2024年01月28日
『フィリピンパブ嬢の社会学』と『瞼の転校生』取材(白)
1月24日(水)
白羽弥仁(しらは みつひと)監督と原作者の中島弘象(なかしま こうしょう)さんの取材日。お二人一緒のインタビューです。
2018年、中島さんの実体験を書いた原作を読んだ監督が4年がかりで映画化したものです。試写を観た後に、原作を読んでみましたら、できごとがかなり忠実に描かれていました。映画に全部は盛り込めないのでもちろん取捨選択します。細部は中島さんの著書「フィリピンパブ嬢の社会学」(新潮新書)をご覧ください。その後を書いた「フィリピンパブ嬢の経済学」も出ています。
前田航基さん、一宮レイゼルさんら、俳優さんの好演もあいまって、ドキュメンタリーのようにリアルに思えました。
2月17日(土)より公開
https://mabuhay.jp/
◎インタビュー掲載しました。こちらです。
1月25日(木)
前日の取材の後、試写に駆け付けて観たばかりの『瞼の転校生』関連イベントが川口市のskipシティで開催されました。終了後、藤田直哉監督インタビュー。試写のときにちょっとお話できたので、その続きから。
大衆演劇の劇団で育った中学生の主人公は、一ヶ月間の公演ごとに転校をくりかえしています。「すぐいなくなるから友達はいりません」と担任に告げるのですが、公演を観てもらいたい友達ができます。
少年の成長物語が主軸ですが、大衆演劇好きの私には劇団の楽屋など内側が見られてお得感マシマシでした(笑)。大衆演劇を観たことのない方、入門編にどうぞ!
3月2日(土)より公開
https://mabuta-no-tenkousei.com/
◎インタビュー掲載しました。こちらです。
イベントでは映画に協力した劇団美松の役者さんたちが、劇中劇として登場する「瞼の母」のお芝居と舞踊ショーを披露。書割も大道具もありませんが、ちゃんと想像させます。松川小祐司座長の津軽三味線も聴けて嬉しいひとときとなりました。
前述のように劇団はひと月ごとに劇場を替えて公演を行います。次に観劇できるのはずっと先になるので、見そびれた劇団の公演を観ておこうと月末は忙しいです。原稿をいくらか片付けないことには出かけられません。う〜〜。
(白)
2023年08月06日
8月6日『夢みる校長先生』トークへ(白)
広島原爆忌です。78年経ちました。
「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」という碑文が毎年紹介されます。
市民局 国際平和推進部 平和推進課の説明によりますと
「すべての人びとが原爆犠牲者の冥福を祈り、戦争という過ちを再び繰り返さないことを誓う言葉であり、過去の悲しみに耐え、憎しみを乗り越えて、全人類の共存と繁栄を願い、真の世界平和の実現を祈念する「ヒロシマの心」が刻まれているものです」
この誓い、祈りは今もちゃんと守られているでしょうか。
5日に公開された『夢みる校長先生』のトークを取材にシネスイッチ銀座に行ってきました。シネジャ作品紹介はこちら。
昨日は出演した校長先生たちが揃って登壇されたのですが、所用で行けず、尾木ママこと尾木直樹さんゲストの今日拝聴しました。
オオタヴィン監督との対談は上映の間の20分ほど。
その中で尾木ママが先にあげた碑文のことに言及。また、子どもファーストでなくてはいけない、子どもの権利についてこういう本があります、と掲げた絵本が「ようこそ、こどものけんりのほん」(白泉社)。やさしいことばで大事なことが書かれています。
映画は「教員採用試験」を受ける人に見てもらいたい、と製作と宣伝のまほろばの方がおっしゃっていたとおり、先生になりたい若い人たち、今先生をされてて疲れていらっしゃる方々は特に!ぜひご覧ください。
「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」という碑文が毎年紹介されます。
市民局 国際平和推進部 平和推進課の説明によりますと
「すべての人びとが原爆犠牲者の冥福を祈り、戦争という過ちを再び繰り返さないことを誓う言葉であり、過去の悲しみに耐え、憎しみを乗り越えて、全人類の共存と繁栄を願い、真の世界平和の実現を祈念する「ヒロシマの心」が刻まれているものです」
この誓い、祈りは今もちゃんと守られているでしょうか。
5日に公開された『夢みる校長先生』のトークを取材にシネスイッチ銀座に行ってきました。シネジャ作品紹介はこちら。
昨日は出演した校長先生たちが揃って登壇されたのですが、所用で行けず、尾木ママこと尾木直樹さんゲストの今日拝聴しました。
オオタヴィン監督との対談は上映の間の20分ほど。
その中で尾木ママが先にあげた碑文のことに言及。また、子どもファーストでなくてはいけない、子どもの権利についてこういう本があります、と掲げた絵本が「ようこそ、こどものけんりのほん」(白泉社)。やさしいことばで大事なことが書かれています。
映画は「教員採用試験」を受ける人に見てもらいたい、と製作と宣伝のまほろばの方がおっしゃっていたとおり、先生になりたい若い人たち、今先生をされてて疲れていらっしゃる方々は特に!ぜひご覧ください。
1989年国連が定めた「子どもの権利条約」では18歳未満を子ども・児童と定義。日本は1994年に批准。
4つの原則
・差別の禁止(差別のないこと)
・子どもの最善の利益(子どもにとって最もよいこと)
・生命、生存及び発達に対する権利
(命を守られ成長できること)
・子どもの意見の尊重
(意見を表明し参加できること)
今年4月1日「子ども家庭庁」が発足しました。
https://www.cfa.go.jp/top/
子ども基本法(子どもの権利条約を取り入れています)
https://www.cfa.go.jp/policies/kodomo-kihon/
2023年07月16日
『ウムイ 芸能の村』初日トーク(白)
7月15日(土)
沖縄の伝統芸能を守る人たちを活写した『ウムイ 芸能の村』が、ポレポレ東中野での公開初日を迎えました。
やっとオンライン試写を見終えて、トークに間に合うよう慌てて劇場に向かいました。
ダニエル・ロペス監督(左)とゲストの写真家エバレット・ケネディ・ブラウンさん(右)が登壇。このお二人は同時期に撮影をしていたのだそうです。ロペス監督はこの映画を、ブラウンさんは写真集の撮影。共通の友人もいて、大好きな沖縄で出会い、しかもお互いの作品のタイトルが同じ「ウムイ」だというのにご縁の深さを感じます。
日本人ではないお二人が、流ちょうな日本語の沖縄トークで盛り上がっているのは不思議な感じでした(笑)。沖縄はいつも戦争や基地の話題でニュースになりますが、いつもの沖縄の日常を撮影したかったそうです。その中に息づいている芸能に携わっているいろいろな人たちをリスペクトした作品です。あっというまに時間がたってしまったので、あの後もお話の続きがあったのではないでしょうか。監督は19日(水)まで、連日舞台挨拶に登壇予定です。こちら。
トークの書き起こしできました。こちら。
(白)
2023年06月11日
『めんたいぴりり パンジーの花』舞台挨拶(白)
6月9日(金)
新宿バルト9へ。
『めんたいぴりり パンジーの花』公開記念舞台挨拶がありました。
2019年1月に公開された『めんたいぴりり』の第2弾です。子役さんたちは大きくなったので、交代です。
おなじみのスケトウダラの妖精役の博多大吉さん、「ふくのや」店主夫妻役の博多華丸さん、富田靖子さん、従業員八重山徳雄役の瀬口寛之さん、本作のゲストたこ焼き屋さんツル役の余貴美子さん、あつし役の森永悠希さん、江口カン監督が次々と登壇しました。
ご当地ネタや撮影の裏話も出て楽しかった挨拶の書き起こし中です。もう少しお待ちくださいませ。(白)
できました。こちらです。
(c)2023「めんたいぴりり」製作委員会
https://mentaipiriri.com/
2023年06月04日
『光をみつける ヴァイオリニスト穴澤雄介からのメッセージ』舞台挨拶(白)
6月3日(土)
台風の雨がやっと上がって、やれやれと恵比寿へ向かいました。5月30日からここの「東京都写真美術館ホール」で、『光をみつける ヴァイオリニスト穴澤雄介からのメッセージ』が上映されていて、本日は舞台挨拶があるのです。主人公の穴澤雄介さん、永田陽介監督、ナレーションと出演もされた舞の海秀平さんも登壇します。
上映が終わってMCさんの呼びかけで先に穴澤さんと永田監督が登場、それぞれお客様にご挨拶した後、舞の海さんが登壇。現役のころ力士としては小兵ながら果敢に取り組む姿が人気でした。みなさん大喜び。ひとしきり撮影話を伺った後、スポーツ大好きな穴澤さんが舞の海さんに質問を繰り出し、2人の会話が盛り上がります。
MCさんが声をかけなかったら、いつまでも続いたかも(笑)。映画に収録されたシーンは一部ですが、実際は2時間以上2人の対談は続いていたそうです。30分の舞台挨拶は穴澤さんのヴァイオリン演奏に続きます。舞の海さんの「穴澤さんほんとは見えてるんじゃない?」の言葉のように、なめらかな動きと、明るく力強いお人柄そのままの演奏を堪能しました。
カメラの腕がいまいちで、動きについていけず写真ボケ気味ですみません。
書き起こししたら、ブログにアップしますね。できました。こちらです。
関西での上映も少しずつ決まっていっています。
HPでお確かめください。
★2023年5月30日(火)〜6月11日(日)東京都写真美術館ホール
6月15日(木)〜30日(金)シネマ・チュプキ・タバタ(21・28日は休映)
ほか全国順次公開