的な人でした。

会場は撮影可でしたので、文字がたくさんのパネルも人混み切れたときにパチパチたくさん撮ってきました。
後でゆっくり見直そうっと。(白)
posted by shiraishi at 11:44| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月15日

天井のない監獄ガザから来日した3人の画家 (咲)

パレスチナ自治区のガザ地区から3名の画家が来日し、帰国前日の2月28日(木)、東京大学東洋研究所でギャラリー・トークが開催されました。
DSC_1596 gaza s.JPG

来日された3人の画家(写真 左から)
Mohammad Al-Hawajri(モハンマド・ハワージリ)氏:1976年、ガザの難民キャンプ生まれ
Sohail Salem(ソヘイル・サーレム)氏:1974年、ガザ生まれ。
Raed Issa(ラーエド・イーサ)氏:1976年、ガザの難民キャンプ生まれ

3人は、画家 上條陽子氏が代表を務める「パレスチナのハート・アートプロジェクト」の招聘により来日されたのですが、実現したのはまさに奇跡。イスラエルの占領下にあるパレスチナの中でも、ガザ地区は壁に囲まれ、2か所の検問所からしか外に出ることができないのです。
DSC_1643 gaza s.JPG

(写真:ガザ地区の模型。状況がよくわかる優れものでした。)
ビザを取得するのに、本人がテルアビブの日本領事館に行くこともできず、人に頼んで4か月かかって取得。エジプト側のラファハゲートが10日ぶりに開いて、ようやく出国。シナイ半島からカイロ空港まで、実に40か所もの検問所を通過し、深夜に到着。翌日のフライトで日本へ。
元々、1月17日よりの相模原での交流展期間中に来日するべく航空券も用意して送っていたのに、ビザが間に合わず無効になり、買いなおしたとのこと。

映像で3人の作品が紹介されました。
DSC_1627 red carpet s.JPG

「レッドカーペット」のタイトルで、ガザの様々な場所にレッドカーペットを敷いた絵を描いているハワージリさん。ガザの海辺に建てたドアとレッドカーペットには、外国からのお客様を歓迎する意味と、殉教した方たちを追悼して送り出す意味を持たせているとのこと。
また、イスラエルの爆撃で瓦礫となった自宅のアトリエで、絵を描き続けるイーサさんの姿からは、何があっても屈しない精神を感じさせられました。

その後の3人の長いトークからも、物資も人も出入りが厳しく制限されているガザの実態がひしひしと伝わってきました。もはや人間性を保つのは限界にきていると感じました。

質疑応答の時に、『オマールの壁』『歌声にのった少年』などの映画を観たかどうか、観たならば、どう思われたか?と質問してくださった方がいました。
この問いに対しては、サーレム氏が代表して、「実はガザには映画館はなくて、新三日月社のホールで上映されることはあります。私はネットで観ました。『歌声にのった少年』は、ちょっと誇張があって事実と違うところがあります。『オマールの壁』は、気に食わないところもあります。でも、ハニ・アブ=アサド監督がパレスチナの映画人として世界で評価されていることはとても嬉しく思っています」と答えました。

最後に、「明日また自由のないガザに帰ります」という言葉でトークは終了しました。
いろいろなことを考えさせられた3時間でした。

彼らの発言をもっとちゃんとレポートしたかったのですが、結局、時間だけが経ってしまいました。これ以上、遅くなってもと、簡単ですが報告させていただきました。



posted by sakiko at 22:25| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月25日

映画『ずぶぬれて犬ころ』クラファン中です!! (千)

safe_imageNSSFL7F1.jpg

映画『ずぶぬれて犬ころ』劇場公開支援のクラウドファンディングがスタートしてます!! 監督の本田さんからご案内が届きました。どのような思いでこの映画を作ってきたのか、これから何をしようとしているのかは、クラウドファンディングのサイトに書いてあります。ご一読いただければと思います。また、ご支援いただけますなら幸いです。 (監督・本田孝義)

https://motion-gallery.net/projects/zubuinu-jouei

私も真似して自由律俳句を詠んでみたんです。
作品紹介の中に、ねじりこませました、笑 (千)
http://cinejour2019ikoufilm.seesaa.net/article/464161329.html


posted by chie at 00:00| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月24日

「食の宝庫キルギス」出版記念ランチ会 (咲)

2月23日、キルギスはおいしい 「食の宝庫キルギス」出版記念ランチ会へ。
会場は、祖師ヶ谷大蔵のギャラリーカフェ ジョルジュ。
DSCF7924 320.JPG
著者である、おいしい中央アジア協会 専務理事の先崎将弘氏の講演会付き。
(キルギスといえば、山高のフェルトの帽子”カルパック”をかぶっての講演でした。)

先崎将弘著「食の宝庫キルギス」群像社刊 
ISBN978-4-903619-91-0 C0339  900円(税別)

中央アジア5カ国のうち、ウズベキスタンとタジキスタンには行ったことがあるけど、キルギスは未踏。お料理も初めて。

映画『山嶺の女王 クルマンジャン』(サディック・シェル・ニヤーズ監督/2014年)、『アンダー・ヘヴン』(ダルミラ・チレプベルゲノワ監督/2015年)、そしてアクタン・アリム・クバト監督の『あの娘と自転車に乗って』(1998年)、『明りを灯す人』(2010年)、『馬を放つ』(2017年)などで、キルギスというと高い山々に囲まれた草原の国、そして遊牧民が主体の国というイメージを持っていました。
日本人に風貌のよく似たキルギス人の人口比率が高いのですが、ウズベキスタンに近い地には定住民のウズベク人もいるし、沿海州から強制移住させられた朝鮮族や、中国に近い地には、中国から移住してきた回族をルーツにする民族もいて、実は多民族国家。旧ソ連なのでロシア人もいます。

今回、用意してくださった料理も、バラエティに富んでいました。
料理人は、青年海外協力隊でキルギスで料理指導をしていた酒庭伊織さん。
DSCF7922 320.JPG
遊牧民の小麦料理から、ベシュバルマク(茹でた麺の上に、羊・馬・牛などの肉を乗せたご馳走料理。今回は牛肉:写真上)とボルソック(揚げパン)写真下の一番手前。キルギスでは、宴会の時、お皿とお皿の間に埋め尽くすようにボルソックを敷き詰めるそうです。

定住民の料理からディムダマ(肉と野菜の蒸し煮、肉じゃが風)。写真下の手前から3番目のお皿。
水の少ないウズベキスタンの水を使わないお料理。キルギスは水は豊かですが、と先崎さん。
DSCF7917 320.JPG
少数民族の料理から、ドゥンガン人のアシュリャンフー(じゃがいものでん粉をゼリー状に固めたものを酸味のあるスープでいただく冷たい麺料理)写真上の手前から2番目。

この、ドゥンガン人、19世紀の清朝時代の中国西北部の回族が太平天国の乱に呼応して蜂起したものの鎮圧され、当時ロシア帝国領だった中央アジアに逃れた民族集団。元々漢語を使っていたのが、ニコライ2世よりキリル文字を与えられ、今では漢字を解さないとのこと。現在、カザフスタンとキルギスに居住。リャンフーは、漢字だと「涼粉」。アシュは料理。ペルシア語でも、アーシュは料理のこと。(スープの総称もアーシュです。)
お酢がきいて、少し唐辛子も入って、とてもさっぱりした味。これは初めて経験した料理でした。

お料理も映画と同様、その国の文化や歴史を知ることのできるツールなのだと実感した催しでした。

この後、グリーンイメージ国際環境映像祭の『黄金の魚 アフリカの魚(仮題)』に間に合うように移動。
この映画では、西アフリカでの人の移動についても語られていて、いろいろな事情で人が生まれた地を離れなければならない歴史が繰り返されていることを思いました。

posted by sakiko at 22:23| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする