2015年06月28日

シネジャ94号発送の後に試写で観た『天皇と軍隊』、戦後70年特集に入れたかった! (咲)

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シネマジャーナル94号が出来上がりました。
26日、白さん宅で、暁さんと3人で発送作業。
6月に発行される号の発送は、白さん宅に行く途中の白山神社の紫陽花が楽しみ。見頃は過ぎてしまっていましたが、今年散々楽しんだ紫陽花に名残りを惜しみました。
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94号では、戦後70年の特集を組みました。
戦後70年の年に観てほしい旧作や、この夏、公開される戦争絡みの作品を取り上げました。
この特集を機会に、学徒出陣した父にあらためて話をきくこともできて、私にとって有意義な企画となりました。

94号で紹介した新作だけでも、『筑波海軍航空隊』『ソ満国境 15歳の夏』『記憶≠ニ生きる』『沖縄うりずんの雨』『戦場ぬ止み』『この国の空』『ひとりひとりの戦場』と、戦後70年の年にふさわしい映画が数多く公開されます。
なにかと危うい状況の中、日本が二度と戦争に巻き込まれないようにという監督たちの思いを強く感じます。

この日は、3時半から『天皇と軍隊』の試写があるので、大急ぎで発送作業を終えて、暁さんと一緒に試写の会場であるTBS放送センターを目指しました。
気になるタイトルだったのですが、94号編集の終盤に試写の案内をいただいて、どうしても観にいくことができなくて、この夏公開される戦争絡みの映画のリストの中に名前だけ入れた作品でした。

『天皇と軍隊』は、フランス在住の渡辺謙一監督によるドキュメンタリーで、2009年のフランス映画。TBSが制作協力したもので、既にテレビ放映されているものと後から知りました。
憲法9条はなぜ必要だったのか? なぜ天皇制は存続したのか?をストレートに描いた作品で、戦後日本の歩んだ歴史が実によく理解できるドキュメンタリーでした。
アメリカ目線でも、日本目線でもない、フランス在住の監督だからこそ描けたものだと感じました。あ〜これは94号の戦後70年特集に入れたかった!
6年前に作られた映画ですが、今だからこそ観てほしい映画です。
『天皇と軍隊』
★2015年8月8日(土)よりポレポレ東中野にて緊急ロードショー他全国順次公開


ところで、余談ですが、TBS放送センターは10年程前まで、毎月月末の金曜日の夜にIKKの会合が開かれていた懐かしい場所。(お蔭で、すっとおトイレに行けた!) 
IKKは、表向き「イランをこよなく愛する会」の略、裏の名がありますが、イラン革命(1979年成就)の時に現地にいた駐在員の方たちの情報交換の場として出来た会で、その方たちが帰国してからもずっと日本で会合が続いているもの。メンバーの中にTBSの方がいて、そのご縁で長い間TBSの会議室で開いていたのですが、その方もお辞めになって場所が変わったのでした。思えば、主要メンバーの多くがあの世に旅立たれてしまいました。時は移ろうものとしみじみ・・・

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2014年05月14日

みんな生きている〜飼い主のいない猫と暮らして〜 (千)

もう五月も半ばになりました。が、いまのところスクリーンで観た
映画は10本位です・・ 今年はアト何本観れるのでしょうか・・ たらーっ(汗)

2月下旬、中野で開催された泉悦子監督(シネジャの大先輩です☆)の
最新作試写会へ伺いました。平日の日中、しかも雨の降る天気にも
かかわらず会場は満席!!! さすが!!! あやうく座れないところでした、、

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私も猫は大好きなので 涙が流れて、複雑な思いで観てましたが
ネコが嫌いなひとにも いろんなひとに観ていただきたい映画です
公式サイト
6月3日から札幌の蠍座ロードショー決定! そして夏休み
ポレポレ東中野モーニングショー決定! です。どしどし宣伝するぞー ぴかぴか(新しい)

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ちなみに我が家のモモ(野良出身・アメショーmix・12歳)は
お風呂のフタうえがお気に入りです。。 長生きしてにゃ。。


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2013年12月03日

映画 『落秋』 試写会へ (千)

先日、渋谷のアップリンクへ 『落秋』 西本信也監督
を観に行きました。こちらの作品は未だ配給が決まってなくて
ぜひ皆さんのお力を借りたい、と配給先を探すための試写会でした ひらめき
こうゆう方法もあるんだあと勉強になりました・・
作品は元フリーカメラマンの男性が主人公の恋愛モノ。音楽も
ステキでした。どうか劇場公開されますように。。




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2013年09月06日

ドイツ映画『おじいちゃんの里帰り』 ヤスミン・サムデレリ監督と片言トルコ語でお話 (咲)

ドイツのトルコ移民を描いた『おじいちゃんの里帰り』。原題『Almanya - WILLKOMMEN IN DEUTSCHLAND』自体、トルコ語とドイツ語の合体。これはもう早く観たい!と、9月3日、1回目の試写に行ってきました。何より、この日は「あいち国際女性映画祭2013」での上映にあわせて来日したヤスミン・サムデレリ監督にも会場でお会いできるというので、ワクワク♪

物語は・・・1960年代にドイツ政府の出稼ぎ呼びかけに応じてトルコからやってきたおじいちゃん。惜しくも100万人目を逃した100万1人目の移民だった。その後、家族を呼び寄せ、今では孫にも恵まれ、おばあちゃんの希望でドイツに帰化も果たした。そんなある日、おじいちゃんはトルコの故郷に家を建てたと言って、夏休みに一家全員でトルコに行くことになる・・・
長い道中に、移民してきた頃の話や、おばあちゃんと略奪婚だったことなどが語られる。
ドイツに到着した当時のカルチャーショックや、孫の世代のアイデンティティなど、ユーモアを交えて描かれて、期待通りの作品でした。

映画を観終わって、ヤスミン・サムデレリ監督にトルコ語で「ようこそ!」と挨拶。その後、もともとそれほど出来るわけでないトルコ語でしどろもどろながらお話しました。私が言いたいことを察知してくださって、なんとか会話が成り立った次第。トルコでの撮影地はイズミールの近くですが、監督の祖先の故郷はアンカラよりさらに東のアナトリア高原の方とのこと。頭が切れて、とてもチャーミングな方でした。

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『おじいちゃんの里帰り』
★11月30日よりヒューマントラストシネマ有楽町他 全国公開
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2013年08月10日

『日本の悲劇』試写会で仲代達矢さんにお目にかかる (咲)

7日、『日本の悲劇』のマスコミ最終試写会へ。
父親の年金が生活のよりどころだった長女が父親の死後もその死を隠し続け、年金や給付金を不正に受け取っていたという事件(2010年7月)に衝撃を受けた小林政広監督が、“遺書を書くような気持ち”で脚本を書き上げた渾身の作品。

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上映前に、小林政広監督が挨拶に立ちました。
「重い気持ちでそのまま帰っていただきたいのですが、今日はサプライズがあります」とおっしゃっていました。

10数年前、会社の希望で退職後(つまりリストラ!)、まさに父親の年金で暮らしてきた私にとって、実に切実な内容! どんな映画なのか、ドキドキしながら拝見しました。

妻に先立たれた不二男は、リストラで失業し妻と子に去られた息子と二人暮らし。肺ガンで余命3ヶ月と宣告された不二男は手術を拒み、無理矢理退院してくる。自室のドアや窓にクギを打って閉じこもり、自分はミイラになると宣言する。息子は毎日扉越しに父にやめるように告げるが・・・

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上映後に仲代達矢さんが登壇! 信念を持って自分の最期を決めた不二男を体現した仲代達矢さんに、拍手が鳴りやみませんでした。
仲代達矢さんは、現在80歳。これまでに100本以上の映画に出演し、500本以上のシナリオを読んできたけれど、こんなホンに出会ったのは初めてで、即、出演を決めましたと語りました。

小林監督と仲代達矢さん.jpg (写真3枚 宮崎暁美撮影)

不況、貧困、孤独死、震災後の立ち直れない現状など、今、日本が抱える問題をずっしりと感じさせてくれる作品。仲代達矢さんの言葉を借りれば、「どうやって生きたらいいかを投げかける映画」です。

8月31日(土)よりユーロスペース、新宿武蔵野館ほか、全国順次ロードショー
公式サイト:http://www.u-picc.com/nippon-no-higeki
posted by sakiko at 12:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 試写 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする