30周年を迎えた、あいち国際女性映画祭。トルコとパレスチナの映画が上映されるので、久しぶりに参加してきました。
毎年、気になる作品はあったのですが、コロナ禍前は、同じ9月にアジアフォーカス福岡国際映画祭があったのと、父をあまり一人にしたくなくて、ぐっと我慢していたのでした。
9月11日(木)10時15分 名古屋着。
名古屋に降り立つのは、一昨年暮れに大学の同級生と集まって以来。
新幹線に近い地下街エスカの喫茶リッチでモーニングと思ったら、全館休館! 宿泊するミユキステーションホテルに荷物を預けたいのに、預かるのは11時以降の注意書きをいただいていました。(こんなことは始めて!)

軽く食事ができそうなところを探して、シネマスコーレ辺りを歩いてみした。結局見つからなくて、ホテルに荷物を預けて、バスターミナルからウィルあいちへ。
12時半近くに着いたら、10時から上映されていた『金子文子 何が私をこうさせたか』(浜野佐知監督)と、『日々 福島のルワンダカフェから』(熊谷博子監督)の上映後トークが行われている最中でした。

迷って、熊谷博子監督のお話を聴きました。外国語だけでなく、福島の方言にも字幕がついていたのがよかったとの会場の声に、熊谷監督も、「実は私たちもわからないことがありました」とのお答え。映画は来年初旬に公開されるとのこと。楽しみです。この会場にいたシネジャの暁さんと、『金子文子 何が私をこうさせたか』を観ていたミッキーさんと、1階のフリースペースでパンを食べながらおしゃべり。
『金子文子 何が私をこうさせたか』、素晴らしかったとのこと。こちらも来年初旬公開です。
13:50から、ウィルホールで
『済州島 四・三事件 ハラン』。
1948年の政府による「赤狩り」と称した無差別な武力鎮圧の中で、幼子を守る若い母親を描いた作品。

上映後、ハ・ミョンミ監督、若い母親を演じたキム・ヒャンギさん、ヤン・ヨンヒプロデューサーのトークが行われました。キム・ヒャンギさん、可愛い! 若く強いお母さん役がぴったりでした。
終了後、夜の『ザ・ティーチャー』上映会場が駅近くのミッドランドスクエア シネマなので、暁さんとタクシーで移動。(うぃるあいち前にはタクシーが待機してなくて、バス停をめざして歩いて、バス停目前でつかまえました!)
映画の前に腹ごしらえ。

暁さんが事前に調べていた「サカナファクトリー柳橋中央市場店」で赤海老かやく丼をいただきました。酢飯ではなく、白飯に胡瓜、沢庵、胡麻などをまぜたかやく飯の上に、赤海老に囲まれた真ん中にマグロ、カンパチ、サーモンなどの刺身が山盛りになったもの。本来は卵の黄身が乗っているのですが、よけてもらいました。最初は、塩。次にわさび醤油、自家製たれ、最後に鯛出汁をかけて。美味しかったです。
18:30〜 ミッドランドスクエア シネマ
『ザ・ティーチャー』監督:ファラ・ナブルシ
占領下のパレスチナの日常がひりひりと伝わってくる作品でした。パレスチナの行方を思い、涙。(別途、報告します)
9月12日(金)映画祭は一日お休みにして、去年、佐賀から故郷・豊橋に戻った大学後輩のTさんと一緒に名古屋近郊を散策。

まずは、有松で待ち合わせ。東海道の趣の残る街並みが素敵でした。
次に目指したのは、常滑の世界のタイル博物館。

INAXライブミュージアムの中にあって、ここにはほかにも様々な施設があります。
40年ほど前に、まだINAXの資料館だった時代に訪れたことがあるのですが、その後、タイル研究家・山本正之さんが、1991年に約6000点のタイルを常滑市に寄贈され、LIXIL (当時のINAX)が常滑市から委託を受けて、1997年に「世界のタイル博物館」が開設されました。やっと訪れることができました。
写真は、受付のある「窯のある広場・資料館」。この建物は、40年ほど前に訪れた時にもありました。

ミュージアム内のレストランで、パスタとピザのランチを楽しんだあと、いよいよタイル博物館へ。充実の展示で、たっぷり2時間。常滑の街歩きの時間は取れませんでした。
東京のギャラリーでの企画展で観たことのあるペルシアのタイルの数々にも再会。

ガジャール朝のタイルですが、フルーツ盛り合わせの中に、胡瓜があるのをTさんが見つけました。イランでは、昔から胡瓜を果物として食していたのがわかって、思わず二人で笑ってしまいました。(胡瓜は野菜か果物かという議論! サラダとしてもいただくので、どちらでもあるといえそうです)
夕食は、大須に移転した
「ロジウラのマタハリ春光乍洩」に、ミッキーさんに案内していただくことになっていたので、5時前には常滑を後にして、大須観音駅へ。
有松も常滑も晴れていたのですが、この日、名古屋市内は大雨! 駅を降りたら、まだ大雨でした。大須商店街のアーケードを抜けて、まさに裏通りにある「ロジウラのマタハリ」へ。 レスリー・チャンを追っかけていたころの掲示板仲間でもある、りりこさんと再会。「レスリーのお誕生日にようこそ」と。 そうなのでした! 9月12日は、レスリーと、私の妹の誕生日♪
お隣のテーブルでは、若い女性二人、『鯨の消えた入江』やアニタことを話していたので、思わずお声をかけてしまいました。

アジア映画ファンが集う、素敵な空間でした。
9月13日(土)名古屋市内の地下鉄+バス乗り放題の「ドニチエコ切符」(620円)を購入して、まずは、地下鉄で栄へ。 バスターミナルのあるオアシス21の倉式珈琲店で、モーニング。ハムチーズホットサンドをいただきました。サラダ、ヨーグルト、カフェオレを選んで870円。
名古屋市営 基幹2 引山行バスで12分、「白壁」下車。
お屋敷町「文化のみち」を散策。

旧豊田佐助邸

二葉館(旧川上貞奴邸)
朝早いので、内部の見学はできませんでしたが、静かなお屋敷町を楽しみました。
歩いて10分ほどで、ウィルあいちへ。
10時からウィルホールでトルコ映画
『ウォーター・サーフィス』再婚する母の結婚式のために、久しぶりにパリからトルコの海辺の町に帰ってきたデニズの物語。

上映後、ゼイネプ・キョプリュリュ監督登壇。
Q&Aで真っ先に当てていただいたのに、ほんとにお聞きしたかったこととは別の質問をしてしまい、反省。(別途、報告します)
1階に下りたら、
あいち国際女性映画祭30周年アーカイブ展が開かれていました。

私が参加したのは、「愛・地球博」が開催された年だったので、検索してみたら、2005年のことでした。実は、この時、トルコ映画『雲が出るまで』が上映されたのですが、イェシム・ウスタオウル監督が急に来日できなくなって、恐れ多くも、私が監督の代わりに上映後のトークを依頼されたのでした。

「2005記録」誌には、ちゃんと私の顔写真入りで報告が載っていました・・・

吉行和子さんの色紙も(2001年)
午後一番の映画は見ないで、地下鉄名城線で「矢場」駅へ。

やば珈琲で、名古屋名物、鉄板ナポリタンをいただきました。
そのあと、海老フライサンドイッチが有名な「コッパル」大須本店へ。クリームあんみつを食べたかったのですが、連休初日の午後で、長蛇の列。諦めて、商店街を散策して、また名城線で「名古屋城」駅に戻って、歩いてウィルあいちに向かったら、市政資料館の裏手に入ったところで、遠くに東京のNさんの姿が・・・。
彼女が、この日上映される香港映画『ラブ・ライズ』を日帰りで見に来ることは知っていたのですが、思いもかけず早くお会いできました。

せっかくなので、市政資料館1階から大階段を眺め、右わきにある留置所にご案内しました。
15:50〜 大会議室で、
『ラブ・ライズ』ホー・ミウケイ(何妙祺)監督

サンドラ・ン(呉君如)演じる52歳の婦人科医が、ロマンス詐欺に・・・
過去を振り返り、これからの人生にも思いを馳せる中年女性の気持ちに寄り添う作品でした。
映画が終わって、会場を出たところで、ショーレ・ゴルパリアンさんとばったり!
今回、15日にトークがあるのですが、聴けないことをお伝えしました。
Nさん、ミッキーさんと一緒に名古屋駅へ。
小一時間ほど、新幹線乗り場に近い地下街エスカの喫茶リッチで3人でおしゃべり。

コッパルで食べられなかった小倉クリームあんみつをいただきました。
次回は、コッパルのランチタイムにサンドイッチを食べたいなと、名古屋をあとにしました。