2020年07月14日

『友達やめた。』今村彩子監督に再会(白)

7月14日(火)
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試写終了後の今村監督(左)

2016年8月に『Start Line』公開前に取材でお目にかかって以来、ほぼ4年ぶり。今村監督は耳が聞こえず、唇の動きを読んで手話も使いながら話します。コミュニケーション苦手な今村監督が、沖縄から北海道の最北端稚内まで自転車で縦断したドキュメンタリーです。このチャレンジのためにクロスバイクを薦めてくれた堀田さんが伴走しました。泣いたり怒ったりの道中にこちらもハラハラしたり、ホッとしたりの作品でした。

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4年経って今秋公開になる新作は”アスペルガーの友人まあちゃん”との、ちょっとややこしい?交流を記録した作品です。
二人とも真面目で頑固なところがよく似ています。向いてる方向は違うだろうけど。友達ってなんだろう?とあらためて考えます。自分と友達との関係を振り返りました。
録音が1時間もあります。書き起こしが大変だ。空気感が残っているうちにまとめなくては。(白)
☆まとめました。インタビュー記事はこちら

『友達やめた。』http://studioaya-movie.com/tomoyame/
★2020年9月19日公開予定
posted by shiraishi at 21:06| Comment(0) | 取材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月24日

『花のあとさき ムツばあさんの歩いた道』取材(白)

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百崎満晴監督、伊藤純プロデューサー

テレビ番組のときから18年間携わってこられた百崎満晴監督、伊藤純プロデューサーにお話を伺ってきました。
このドキュメンタリー映画の主人公ムツさんは私の母と同い年(1923年生まれ)でした。秩父の山間の集落の人たちは一人去り、二人去りとだんだん少なくなっていきます。ムツさんの子どもたちも山を下りて暮らし、農業を継ぐ人はいません。公一さんムツさんのご夫婦は耕さなくなった畑に花を植え、山に還そうと思い立ちました。自分たちがいなくなった後も、毎年咲いてくれる丈夫な花木を選んで。山に来た人が花が咲いているのを見たら嬉しかろうと、コツコツと植え続ける日々を映しています。
予告編でもその里山の美しさ、ご夫婦の人柄の良さがわかります。インタビュー記事は4月末発行の本誌に掲載します。(白)

公式HP https://hana-ato.jp/
★2020年5月15日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開
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2020年03月22日

『いざなぎ暮れた。』無観客舞台挨拶(白)

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3月21日(土)テアトル新宿で、20日からレイトショー上映の始まった『いざなぎ暮れた。』の笠木望監督・キャスト(毎熊克哉さん、武田梨奈さん、青山フォール勝ちさん、岸健之助さん、MC:奥村隼也さん)の舞台挨拶がありました。
どこかの会場で行う記者会見みたいですが、本来お客様がたくさんいるはずの席はカラです。新型コロナウイルス感染拡大のため、この形になりました。うーん寂しい。こういう時期なので「みなさん劇場に来てください」とは言いにくく、ご挨拶も言葉をていねいに選んでいる様子がうかがえました。
15分のショートフィルムのはずが、長編映画になったことは、毎熊克哉さん、武田梨奈さんのインタビューでご承知と思います。
世界各地の映画祭に35ノミネート、16の受賞と良い評価を受けています。賞状の授与も行われました。動画はこちらです。(白)

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毎熊克哉さんインタビュー 
http://cineja-film-report.seesaa.net/article/473993438.html
武田梨奈さんインタビュー
http://cineja-film-report.seesaa.net/article/474009867.html
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2020年03月13日

『ミセス・ノイズィ』天野千尋監督取材

3月11日、青空が広がって気温が21,2℃、マスクが暑い。
9年前のこの日も取材(香港のパン・ホーチョン監督)に行っていたのを思い出しました。このときの映画は『ドリーム・ホーム』。香港の地価が高騰してマイホームが手の届かない夢となり、真面目に働いてきたのに人生が狂ってしまったOLの話でした。
今日の天野監督の作品はベランダの布団叩きの音から始まる騒動『ミセス・ノイズィ』。騒音おばさんとして何年も前にマスコミを賑わしたあの「隣人騒音バトル」事件がモデルのフィクションです。去年のTIFFでお披露目されて話題になりました。5月からの劇場公開を前に、アムステルダム映画祭から戻ったばかりの天野監督にお話を伺いました。ウェブと4月末に発行予定の本誌に掲載します。

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天野千尋監督

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制作会社さんの窓から見える新宿御苑

パンデミック宣言が出ましたが、ウィルスは目に見えないので(放射能もそうだ)怖さがもひとつ実感できません。みなさまできることをして、体力もつけて乗り切りましょう。

震災当時私は山手線を降りて歩いていたところ、めまいかと思ったら信号機や電線が大きく揺れて驚きました。近くのビルから人が大勢出てきて地震とわかりました。やっと帰宅して見た津波の映像は信じられませんでした。大阪アジアン映画祭では上映最中に揺れて大騒ぎだったと聞きました。被災地のみなさま、当日のそれぞれの体験とともに私たちは忘れていません。(白)
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2020年03月06日

『いざなぎ暮れた。』取材(白)

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毎熊克哉さん

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武田梨奈さん
いざなぎ暮れた。』は島根県松江市美保関を舞台にした崖っぷちカップルの弾丸旅行映画(?)です。借金で首の回らないホストクラブ経営ノボル(毎熊克哉)が実の親戚を頼るのですが、ほぼオレオレ詐欺状態。恋人のキャバ嬢ノリコ(武田梨奈)はそんなこととは知らず、巻き込まれています。神様に一番近い街に全く似合わない二人が喋りっぱなしです。こんなに台詞の多い二人を初めて観ました。
びっちり取材の入っているお二人それぞれにインタビューできました。
映画は3月20日(金)からテアトル新宿でレイトショー公開です。(白)

★毎熊克哉さんインタビューはこちら 
★武田梨奈さんインタビューはこちら 
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