2020年09月05日

『リスタートはただいまのあとで』公開記念舞台挨拶(白)

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5日、東京のユナイテッド・シネマ豊洲で公開記念舞台挨拶が行われました。映画上映後、ダブル主演の古川雄輝さん、竜星涼さん、メガホンをとった井上竜太監督が出席しました。現場での思い出のほかに作品にちなんで全員が「リスタートしたいこと」を、芸能生活10周年を迎えた古川さんと竜星さんは、これまでの10年の感想と、これからチャレンジしたいことなどをそれぞれに語りました。
作品紹介はこちら
(c)2020映画「リスタートはただいまのあとで」製作委員会
★シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開中

久しぶりに豊洲に行きましたら、地下鉄の駅から会場のあるららぽーと豊洲まで、地上に出ることなく連絡通路を歩いて行けるようになっていました。8月にオープンしたばかりの三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロスは、地上36階にロビーとレストランがあるので、何が食べられるかなぁと覗いてきました。ランチは2500円でした。このお値段のランチを一人で食べるのは寂しいので、誰かと一緒に来ようっと(白)。

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2020年08月28日

『私は金正男を殺してない』試写と『妖怪人間ベラ』完成披露試写会

8月27日(木)
渋谷で『私は金正男を殺してない』試写。2017年2月13日にマレーシアのクアラルンプール国際空港で発生した、北朝鮮の第2代最高指導者金正日の長男金正男(キム・ジョンナム)が、顔面に神経剤「VX」を塗られ毒殺された事件。空港の監視カメラなどからベトナムとインドネシアの女性が、逮捕された。二人は日本のお笑い番組で使ういたずら映像だからとスカウトされた、と証言。彼女たちに「演技指導」した男たちはいずれも出国している。
事件は大々的なニュースになったので記憶にあるけれど、その後彼女たちがどうなったのか知らずにいた。ドキュメンタリーは残されていた映像を解説し、検察と弁護側の動き、被告人となった女性たち、その家族や友人のコメントなどを集めている。裁判とその後がわかる。(10月10日公開)

完成披露試写会が開催される映画館へ移動。『妖怪人間ベラ』は人気アニメ『妖怪人間ベム』に登場する妖怪人間ベラを主人公に、現代の女子高校生の設定で蘇らせた実写版。9月11日(金)からの公開を前に、ベラを追って狂っていく新田役の森崎ウィン、ベラ役で映画初出演のemma(エマ)、英勉監督の3人が登壇しました。上映前のため詳しい内容にふれることができず、現場でのエピソード、映画にちなんで最近落ち込んだこと、映画の見どころなどが語られました。

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★映画の前日譚となるドラマ『妖怪人間ベラ 〜Episode 0〜』全10話が、Amazonプライムにて2020年8月13日より配信開始されています。(白)

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2020年08月21日

『実りゆく』取材(白)

8月19日(水)
予告編(2分半に本編の長さの脚本を添える)を審査する予告編大賞というのを初めて知りました。この作品は、グランプリは逃しましたが、堤幸彦賞と主演男優賞獲得!八木監督は芸能事務所タイタンのマネージャーさんですが、日大芸術学部映画学科卒で元々監督志望だったのでした。このほど本編が完成し10月の公開も決定しました。

『実りゆく』は長野のりんご農家が舞台です。父親を手伝いながら、東京へお笑い修行に出かけている実(みのる)と周辺の人々のストーリーです。主演はタイタン所属の若手漫才コンビ”まんじゅう大帝国”の竹内一希(かずき)さん。相方の田中永真(えいま)さんも重要な役を担っています。

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(C)「実りゆく」製作委員会

取材が決まってから、出演の”まんじゅう大帝国”と、”日本エレキテル連合”の動画を探して何日も見ていました。テレビほとんど見ないので、今のお笑いの人が全然わかりません。タイタンは”爆笑問題”の太田さんの事務所(奥様光代さんが社長)なんです。私が見ていたころ、爆笑問題さん若手でしたもん。もう結成して33年になるそうです。

最初に八木順一朗監督インタビュー。念願の初長編監督です。公開まであと少し、心配事はつきないことでしょうが、嬉しそうでした。
”まんじゅう大帝国”竹内さんは主役が嬉しかったそうで、ずっとニコニコしています。エーマくんの田中永真さんは映画ではライバル役。本人は穏やかで漫才の印象そのままです。
”日本エレキテル連合”は、白塗りの朱美ちゃんと細貝さんしか知らなかったので、取材が決まってからたっくさんある動画を見ました。中毒性があります(笑)。数多くて観終わりません。あのテンションの高さは、衣裳やメイクでがっちり作り上げるからなりきれるので、映画では何もなしに物語の中にいるのが難しかったそうです。お目にかかったらとっても真面目で控え目、綺麗な橋本小雪さんと中野聡子さんでした。30分ずつ3組の取材をこれから書き起こします。お待ちくださいませ。(白)

☆『実りゆく』クラウドファンディングはこちら
爆笑問題 withタイタンシネマライブは2ヶ月に1度。銀座のライブ会場からTOHOシネマズで同時中継です。喫緊は8月28日(金)19時半から。
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2020年07月19日

『ホテルニュームーン』ショーレさんにイランとの合作の苦労を伺いました (咲)

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日本イラン国交90周年の2019年に完成し、昨年イランのファジル映画祭でお披露目された日本イラン合作映画『ホテルニュームーン』。日本での公開が、ようやく9月18日に決まり、日本側のプロデューサーを務めたショーレ・ゴルパリアンさんにお話を伺う機会をいただきました。

ショーレさんには、これまでほんとうに多くのイランの監督や俳優さんの取材でお世話になってきましたが、ショーレさんご自身にインタビューするのは初めてで、ちょっと緊張でした。

2018年、東京芸術大学、大学院映像研究科の筒井武文教授をテヘラン大学の映画科やタブリズィ監督の撮影現場に案内した後に、「テヘランを舞台にイランの若者の話を撮りたい」 と言われたのが、この映画の発端。

「両国の文化習慣の違いはもとより、映画製作方法の違い、言葉の不自由もあり、人の気持ちを合わせるのは大変な仕事でしたが、私はとても感動的な作品にできあったと思っております」とショーレさんよりのメールにありました。
本作で、プロデューサーを務めるのは12本目ですが、イランの商業映画のプロデューサーと組んだのは初めてのことで、ほんとうに大変だったと、いろいろ語ってくださいました。
アート系の映画との違いを実感したそうです。(聞くも涙!)
それでも、本作には、イランの普通の人たちの生活が描かれていて、それが嬉しいとおっしゃっていました。
1990年代に、多くのイランの人たちが日本で働いていたことも軸になっていて、思えば、それがイランのイメージを変えてしまったことに思いが至ります。
*詳細は、後日報告します。

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7月17日の試写の合間にお話をお伺いしたのですが、試写が終わるころには筒井武文監督も到着。
『ホテルニュームーン』の撮影に使った下町の安宿がすっかり気に入り、また泊まりたいとおっしゃる筒井監督。イランでの公開にあわせて、10回目のイラン訪問を楽しみにしていたのに、今はイランもコロナ蔓延で行けないのが残念とおっしゃっていました。

posted by sakiko at 22:14| Comment(0) | 取材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月17日

ドキュメンタリー『はりぼて』取材(白)

7月16日(木)
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8月16日より公開予定の『はりぼて』五百旗頭幸男(いおきべゆきお)監督、砂沢智史(すなざわさとし)監督インタビューをしました。
富山市に開局したチューリップテレビが2016年から取材したドキュメンタリーです。五百旗頭幸男監督、砂沢智史監督は当時チューリップテレビの報道最前線にいました。市議会議員報酬10万円アップの要求をきっかけに、市議会議員の政務活動費の内訳を調査するために情報公開請求をし、砂沢記者とデスクは4300枚もの資料を確かめます。さらに疑惑の議員本人を追及、キャスターだった五百旗頭監督も果敢にインタビュー…市議会のドンと呼ばれる大物議員を筆頭に、次々と議員たちの水増しや架空請求が明るみに出ました。
結局14人のドミノ辞職が起きるまでになります。
前半あまりのことに笑ってしまうのですが、全く日本の縮図といっていいほど、今の国政に似ています。私たちもそれを許してきた土壌を作り、何もせずに見過ごしてきたのではないか?じゃあ何ができるのか?と後半は自分に問うことになります。
堅苦しいわけではなく、ブラックコメディとして観ても面白い作品です。書き起こししますので”しばし待たれよ”(白)

★インタビュー記事アップしました。こちらです。

『はりぼて』公式サイト
https://haribote.ayapro.ne.jp/

★映画の冒頭で砂沢記者に「10万円アップ(月収70万円となる)の根拠を説明する大物議員」が登場します。
これで他の自治体や日本の給与所得者の月収はいくらなの?と疑問が生じました。

年収についてはここに。30年間400万円台を推移しています。非正規雇用を増やして賃金を抑えているのも大きいはず。
物価や保険料の上がっている今の方がずっと生活は苦しいです。金利も低いし、円安の今ドル建てで諸外国と比較したら、もっと下がるでしょう。
posted by shiraishi at 10:49| Comment(0) | 取材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする