2025年10月30日

東京国際映画祭2025(3)

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日比谷ミッドタウン前のゴジラ像
観光客にも大人気

10月29日(水)

『ビトゥーカ ミルトン・ナシメント フェアウェルツアー』(ブラジル/フラヴィア・モラエス)ワールドフォーカス
ブラジリアンポップスの巨人、ミルトン・ナシメントをめぐるドキュメンタリー。
1942年生まれ、「ブラジルの声」と呼ばれているブラジルを代表するシンガーソングライターのミルトン・ナシメント。ピトゥーカは愛称。2022年、80歳になったのを契機にライブ活動からの引退を宣言して最後のフェアウェルツアーを行った。密着して撮影した映像と著名人の証言を織りまぜてみんなに愛される人物像と音楽世界を見せています。

『風林火山』(中国、香港/ジュノ・マック)ガラ
香港の繁華街で武装集団が無差別銃撃、現場は大混乱する。警察の一団も駆けつけるが病院の入ったビルが爆破され、入院中の富豪も巻き込まれて死亡した。この富豪の係累たちは、実は裏で違法薬物を扱って富を築いていた。警察とも周到なつながりを作っている。跡継ぎである二人の息子の思惑、周りの人々の中に事件の黒幕が存在するのか?

久々に金城武が出演、ルイス・クー、レオン・カーファイ、ラウ・チンワンら香港のスターたちの競演です。ベテランから名前がわからない若手までたくさん登場します。映像もスタイリッシュで美しく、香港では降らないはずの雪が舞っていて、気候変動後の近未来の話かと思ってしまいました。長くかかった末に完成した作品。最初っからクライマックスかと思うほどの派手な銃撃戦、さぞ製作費がかかったことだろう、潤沢だったのだろうと想像。

今日は組み合わせがうまく行かず、2本のみ。香港映画ファンの友人と久しぶりに会い、お茶しているうちに話に花が咲いて、そのまま2年ぶりのおしゃべりタイム続行。
早く帰宅したので、勢いで香港映画のオンライン試写を観ることにしました。エアバスのハイジャック事件に孤軍奮闘するアンディ・ラウの『フライト・フォース 極限空域』(11月14日公開)は後半が超人的すぎ。(白)


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2025年10月29日

東京国際映画祭2025(2)

10月28日(火)
『SHE HAS NO NAME』(中国/ピーター・チャン)ガラセレクション
一般上映@ヒューリックホール
昨日のファン・ビンビンは農婦役でしたが、こちらの主演はチャン・ツィイー。日本の統治下の上海。DV×ギャンブル好きな夫に虐待される妻役です。この悪縁が生まれ変わっても続くと言われ、思い余って殺したうえ切断したと逮捕されます。長編の大作はカンヌ映画祭で上映されていますが、今回は再編集バージョン。男の権力に女がどれほど虐げられていたか、ウィメンズのほうに入れてほしい作品でした。
事件の真実が気になるこの続きはいつ観られるんでしょう。
チャン・ツィイーは10代の学生のころにチャン・イーモウ監督に見いだされ、1998年『初恋の来た道』でデビュー。可憐さが評判でした。以来順調にキャリアを重ねて今は40代半ばです。上映後ピーター・チャン監督のQ&Aがありましたが、次の試写にまにあうように飛び出してしまいました。

『アラーの神にもいわれはない』(フランス/ザヴェン・ナジャール)アニメーション
ギニアの村で育った10歳のビライマ少年。母が亡くなって、叔母を探して旅したリベリアで反乱軍に捕らえられてしまう。少年兵になり、勇敢な兵士になる予定だったのですが・・・
実写なら目を覆うような過酷な日々です。子どもまで引きずり込んでこんなに争う人間ってどうかしている。
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『死のキッチン』(タイ/ペンエーグ・ラッタナルアーン)コンペ
女性シェフのサオがかつて自分を傷つけた男性に再会し、料理で復讐していくというお話。前半分が長くてなかなか進まず、3本目とあっていつのまにか寝落ち。肝心なところを見逃したらしく後の展開が理解不能となりました。すみません。モノクロの撮影は美しいです。

『アトロピア』(アメリカ/ヘイリー・ゲイツ)コンペ
米軍の兵士の訓練のために作られた架空都市アトロピア。中東の町に似せて作られ「仕事」として暮らすキャストも揃えられています。高校中退したような若い兵士たちがそこで様々な命令を遂行し、鍛えられます。が『愛と青春の旅立ち』ほどの鬼教官はいません。イラク人役の女優がメインのコメディタッチの風刺劇。そんな中途半端な訓練で死ぬ覚悟もできていない若者を戦争に送り出さねば、兵士が足りないらしいです。アメリカにはこんな施設?が実際に200か所もあるとラストのテロップが出ます。

政治家のみなさんは戦争にそなえるより、戦争しない努力をしてください。なかなかやらないのは、敵を作れば国民が同じ方を向いてまとまるし、戦争で誰かが儲かるからなんだよね、きっと。(白)
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東京国際映画祭2025(1)

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有楽町駅前

10月27日(月)
今日のプレス試写はコンペティション『母なる大地』(マレーシア)です。中国の女優ファン・ビンビンが呪術師役(農家と兼業)、Q&Aにも参加というので、会場は大盛況でした。田植えの場面から始まり、どこに彼女がと探してもわからないほど。鑑賞後の監督の話で特殊メイクをして、鼻の形も変えていたと知りました。農婦、2児の母、呪術師という役柄、これまでのイメージが全くありません。それは本人の希望でもあったそうです。Q&Aではご覧の人魚のような衣装、いつものあでやかさでした。レッドカーペットでの白黒のドレスもインパクト大でした。(白)

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左からバイ・ルンイン、ナタリー・スー、ファン・ビンビン、
チョン・キット・アン監督

公式のイベント動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=YGqBv165gG8
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2025年10月28日

東京国際映画祭2025始まりました(白)

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プレスセンターのある11Fから見える日比谷公園と皇居


東京国際映画祭2025
2025年10月27日(月)〜11月5日(水)
映画祭公式サイト
https://2025.tiff-jp.net/ja/

今年も無事プレスパスをいただきました。暁さん、咲さん、名古屋から参加の美さんと毎日日比谷と有楽町かいわいを映画をもとめてうろうろする毎日になります。
さっそくプレスセンターにパスを受け取りに行き、一年ぶりに会うライターさんとご挨拶。
ネットでも見られるのですが、デジタルより紙派の私はスケジュール表を見て、作戦を立てます。これがダイヤグラムを作るのに似て面倒なのですが、ぴたりとはまったときはやった!と嬉しくなります。取材は前もって申し込みをし、六本木でのように空いた時間に飛び込むわけにいきません。生では見られない代わりに事務局の方が頑張ってアップしてくださるアーカイブを確認することになります。
レッドカーペットのライブ完全版もあります。日比谷ミッドタウンでは、出演者に間近で会いたいと早くから参加者が列を作っていました。雨にならなくてなによりでした。(白)

youtubeのチャンネルはこちらです。
https://www.youtube.com/@TIFFTOKYOnet



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2025年10月25日

山形国際ドキュメンタリー映画祭 中東の作品をたっぷり楽しみました (咲)

10月10日の夜に山形入りして、さっそく香味庵で、アフガニスタン『ハワの手習い』の監督ナジーバ・ヌーリさんとお話しできるという幸先の良いスタートを切った山どきゅ。
中東の映画と、美味しい山形の食をたっぷり楽しんだ7日間でした。
初日の日記 

10月11日(土)  
ニュー最上屋さんで朝食。2年前に泊まった時には朝食をいただかなかったのですが、美味しいとの評判で、初めてお願いしました。
焼き鮭、たくさんの副菜でお腹いっぱいに。映画祭では合間に食事ができないことも多いので、朝たっぷり食べておくと安心です。

七日町の山形市中央中央公民館4Fにある映画祭事務局でプレスパスを受け取り、市民会館へ。

10:15〜@市民会館大ホール 
『亡き両親への手紙』
チリの軍事政権ピノチェト時代を過ごした両親、そしてチリの人々への思いに溢れた詩情豊かな作品でした。
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終了後、ロビーでイグナシオ・アグエロ監督のQ&A。
「私の映画をご覧になって気持ちよく寝て、目覚めて、また映画に戻って夢と融合させていただければ本望」 と、監督。

13:50〜@フォーラム3 
『ダンシング・パレスティナ』 
パレスティナの人々の民族舞踊「ダブケ」のステップで、土地を追われた人々が自分たちの文化を身体で感じる。
『3350キロメートル』 
フランスに亡命した監督が、シリアに暮らす父とビデオ通話。その距離3350km。
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上映後、サラ・コンタル監督のQ&A。故国に帰れない思いがずっしり。

3時過ぎに終わって、ホテルをニュー最上屋から山形ヒルズにお引越し。3連休で山形では映画祭のほかにもイベントがあってホテルは平常よりかなり高い値段設定。しかも、ニュー最上屋が予約できなくて、11日の夜だけ山形から30分のさくらんぼ東根駅前のホテルを予約していました。直前になって、4月はじめにお安い値段で予約していた友人が入院して行けなくなってしまい、譲ってくださいました。彼女には残念なことでしたが、助かりました。
チェックインして、荷物を置いてすぐまた、今度は中央公民館へ。七日町の通りは、歩行者天国になっていて、露店やキッチンカーが並んでました。でも、無常の雨で、人通りもまばら。
「やおや」で、メロンのサンドイッチと、桃のパンナコッタを購入。2年前に教えていただいて、果物の美味しさに感激したお店。このあとも何度も通いました。

16:10〜 @中央公民館
『トレパネーション』 (シリア、フランス、ドイツ)
内戦下のシリアからドイツへ逃れた監督が難民認定されるまで暮らした〈難民キャンプ〉の記憶。
上映前に、「5分だけ時間をいただきました」と、アンマール・アルベイク監督が登壇。かなりクレイジーな方とお見受けしました。映画の中でも、サイケデリックな音楽の使い方部分があって、そこは私にとっては耐え難かったのですが、見ごたえのある作品。終わったらすぐに市民会館まで走らないといけないのに、舞台挨拶があったからかなかなか終わらない・・・ 19:17までと記録していたのですが、時計をみたら、19:40! 実は、19:57終了の間違いでした。 大慌てで出て、市民会館にほんとに走りました。

20:00〜 @市民会館小ホール
『魔法が私に流れ込んでくる』 (パレスティナ、イギリス)
イスラエルの様々な音楽。モロッコから来たユダヤ人。クルド系ユダヤ人、サマリア人等々。最後はエジプトのコプト。とても興味深い作品でした。
『ライト・ホライズン』 8分のゴラン高原を描いた短編。
終わったところで、中東映画好きの方たちにお会いできて、山形の郷土料理やお蕎麦のある居酒屋で食事。過去の地中海映画祭やイスラーム映画祭なども話題に出て、楽しいひと時でした。

10月12日(日)
ホテル山形ヒルズの無料朝食。いも煮や、玉こんにゃくが山形らしいです。

10:30〜 @フォーラム5
『パラジャーノフ、ゆうべはどんな夢を見た』(ドイツ)
ドイツにいるイラン人の監督が、イランの両親やウィーンのいとことの他愛ないオンライン通話を10年間にわたり記録したもの。エスファハーン訛りのペルシア語が懐かしかったです。
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終了後、ファラズ・フェシャラキ監督のQ&A。あまり個人的な話にならないよう、時折フェイクも織り交ぜたのですが、完成した映画を父親に見せたら、本物の会話部分をフェイクだろうと指摘されたとか。(ご自分の会話なのに!)

この日の朝、大阪から飛行機で駆けつけた若いイランの現代詩研究者のNさんとランチ。そのあと、市民会館地下での写真展「私たちが見たパレスチナ ―占領下に生きる人びとと暮らし―」を覗きました。 小さな文字で解説がたっぷり書かれていて、半分観たところで、次の作品に並びにフォーラムに戻りました。 30分前なのに、もう70人位並んでいて、びっくり。

14:10〜 @フォーラム3
『ハワの手習い』 (フランス、オランダ、カタール、アフガニスタン)
初日の夜、香味庵で出会ったナジーバ・ヌーリさんが、10代で結婚させられたお母さまのことを描いた作品。タリバン復権でナジーバさんが故国を離れたあとは、お兄さんがお母さまの様子を撮影してくれて、映画を完成させました。教育を受けられなかったお母さまが娘たちには教育をと頑張る姿が素敵でした。
上映後、ナジーバ・ヌーリ監督Q&A

16:40〜 @フォーラム3
『撃たれた自由の声を撮れ』 (アフガニスタン)
タリバン復権で、学校にも行けず、自由に生きる権利を奪われた女性たちが、命がけで抗議する姿を、隠し持ったスマホで記録した作品。あまりにつらい現実!
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上映後、ザイナブ・エンテザール監督Q&A 通訳はショーレ・ゴルパリアンさん

18:50からのインド映画『サイクルマヘシュ』を観るのをやめて、Nさんと街を散策。
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まずは、旧吉池医院へ。閉館20分前だったので、大急ぎで見学。
文翔館(旧山形県庁舎)も手がけた建築家・中條精一郎の設計したレトロな洋風建築。
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昨年亡くなられた「矢野和之メモリアル」の展示は、イベントが開かれていた為、写真の数々は残念ながら見られませんでした。
その後、七日町を散策して、山形名物の肉蕎麦のお店に。「お蕎麦だけでもいいですか」と聞いたら、「一応居酒屋なのでお通し代はいただきます」とのこと。 秋刀魚の握り寿司も頼んでみました。

21:00〜 @フォーラム3
『ハキシュカ』 (イラン)
イラン北西部の村の丘の上で一年に一度、春に行われる女性だけのお祭り。
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上映後、ナルゲス・ジュダキ監督とイマン・パクナハード監督が登壇。二人はご夫婦。踊りながら叫ぶ「ハキシュカ!」の意味を問われ、ミトラ神の頃からの儀式らしく、意味は不明とのことでした。

10月13日(月・祝) 
前日、もう暗かった旧吉池医院の前を通って、中央公民館へ。
富貴豆の山田家さんに寄ったら、名古屋のミッキーさん! 同じ山形にいるのに、会えたのは3回目。やっとゆっくりお話しできました。

10:10〜 @中央公民館 
『日泰食堂』
香港の長洲島にある食堂の店主とそこで働く女性の疑似家族のような日常。時折、香港島に出かけ民主化要求デモに参加する女性。フランキー・シン監督が故郷の島で撮った初長編。上映後に登壇されましたが、写真の掲載には配慮をと。微妙な香港の立ち位置を考えさせられました。

12:45〜 @市民会館大ホール
『ガザにてハサンと』(パレスティナ、ドイツ、フランス、カタール)
ある日、見つけた2001年に撮ったビデオテープ。1989年に収監された時に知り合ったハサンを探してガザを訪ねた時のものでした。
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上映後、カマール・アルジャアファリー監督が登壇。2001年よりも、さらに混迷を極めるガザへの思いを語りました。

この会場で、この夏、横浜から故郷である山形に引っ越したKさんにお会いしたら、文翔館でパレスチナ関連のトークが開かれていると教えてくれました。自転車で先に行った彼女を追いかけて、歩いて文翔館へ。
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「川から海と、山まで パレスチナと共にいる、映画人たち交流会」
もう最後の方でしたが、主催者や参加者の方たちの熱意を知ることができました。

20:00〜 @フォーラム3
『12月に編まれた夢のあつまり』(インド)
ジャイプールのある12月。 思い出のある町の断片なのに、夢の中へ・・・

上映後、Eさんと一緒に香味庵へ。 
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ワシントンホテルの入口で、『トレパネーション』のアンマール・アルベイク監督に遭遇。私の胸のアッラーの文字の書かれたペンダントに目を付けられました。アッラーは、アラビア語で神様のことだから、ムスリムだけでなく、アラビア語を話すキリスト教徒にとっても神様という話をしていたら、監督から、それを日本語で話す姿を撮らせてくれと言われました。最後はペンダントのアップ。
さて、香味庵の会場へ。夕食を食べ損ねていて、芋煮を期待していたのですが、香味庵最終日で、大勢の人たちが参加していて、芋煮はもう影も形もありませんでした。
東京からUターンして、珈琲店を営む青年と、鶴岡出身で今は山形市内で働く女性と知り合いました。 2年前に来た時に気に入った「月カフェ」がなくなって、更地になっていてショックだったことを話したら、「月カフェ」なら郊外にあるけれど、文翔館の中にもありますよと教えてくれました。

10月14日(火)
ホテルを、再び山形ヒルズからニュー最上屋にお引越し。

10:00〜 @市民会館
『見知らぬ地へ』(イギリス、フランス、ドイツ、ギリシャ、オランダ、カタール、サウジアラビア、パレスティナ)
ギリシャまで船でたどり着いたパレスチナの青年。ドイツに行くための偽造パスポート入手のための資金作りに奔走する物語。てっきりドキュメンタリーだと思って見始めたら、青年たちの行動が、どうみても演技のよう! そう、物語でした。2013年の山どきゅで『我々のものではない世界』で大賞を受賞したマフディ・フレイフェル監督の作品。パレスチナ特集の一つだったのですが、この作品だけフィクションでした。

仙台からこの映画を観にいらしたKさんご夫妻とランチ。お二人は、私と別の日に『ガザにてハサンと』も観にいらしたのですが、その時にはお会いできませんでした。 
毎週土曜日に仙台駅前でパレスチナ連帯のスタンディングをされていて、頭がさがります。
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ランチのあと、七日町まで散策して、「やおや」でデザートに無花果のパンナコッタをいただきました。

夕方、シネジャの暁さんと、やっとゆっくり会うことができました。
同じ山形にいるのに、観る映画が違うので、なかなか会えなくて、最初にすれ違ったのは3日目でした。 暁さんも前日からニュー最上屋に泊まっているので、一緒にホテルに帰りました。

10月15日(水)
朝、早く起きられたので、帰りの新幹線指定券を買いに駅まで。ついでに、駅の向こうにある霞城セントラル24階にあがって、霞城公園や蔵王の山並みを眺めました。
8時 Eさんと朝食。前日、宿の方にEさんと同じテーブルにしてくださいとお願いしたら、Eさんとはおかずが違っちゃうけどと。彼女は7連泊しているのですが、毎朝、焼き魚や卵の調理方法、副菜、お味噌汁の具が違うとのこと。細やかな配慮にびっくりです。
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この日は、焼き鮭、卵焼き、牛肉と里芋、小松菜のおひたしなど。

9時、ホテル発。七日町で、先日、香味庵でおしゃべりした鶴岡出身の女性が通りの向こうに! 思わぬ再会。
山田家さんで、ホテルを譲ってくださった友人に頼まれた富貴豆発送。 お店は朝から大忙しでした。

10:10〜 @中央公民館
『王侯とエキストラ』 (パレスティナ、ドイツ、フランス、イギリス/2004)
1982年、イスラエル軍に奪われたPLO映画部門製作のフィルムの行方を追う旅。
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コンペティション部門審査員であるアッザ・エル・ハサン監督の作品。上映後、監督が登壇。
この作品からもまた、今のパレスチナを憂いました。

文翔館の月カフェに。
以前、山公ビル近くのお店にいたお姉さんがいました!
趣のある部屋で、クロックムッシュをいただきました。
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月カフェから文翔館の別館を望む

16:20〜 @中央公民館
表彰式
受付の列に並んでいたら、NHKの記者の方に、『トレパネーション』の監督さんが、インスタグラムに私の話している姿をアップしていると教えてくれました。え〜? もう? ひぇ〜でした。
席に座って、後ろをみたら、アルベイク監督が気づいて手を振ってくださったので、駆け寄って挨拶。 監督からもインスタグラムを見せられました。
隣に、『日泰食堂』の監督とプロデューサー。思わず話しかけてしまいました。張國榮のファンであることも。発音が悪くて、なかなかわかってくださらなかったのですが、「お〜レスリー!」と。

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表彰式では、まず、市民賞をナジーバさんの『ハワの手習い』が取って嬉しいスタートでした。アジア千波万波部門の大賞である小川紳介賞を『パラジャーノフ、ゆうべはどんな夢を見た?』 が受賞!
コンペティション部門のロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)は、『ダイレクト・アクション』 。 こちらは観てなかったので、翌日の受賞作品上映会で観ることに。
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このあと、クロージング作品『よみがえる声』は観ないで、受賞者記者会見に参加しました。

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『ダイレクト・アクション』の共同監督のお一人、 ベン・ラッセル監督と、『パラジャーノフ、ゆうべはどんな夢を見た?』 のファラズ・フェシャラキ監督が登壇。

20:30〜 さよならパーティー
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イランの『ハキシュカ』の監督ご夫妻とゆっくりお話しすることができました。


10月16日(木)
いよいよ最終日。
早起きして、駅の向こうの24時間営業のスーパーへ。あまり収穫なく、8時過ぎにホテルに戻って、朝食中のEさんと暁さんの隣に座って、おしゃべり。この日は、4時から郷土料理のお店で会食予定だったので、最上屋さんの朝食は頼まなかったのです。

前日の表彰式の最後に、藤岡朝子さんが、東北電力前の金木犀が、会期中に徐々に花が開いたのを見守りながら会場に通ったとお話しされていたので、この日は東北電力の前を通ってみました。この道は初めてでした。 
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大きな金木犀で香りがふんわり漂ってました。 

10:10〜 @中央公民館
『ダイレクト・アクション』
212分の長尺ですが、環境破壊に反対する人々の様々な姿を捉えた映像に目は釘付けに。 一番印象に残っているのは、メ〜メ〜鳴きながらひしめいていた羊さんたちが、餌が来ると、ずら〜っと1線に並んで、おとなしく餌を食む姿。 
三里塚を思わせる櫓も出てきますが、この反対運動は勝利したのが凄いです。

観終わって、「やおや」で食べ納め。 無花果とシャインマスカットにソフトクリームをトッピング♪

14:30〜 @中央公民館
フレックスインターナショナル賞(優秀賞)を受賞した『愛しき人々』(チリ、ドイツ)を、20分ほど観て退出。

山形まるごと館 紅の蔵に寄ってみました。
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歩いていて、素敵な蔵造が気になっていたところです。
裏手の蔵では、山形の郷土料理を紹介する展示。

横浜の同級生に山形に来ているとLINEしたら、「ラ・フランスの季節だね」と返事。でも、そういえばラ・フランスの姿を見ていない・・・ 紅の蔵の方に聞いてみたら、山形市の方で調整していて、ラ・フランスが店頭に並ぶのは、今年は10月28日からだとわかりました。 お店には、リンゴや葡萄。なるほど!

16時 山形駅近くの郷土料理のお店「飯豊」へ。
角館近くのユースホステル常連仲間で山形在住の恵美ちゃんが予約してくださいました。
10月10日に東京で集まった時には参加できなかった恵美ちゃん。「16日に山形で会ってきます」と言ったら、Iさんが「僕も行こうかな」と。冗談かと思ったら、ほんとに来ました! 左沢のA君も交えて、4人で、あっという間の3時間でした。

山形 19:31発のつばさ158号で東京へ。
2年後の2027年の山形国際ドキュメンタリー映画祭は、記念すべき第20回!
また参加できますように・・・


こちらもご覧ください。
★Facebook アルバム
第19回 山形国際ドキュメンタリー映画祭2025 アルバム(撮影:景山咲子)
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1400353032092278&type=3





posted by sakiko at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする