2022年11月04日

東京国際映画祭 イラン映画 2作品とも受賞♪  (咲)

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審査委員特別賞を受賞した『第三次世界大戦』

10月29日までの「中東の作品を追いかけた行動記録」の続きです。

10月30日(日)
★10:45〜12:28 アジアの未来 『クローブとカーネーション』
冬の南東アナトリア。年老いた難民の老人が孫娘を連れ、亡き妻の遺体の入った棺桶を引きながら国境をめざす。なかなか乗せてくれる車はない・・・  言葉の通じない地で、手助けしてくれる人も。故郷に埋めてあげたいという老人の思いに、しんみり。

名古屋のミッキーさんのリクエストで、再び東銀座のマトリキッチンへ。 またまたキエフカツレツをいただきました。
同じ映画を観ていた(白)さんも一緒に。
(白)さん、パソコンが壊れたとのことで嘆いていました。(スタッフ日記や作品紹介などの更新ができないそう・・・)

★13:45〜15:26 アジアの未来 『アルトマン・メソッド』 
イスラエル。女優のノアは妊娠中。アパートの清掃をしている黒ずくめのアラブ女性に、床が濡れているので、きちんと綺麗にするよう注意する。そんな折、空手道場の経営不振にあえぐ夫が、清掃員に成りすましていたテロリストを「制圧」したことが評判となり、道場は危機を脱する・・・
制圧した場面は映されず、正当防衛だったと語る夫の言葉のみ。アラブ人=テロリストが一人歩きする悲しさ。妻ノアが真実を見抜いたことに救われた思い。

★16:30〜18:07 コンペティション『1976』 
1976年、ピノチェト独裁政権下のチリ。裕福な医師の妻カルメンが、司祭から負傷した青年をかくまってほしいと頼まれたことより、平穏な日常を壊される・・・  今も、世界の各地で命がけで反体制運動に身を投じる人たちがいることに思いが至りました。


10月31日(月)
◇12:42 13:11 『アルトマン・メソッド』 Q&A取材
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ナダヴ・アロノヴィッツ(監督/脚本/プロデューサー/編集)、マーヤン・ウェインストック(俳優)、ニル・バラク(俳優)

夫が、清掃員を装ったテロリストのアラブ女性からナイフで刺されそうになったので「制圧」したという場面を映像で見せなかったのは、この物語を妻の目線で描いたからと監督。なるほど!と納得でした。

★13:25〜15:10コンペティション 『This is What I Remember』 
キルギスの村。クバトは、ロシアに出稼ぎに行き20年間行方不明になっていた父ザールクを見つけて連れ帰る。母は同じ村の男と再婚していて、夫が帰ってきたことを内心喜ぶのですが、ザールクは記憶を失っていて、自分の妻のことも思い出せないのです。(再婚しているので、かえって幸い?) あることがザールクの記憶を呼び戻しそうなラストに、ほろっとさせられました。

◆15:50-16:20 『第三次世界大戦』主演女優マーサ・ヘジャーズィさんに個別インタビュー
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小さい頃に抱いた役者になりたいという夢を叶えたこと、短編映画を撮る準備をしていること、本作のために手話を4か月習ったことなどお伺いしました。
また、本作は、映画の撮影現場を映し出していて興味深かったのですが、重要な場面として出てくる食事場面は、実際に本作のスタッフやキャストが一緒に食事をしている姿そのもの。冒頭近くの場面では、エキストラの人たちが床に座って食事しているのですが、これは監督の演出。ほんとは、エキストラの人たちも椅子に座って食事していたそうです。

★17:05〜18:52 『第三次世界大戦』
再度、拝見。マーサさんにいろいろお話を伺った直後で、前回と違った目で観ることができました。

映画を観終わって、暁さんと一緒に、東京国際映画祭「交流ラウンジ」(有楽町micro FOOD & IDEA MARKETに設置)へ、初めて行ってみました。
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インドネシア風カレーをいただきました。美味しかったです。

◇19:50〜20:12『第三次世界大戦』Q&A取材。
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マーサ・ヘジャーズィさん(右)と、通訳のショーレゴルパリアンさん。
男性3名からの質問が、申し訳ないのですが、つまらない内容でした。マーサさん、上手にかわして、素敵な回答をされました。
会場には、在住のイラン人の姿も結構見かけました。


11月1日(火) 休養日に。
夕方6時から、オンラインによる、多文化教育研究プロジェクト連続セミナー第5回「イランの殉教劇(タァズィエ)と多文化の出会い」(山岸智子さん)。
映画祭で、どうしても観たい映画は運よくなかったので、この魅力あるテーマのセミナーを優先。
25日から連続7日映画祭に通ったので、久しぶりに一日家にいて身体を癒しました。

11月2日(水)
東京国際映画祭クロージングの取材は、暁さんに任せて、東京フィルメックスで3本鑑賞。
(東京フィルメックス3本の感想は、別に後日!)

★12:15 - 14:07『地中海熱』(マハ・ハジ監督)
★15:10 - 16:55『ダム』(アリ・チェリ監督)


次の映画まで時間があったので、東京国際映画祭のプレスセンターでクロージングの中継を観ることに。到着したら、ちょうどアジアの未来部門の発表。
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おぉ〜なんと! 我がイランの『蝶の命は一日限り』が作品賞受賞!
モハッマドレザ・ワタンデュースト監督には、いくつかの映画の上映後にお会いし、「今の映画どう思った?」と聞かれ、「よかったけど、もちろん、あなたの映画が一番!」と言っていたのでした。(お世辞じゃなく、本心です♪)
リアルタイムで、監督の喜びの言葉を聴くことができました。
作品賞受賞、おめでとうございます!

東京国際映画祭 イラン映画『蝶の命は一日限り』モハッマドレザ・ワタンデュースト監督 Q&A報告(咲)


★18:00 - 20:42『Next Sohee(英題)』(チョン・ジュリ監督)

上映が終わってすぐ、東京国際映画祭コンペティション部門の受賞作品をチェック。

『第三次世界大戦』、審査委員特別賞!
東京グランプリは逃しましたが、受賞はとにかく嬉しい♪

家に帰ってすぐ、クロージングと記者会見のYoutubeのイラン作品の部分を観てみました。
記者会見は、『蝶の命は一日限り』のモハッマドレザ・ワタンデュースト監督と、『第三次世界大戦』マーサ・ヘジャーズィさんが一緒に登壇し、ショーレ・ゴルパリアンさんの通訳で、約30分。 こんなことなら、記者会見取材に行けばよかった! 直接、お祝いの言葉を伝えることができたのにと残念でした。(受賞はもちろん期待していたのですが、ほんとに受賞するとは!)

今年も、中東やイスラーム文化圏絡みの作品を優先して予定を組んだのですが、下記3作品は観ることができませんでした。残念!
『ライフ』(カザフスタン)
『アヘン』(インド)
『コンビニエンスストア』(ウズベキスタン人女性の目を通して描いたモスクワのコンビニ)

中華圏や韓国に比べ、中東やイスラーム文化圏絡みの作品は多かったので、私にとっては充実の東京国際映画祭でした。



posted by sakiko at 02:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月30日

東京国際映画祭 中東の作品を追いかけた行動記録です (咲)

10月24日(月)に開幕した第35回東京国際映画祭も、あっという間に半ばを過ぎました。
今年は、イランやトルコをはじめ、私の気になる地域の作品が多くて、それだけで予定がいっぱいになる嬉しいラインナップ。Q&Aも時間が取れる限り、取材しました。
備忘録で、映画祭期間の行動記録だけ簡単に!

10月24日(月)
体力温存で、レッドカーペット&オープニングセレモニーは取材に行かず、自宅でリアルタイムで動画配信を観ました。
東京ミッドタウン日比谷のステップ広場から仲通りにかけて敷かれた165mのレッドカーペット。黒っぽい幕が両脇に張られて、一般観客からは見えません。コロナ感染対策だとは思いつつ、ちょっと寂しい。やっぱり観客ありきだと思いました。
レッドカーペット
https://www.youtube.com/watch?v=pyRMzDipAjI
オープニングセレモニー
https://www.youtube.com/watch?v=4ufrMZlcvgI


10月25日(火)
★13:30〜14:47 アジアの未来 『蝶の命は一日限り』
イラン北部のダムに沈んだ村の老いた女性。イラン・イラク戦争で亡くなった息子は、遺言で村の高台の墓に埋葬したが、ダムが出来て、今は湖に浮かぶ小島になってしまった。入島を禁じられた彼女は、なんとか息子の墓に行こうとする・・・
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映画を観終わって、ロビーにショーレ・ゴルパリアンさん! そして、モハッマドレザ・ワタンデュースト監督もいらして、お話することができました。
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緑の多い小高い山の雰囲気から、「マーザンダラーン州ですか?」とお聞きしたら、大当たり。監督の故郷の町サーリーの近くだそうです。サーリーには、20数年前に行ったことがあるとお伝えしたら、監督、嬉しそうになさっていました。


★15:40〜17:36アジアの未来 『突然に』
夫と一緒に30年ぶりにドイツからイスタンブルに帰ってきたレイハン。突然、嗅覚障害に襲われた彼女は、海辺の町を訪れる。長い間、離れて暮らしていた母との確執は、なかなか解けない・・・
イスタンブルの町がどんよりしていて、レイハンの気持ちを表したようでした。
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次の上映まで1時間ちょっとあるので、久しぶりにお会いする名古屋のミッキーさんと、東銀座のロシア料理「マトリキッチン」へ。 ボルシチとキエフカツレツ、そしてデザートはカボチャのムース。

★19:00〜20:45ユース TIFFティーンズ『ザ・ウォーター』スペイン他 
スペイン南東部の小さな村で、ひと夏を過ごす若者たち。
女性監督エレナ・ロペス・リエラが自らの出身地で撮影した長編デビュー作。
洪水に襲われる村の姿に、タイトルは、それが由来なのかと!
 

10月26日(水)
★11:15〜12:5アジアの未来『へその緒』
中国・内モンゴル。ミュージシャンの青年は、認知症が進み故郷に帰りたいという母を引き取り、大草原の家に連れ帰る。徘徊する母を心配して、綱で繋いでいるのが、へその緒のよう!

名古屋のミッキーさんが、携帯を昨日行ったマトリキッチンに忘れたかもしれないとのことで、再び、マトリキッチンへ。 お昼時で超満員で、携帯がなかったことだけ確かめて、隣のお蕎麦屋さんでランチ。このお蕎麦屋さんも美味しいです。

★14:05〜15:36アジアの未来 『私たちの場所』
インド、ボパールの町。トランスジェンダーの二人は住居を追い出され、新たな家を探すが難航する。性的マイノリティに対する不寛容と差別は、カーストの壁以上に厚いことに驚きました。

◆16:51〜17:21 『突然に』 Q&A取材
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メリサ・オネル(監督/プロデューサー/脚本)、フェリデ・チチェキオウル(脚本)、メルイェム・ヤヴズ (撮影監督)
来日したのも女性3人でしたが、女性の多い製作チームだったそうです。

★18:35〜20:53 『ザ・ビースト』 監督:ロドリゴ・ソロゴイェン
スペイン、ガリシア地方の人里離れた山間の村に移住してきて、野菜を育てるフランス人の中年夫婦。隣に暮らす地元の有力者一家から嫌がらせを受ける・・・
大事に育てたトマトを臨家の兄弟に台無しにされてしまいます。この後、どうなるのか気になったのですが、Q&A取材の為、20時頃退出

◆20:16 20:46 コンペティション『カイマック』
北マケドニアの首都スコピエの集合住宅を舞台に繰り広げられる群像コメディ。
カイマックは、トルコやバルカン半島でよく食べられるクロテッドクリームのような乳製品。
映画をまだ観ないままにQ&Aを取材。
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ミルチョ・マンチェフスキ(監督/脚本/エクゼクティブ・プロデューサー)、サラ・クリモスカ(俳優)、アナ・ストヤノスカ(俳優)


10月27日(木)
★10:10〜『ライフ』 
カザフスタンの異才エミール・バイガジンの監督第5作。 171分の作品。残念ながら、最初の30分しか時間を取れず、主人公の若い男性が、人の人生を映像化する仕事に就いたところまでで退出。

★11:00〜12:43アジアの未来 『消えゆく燈火』 
香港の町を彩るネオンサイン。腕利きの職人だった夫が亡くなり、妻は夫の思い出を胸に、ネオン製作の夢を継ごうと決意する。サイモン・ヤム演じる夫とシルヴィア・チャン演じる妻。観る前から、期待満々。味わい深い作品でした。香港からどんどん消えていく名物のネオンの看板。映画のラストは、海に沈んでしまった水上レストランでした。
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アジアクロッシングのアジコさんと、コリドー街にあるトルコ料理「イスタンブール」へ。 ランチ 1100円。ミートボールの煮込み。

★14:00〜15:58 アジアの未来『i ai』
我が故郷に近い明石が舞台というので、期待して観ましたが・・・・ (これ以上、言及しないでおきます) 

◆16:16〜16:46 『へその緒』Q&A
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チャオ・スーシュエ(監督/脚本)、リウ・フイ(プロデューサー)
リウ・フイさんの黒いブーツに注目。草原では、このブーツなのですね。

★17:20〜19:06 コンペティション『カイマック』
群像コメディと紹介にありましたが、コメディというより、狭い集合住宅という世界の中で入り乱れた男女の関係でした。これをコメディというべきか・・・

◆20:15〜20:45 『This Is What I Remember』 キルギス
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アクタン・アリム・クバト(監督/脚本)
『あの娘と自転車に乗って』『馬を放つ』などの後日談ともいえる作品とのこと。(映画未見で取材)

◆21:1021:25『楽日』
上映前の舞台挨拶取材。 
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ツァイ・ミンリャン(監督)、リー・カンション(俳優)、三田村恭伸(俳優)
ほんとは、懐かしい『青春神話』のトークを取材したかったのですが、時間的に断念。
でも、シャオカンの変わらぬ姿を生で見れて、嬉しいひと時でした。


10月28日(金)
◆12:47〜13:17  『蝶の命は一日限り』 Q&A取材 
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モハッマドレザ・ワタンデュースト監督 (ワタンドゥーストと表記した方が発音に近いと思います)
蝶の命が一日と短いのと同様、人生も短いことを感じ取ってほしいと監督。

東京国際映画祭 イラン映画『蝶の命は一日限り』モハッマドレザ・ワタンデュースト監督 Q&A報告(咲)

★14:05〜15:39コンペティション 『アシュカル』 監督:ユセフ・チェビ
チュニスの郊外カルタゴの民主化運動の最中に工事が中断された建設現場で黒焦げの死体が連続して発見される。男女ふたりの刑事が捜査を始めるが、妨害に合う・・・
背景になっているジャスミン革命について、もう少し、説明があればわかりやすいのではと思いました。

4時から東京フィルメックスのプレスチケット申し込み開始なので、ミッキーさんとマックでお茶しながら待機するも、案内がなかなか届きません。 いつ案内が来るか気になりながら、Q&A取材に。

◆16:43〜17:13 アジアの未来 『クローブとカーネーション』
作品未見のまま取材。南東トルコを舞台に難民や、言葉の違う民族のことを描いた作品。
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ベキル・ビュルビュル(監督/脚本/編集)、ハリル・カルダス(プロデューサー)

19:20からの『ヌズーフ』上映直前に、東京フィルメックスから予約用URLが届きました。
大急ぎで、29日のパナヒ監督の映画のみ予約しましたが、ほんの数分の間に、角の席はすべて予約済になっていました。 ずっと待機していたのに、間が悪かったです。残念!

★19:20〜21:04 『ヌズーフ/魂、水、人々の移動』 英・シリア・仏 
シリア、ダマスカス。爆撃で屋根に大きな穴が開いてしまった家。周囲の住民たちは皆、避難したのに、住み続けることに固執する父親。そんな中でも、14歳の少女は淡い恋に芽生える・・・


10月29日(土)
★10:20〜12:07 コンペティション『第三次世界大戦』 監督:ホウマン・セイエディ
今回、一番楽しみにしていたイラン映画。
映画の撮影現場で日雇いで働いていた男が、エキストラから、さらにヒトラー役に抜擢される・・・ 思わず、審査員席からも笑いが起こりました。
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中東好きの友人Mさんと、コリドー街のトルコ料理「イスタンブール」へ。 茄子のムサカ。休日メニューで、1320円。

☆東京フィルメックス 14:50 - 16:55 開会式+ 『ノー・ベアーズ』(パナヒ監督/イラン)
トルコ・イスタンブルを舞台に、ヨーロッパに出国を試みるイラン人夫婦を描いた作品を、トルコ国境に近い村に滞在して、リモートで指示を出すパナヒ監督。自由を求める人たちの姿が、この7月に収監されてしまったパナヒ監督の思いに重なりました。

ショーレ・ゴルパリアンさんと一緒に、『第三次世界大戦』に出演している女優のマーサ・ヘジャーズィさんも会場にいらしてました。マーサさん、映画の中の雰囲気とちょっと違ったので、ショーレさんに言われて気が付いた次第でした。

★18:00〜19:56 コンペティション 『テルアビブ・ベイルート』 監督:ミハル・ボガニム
1980年代から長く続いたイスラエルとレバノン間の紛争を背景に、国境によって分断された家族を描いた物語。
父親と恋人がとても似ていて(父親が若く見える)、あれっ?と、くらくら。
映画が終わって、ミッキーさんと、暁さんと、3人で中華をいただきながら、人間関係がわかりにくかったね〜と、皆、同じで、ちょっと安心しました。



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2022年10月27日

10月27日(木)東京国際映画祭3(白)

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ミッドタウン日比谷前のメインビジュアル

例年一度は期間中に台風がやってきていましたが、今年はお休み中?上のメインビジュアルの後ろはスクリーンになっていて、連日いろいろな作品を無料で見ることができます。今日も風もなく暖かなので、外(ステップ広場)で観ていても寒くありません。
スケジュールはこちら

上映の合間にプレスセンターや交流ラウンジに行って一休みしています。
すごくハンサムな人がいる!(マスクしてても)と思ったら尚玄さんでした。リムカーワイ監督と新作『あなたの微笑み』宣伝中でお二人でちょっとティータイムだったようです。掲載許可をいただきました!
映画は11月12日より公開。リム監督を見かけたらぜひ前売り券をお買い上げください。ただ今ステッカー付です。
尚玄さんは『彼方の閃光』(半野喜弘監督)ワールドプレミアで参加。

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プレス上映
『消えゆく燈火』(香港)アジアの未来部門
香港の街といえば頭上に突き出した看板とカラフルなネオンサイン。あの風景は中国に返還されても変わらないと思っていましたが、ここ数年で撤去が進み、風景が変わってしまったようです。
作品は消えていくネオンの職人とその家族のヒューマンストーリー。いや、「人情物語」という言葉がぴったり。サイモン・ヤムとシルビア・チャンの夫婦役もぴったり。一般公開切望。
何年も前にTIFFのゲストで来日したシルビア・チャンは、小柄で笑顔の可愛い素敵な方でした。

『1976』(チリほか)コンペ
ピノチェト独裁政権下のチリ。裕福な医師の妻のカルメンは、牧師から怪我を負った青年を託されました。医薬品を手に入れ、家族にも秘密で看病し、危険を承知で連絡係も勤めます。当局がどこかで監視しているのでは、盗聴されているかも、と観ているこちらも緊張が高まってきます。
1973年社会主義政権を軍事クーデターで倒したピノチェト将軍は、反対勢力を徹底的に抑圧・迫害し、1990年に民政移管されるまで16年に渡って独裁政治を行いました。昔のこと、と言えません。今も同じ目に遭っている人たちがいます。

『カイマック』(北マケドニアほか)コンペ
二組の夫婦が登場。それぞれに一人の女性が加わって起こる悲喜劇。ミルチョ・マンチェフスキ監督は大人のラブストーリーを作りたかったとのこと。女性たちがたくましく、男性には悲哀が漂います。
カイマックはクリームチーズのような乳製品。市場で試食したところから浮気が始まります。

バラエティに富んだ3本でした。今ネットで確かめたら、リムカーワイ監督は今日大阪へ戻ってしまうようです。(白)

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2022年10月26日

10月26日(水)東京国際映画祭2(白)         

朝からいいお天気。つい洗濯していたら出遅れてしまい、プレスセンターに寄ってデイリーペーパーのno.1をもらい、午後からのプレス試写に参加。シネジャの3人にもやっと会えました。

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毎日発行の「TIFF TIMES」各上映会場や
ミッドタウン日比谷の1F入り口右手にもあります。

プレス上映
『テルアビブ ・ベイルート』(キプロス、仏、独)
1980年代からのイスラエルとレバノンの紛争で家族が引き割かれた二人の女性。車で国境を目指すミリアムとタニアの過去の映像が節目ごとに挿入されます。少女だったタニア、息子を授かったばかりのミリアムは、それぞれに厳しい道をたどっていた。(コンペ)

『孔雀の嘆き』(スリランカ、伊)
19歳のアミラは両親を亡くして、残された4人の弟妹のために働き詰め。ことに心臓病で手術を待っている妹の医療費が重く、建設現場の給料ではとても足りない。高給を保証するという女性実業家に誘われ、弟妹3人を施設に預けて働くことになった。秘密厳守というそれは、中絶を希望する女性を集めて出産させ、養子を望む外国人に赤ん坊を斡旋する仕事だった。(コンペ)

『ラ・ハウリア/ルーム・メイド』(コロンビア、仏)
ストリートキッズのエリウは仲間と犯した罪のため、森の中の矯正施設に入れられた。劣悪な環境の中、過酷な労働が課せられる。仲間のモノが脱走を図ったため、全体が罰を受けることになった。
ラテンビート映画祭からの長・短編1本ずつ。(ワールドフォーカス)

共通項は「罪」だったのか?今日の3本は、背景が戦争や貧困。産まれるものは差別や暴力や犯罪でした。(白)
posted by shiraishi at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月25日

10月25日 第35回東京国際映画祭1(白)

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東京ミッドタウン日比谷地下アーケード

午前中は『ミセス・ハリス パリへ行く』試写へ。KADOKAWAから同名の文庫本が発売されています。旧版では3冊出版されていて、ニューヨークに行ったり、国会議員になったりと大活躍のミセス・ハリス。ロンドンに住み、いくつものお得意の家をお掃除するのが仕事です。ある家で見たディオールのドレスに一目ぼれし、お金をためてドレスを手に入れることを夢見ます。おばさんの涙ぐましい奮闘ぶりに共感します。とても面白く観ました。11月18日より公開。
https://www.universalpictures.jp/micro/mrsharris
有楽町へ移動して、映画祭プレス上映に参加。

『マンティコア』(スペイン)
ゲームデザイナーのフリアンは、開発中のゲームのクリーチャーをデザインしている。アパートで仕事中に隣家の子どもの叫び声に気づき、見ると火の手が上がっていた。ドアを蹴破り子どもを助け出し、消火器で消すことができた。
人付き合いが苦手で、「バーチャル空間」で楽しんでいた彼は、初めて生身の女の子が好きになるのだが。「マンティコア」は想像上の獣で、人面に獅子の身体、サソリの尾がある。

ただの恋愛ものではありませんでした。主人公フリアンの不安そうな大きな眼が物語っています。暗い秘密を抱えていて、火事に遭った後パニック発作が出るようになります。バーチャル世界だから現れる人間の顔をしたモンスター「マンティコア」は彼であり、もしかしたら自分でもある?と思うとなかなかに怖い話です。

取材 一般上映のTOEI 1へ
『消えゆく燈火』(香港)Q&A(広東語・英語通訳)

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アナスタシア・チャン監督、セシリア・チョイ、ヘニック・チョウ
サヴィル・チャン(プロデューサー)

作品は未見なので詳細はのちほど。
劇場出口で香港映画ファンの友人たちと再会。年に一度七夕のように映画祭で会えます。もっとたくさん会場にいたはずですが、今日会えたのは3人。(白)

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