2013年12月17日

ミッキーの毎日・映画三昧 (千)

コチラで綴っていた 「ミッキーの映画日記」 が新しく
ミッキーの毎日・映画三昧 として開店しておりました ぴかぴか(新しい)
さすがミッキー先輩、凄いなああ☆
本当はこのBLOGのトップページにあるリンク集に貼れば良いのですが…
(管理人ではナイので出来ません、、)

最近の私
風邪ひいてばかりで借りて来たDVDを自宅で鑑賞するのが精一杯です…






posted by chie at 17:32| Comment(2) | TrackBack(0) | ミッキーの映画日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月02日

11月29日金曜 「ミッキーの映画日記」 未公開DVDは最高! 『パットン将軍最後の日々』 『大臣と影の男』 『ハゲ鷹と女医』 『ケシ畑の小さな秘密』


私がしたい仕事はDVD屋さんでわーい(嬉しい顔)映画相談ばあちゃんになること。
歩いていけるところなら無料でもやりたい。
今日は微熱があるのでDVDを4本借りた。
みんな◎。日本では未公開作品。公開されなかったのが残念な映画ばかりだった。

カチンコ『パットン将軍最後の日々』デルバート・マン監督/アメリカ/1985年/146分

第二次大戦のヨーロッパ戦線が終結してドイツ・バイエルン地方進駐軍の司令官に任命されたパットン大将(ジョージ・C・スコット)は、素早く復興作業を始める。
その責任者は元のバイエルン州知事で元ナチス党員だったことからパットンは連合軍総司令部から追求を受ける。
捕虜のドイツ兵に気力がないので、再び軍人としての誇りを持たせるため訓練を開始したことや、記者会見での失言も重なり、パットンは司令官を解任されてしまう。

・書くのに時間を調べてびっくりexclamationこんなに長い映画とは思わなかった。
骨太作品。
主演のジョージ・C・スコットさんはアカデミー賞を断った方。見るからに反骨精神のあるお顔立ちだ。戦略に長けて民衆の人気もあり、太っ腹で人情味あるパットン将軍が交通事故で亡くなるまでを描いた作品。


カチンコ『大臣と影の男』ピエール・ショレール監督/フランス/2011年/112分

今、怒っている!こんな名作を公開しないで何やっているのか!
監督さんは『ベルサイユの子』の方。主演はオリヴィエ・グルメ『息子のまなざし』『ある子供』で、ミシェル・ブラン『仕立て屋の恋』が出ている

政治内幕ものでこんなに静かな衝撃を受ける作品はなかった!!!
DVD返却前にもう1度見た。2度目も新しい発見があり、うんと楽しめた。

調べてみたらセザール賞の主要6部門でノミネート。
助演男優賞と脚本賞をダブル受賞していた。こんな秀作だからどこかで(例えば「未公開映画祭」とか)上映していたかも知れないが、今年DVD部門ではトップワン確実!グッド(上向き矢印)


カチンコ『ハゲ鷹と女医』パブロ・トラベロ監督/アルゼンチン、チリ、フランス/2010年/107分 

年間の交通事故死が8000人、負傷者が12万人というアルゼンチンを舞台に、保険金をめぐる裏社会を描いている。
ソーサ(リカルド・ダリン)は交通事故専門の元弁護士。
貧しい被害者に代わって保険金・示談金を請求、その何割かをピンハネする悪徳組織に入っている。
ある日、事故現場で女性救命士ルハンと出会いひと目ぼれしてしまう。今の仕事をやめたいと思うようになったが・・・。

監督さんは『セブン・デイズ・イン・ハバナ』の7人の監督の中のお一人。
主演はあの『瞳の奥の秘密』の男優さん。
痛い終わり方をするが、これがこの国の暗部を正確に表しているように思う。
4本の中で唯一これだけ少し散漫な部分があったが、アカデミー賞外国語映画部門に選出されている。

※二人が初めてベットインする時に、毎日の激務でルハンが居眠りしてしまう。それをじっと見つめるソーサ・・・いいシーンだった。


カチンコ『ケシ畑の小さな秘密』ファン・カルロス・メロ・ゲバラ監督/コロンビア/2012/86分
 
大画面で観たかったexclamation
内戦状態が続くコロンビアで、実直な父親エミリオと9歳の息子シモンはゲリラの襲撃で家族は殺され、従兄弟を頼って来たが仕事もなく、非合法栽培のケシ畑で働くしかなかった。
シモンは隣家の女の子ルイサと遊ぶようになる。

・これは子供の目からみた作品。
このカメラがとてもいい。ハッとする画面が何度かあった。もちろん、景色もよかったが最初から最後まで流れるような子供カメラ目線が秀逸。

これもどうしようもない国の政情不安の中、こうするしかない現実が浮き彫りにされていた。
貧しさ、裏切り、虐殺、麻薬・・・そんな中で生きていく人々。
ケシの花のぴかぴか(新しい)美しさと、簡単に人を殺してしまう場面を見てしまった少年の瞳が忘れられない。
posted by mikiko at 11:28| Comment(2) | TrackBack(0) | ミッキーの映画日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月23日

11月14日木曜 「ミッキーの映画日記」 絵画関連の2作品 『ふたりのアトリエ〜ある彫刻家とモデル』 『鑑定士と顔のない依頼人』


今日は絵画関連の作品を2つ続けて観た。

『ふたりのアトリエ ある彫刻家とモデル』フェルナンド・トルエバ監督/スペイン/公開中

1943年夏。占領下のフランス南西部のスペイン国境近くの山里に住む彫刻家のマーク・クロス(ジャン・ロシュフォール)は創作する意欲がわかず行き詰まっていた。
80歳になろうとする彼には、もう作品はできないだろうと思われていた。
街ではドイツ軍の取締りがきつくなり、次々と収容所へ連行されて行く日々だった。

そんなある日、クロスの妻リー(クラウディア・カルディナーレ)は、市場で出会った浮浪者のような娘メルセ(アイーダ・フォルチ)に目をとめ、家に連れて帰る。
スペインから命からがら逃げてきたという彼女に、リーは夫のモデルにならないかと持ちかけた。
リーは、その昔、夫のモデルをしていたので、マークの好みを知り尽くしていた。

 名古屋の試写会場が満員になり、もう一度上映することになった。
だからその2回目のおかげで観られたのだが、こんなことは初めてだ。
作品よりクラウディア・カルディナーレさんぴかぴか(新しい)見たさじゃなかったのかと思っていた。

ところがそれは間違いだった。
もちろんかの大女優は良いお歳を重ねていて、お声にも深みがあり、長年愛する夫をいつくしんでいる様子が身体全体から出ていた。出番は少ないのが残念だったがストーリーからいえば当然と頷ける。

さて一番の驚きパンチは、近年、制作意欲が衰えて使っていなかったアトリエ(壊れそうな古い家)が、彫刻家の意欲が湧くにしたがって光りの当て方や置いてある塑像や古びたデッサンがはっきり見えるようになったことだ。
途中、思いがけない訪問者や逃亡者が来るが、下界(街)で起こっていること、この国で起こっている忌まわしいことが、このモノクロの作品にしっかり織り込まれている。

※メルセの豊かな裸体が、自然な風景の中で「何でも包み込んでくれる幸せ」そのものに感じた。


カチンコ『鑑定士と顔のない依頼人』ジョゼッペ・トルナトーレ監督/イタリア/131分/12月13日公開

ヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)は一流の鑑定士。オークションのお立ち台で瞬時に買い手との落札交渉をしている。独身の彼は人間嫌いで、唯一の楽しみが自宅の隠し部屋に飾った女性の肖像画収集とお一人様鑑賞だ。

自分がほしい女性肖像画が出ると、絵画仲間の友人のビリー(ドナルド・サザーランド)に頼み、名画を安く落札するよう仕向け、自分のコレクションに加えていた。

そんな彼のところに、クレア・イベットソン(シルヴィア・ホークス)という女性から電話が入り、亡くなった両親が遺した家具や絵画を鑑定してほしいと依頼された。忙しい彼は相手にしなかったが、あまりに悲痛な声なので哀れみを覚え、やむなく引き受けて指示された邸宅に向かったが、彼女は姿を見せなかった。

面白いわーい(嬉しい顔)!絵画オークションの様子、作品鑑賞、そして中年男の遅まきの初恋が絡んだサスペンスだから観逃すわけにはいかない。

ストーリーは「観てのお楽しみ」なんていうひと言で片付けては申し訳ないが、1回観た私ももう一度おかわりしたい作品グッド(上向き矢印)
人間模様のからくり(人形からくりも出てきて、それも必見内容だが、人間関係にもこのからくりが潜んでいる)をどんな風に役者が涼しいお顔で演じているか、次回はじっくり観てみたい作品。



posted by mikiko at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ミッキーの映画日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月15日

11月9日土曜「ミッキーの映画日記」 眠ってしまった 『ナゾトキネマ マダム・マーマレードの異常な謎 <出題編>』


カチンコ『ナゾトキネマ マダム・マーマレードの異常な謎 <出題編>』
 名古屋のTOHOシネマズベイシティまでこれを観るために行ったのに、ついでだからと午前十時の映画祭『炎のランナー』でパンチ大感動!『清須会議』でわーい(嬉しい顔)中笑い、
そして大目的の『ナゾトキネマ〜』で寝てしまった!
謎ときだから寝てしまっては・・・
薦めてくださった試写室お兄様のがく〜(落胆した顔)あきれ顔を想像しただけで恥ずかしい。
だからお兄様からいただいたオススメ文を載せよう。
長〜〜〜いから呼吸を整えてお読みくだされ。

『ナゾトキネマ マダム・マーマレードの異常な謎 <出題編>』は俺にまかせろ!

11月1日金曜日、TOHOシネマズ名古屋ベイシティで「ナゾトキネマ マダム・マーマレードの異常な謎【出題編】」を 観てきました。大変です!意外なことに(?)コレ、オススメですよ!!

゙観客参加型のイベント映画″なので「映画関係者や 熱い映画通の人達なんかは かえってこのテの映画は敬遠しちゃうんだろなぁ」と思ってるんですが…

゙30年前に他界した映画監督が撮った3本の短編映画から謎解きのヒントを見つけ出す。″というもので、各々20分ほどの劇中短編を観るわけですが、謎解きの難しさ・面白さもさることながら、この3本の短編が いずれも実に良いんです。
特に ゙中学卒業を間近に控えた少女の淡い初恋と友情″を描いた1本目の「つむじ風」は 主役の女の子(杉咲花ちゃん)の瑞々しさも際立つ 抱きしめてあげたいほど愛しい作品です!
本来の目的である謎解きなど忘れて見入ってしまいます。泣きそうです。

2本目の「鏡」は、あの鶴田法男監督によるラブサスペンスホラーです。なかなかです!
そして3本目の「やまわろわ」という作品は ゙おばあちゃんが孫娘に 辻の名前の由来を語る″お話で、「ゴールデンスランバー」など伊坂幸太郎原作の映画化作品を多く手掛ける中村義洋監督の手によるもの。これもいいですよ。

謎解きについての反応も気になったので 観賞後「マダム・マーマレード」への書き込みを探してみたら、ボクと同じように この3本の劇中短編映画に魅せられたという人が沢山いて嬉しかったです。

さて、同時に 書き込みによると 肝心の謎は解けなかったという人が大多数で、やはり相当難しかったようです。「解けた」という人ももちろんいましたが、得意げに解答をバラしてしまうような不埒な愉快犯はいなかったようで安心しました。

映画の冒頭で 川口春奈さん(「絶叫学級」の主役の子ね)演ずるマダム・マーマレードが「この謎が解ける人は おそらく5%…いやそれ以下かも…」とおっしゃいます。

ウ〜ン… 5%って、多分それほど少なくはないと思いますが、確かに ゙ある閃き″がないと全く解らないかも。゙多分それほど少なくはない…″といいますのは、実はボク 解けたんです。

【解答編】を観るまでは まだ本当に正解かどうか判りませんが、一応スッキリとした答えが出てるので 合ってるんじゃないかな?

入場の際に渡される解答用紙を見るとわかるのですが、要は ゙3本の短編映画それぞれに隠された5文字ずつを見つけ出すこと″なんですね。

ハッキリ言って、2本目は かなり露骨に出てきますし、3本目なんて もうそのまんまです。
ところが 謎の出発点となる1本目から見つけ出すのが かなり難しいので、そこが解らないと後もサッパリ?なのかも知れません。

かく言うボクも 1本目「つむじ風」終映後の最初の3分間のシンキングタイム(スクリーン上にはカウントダウンが映っています。)では メモと睨めっこしてるばかりで なんにも書けませんでした。いつもながらボクは かなり前の方の席に座ってたので、後ろの方から 他のお客さんたちの鉛筆を走らせる音が聞こえて「あぁ みんなわかったのかなぁ…」と焦りと劣等感に襲われました。

でも 2本目「鏡」を観てる間にも、監督の遺したヒントなど思い起こしたりもしてあれこれ考えてるうちに ふと!閃いたコトがあって そのコトとメモったものを照らし合わせて考えてみたら… 出てきたんです! ゙まだ意味不明ながらも″これかな?という答えが。
で「鏡」に出てくる ゙文字″と組み立てていったら、徐々に繋がっていき 答えが浮かんできました。

そうなるともう「鏡」終映後には 残る最後の5文字はほぼ予想できたので、あとは3本目を観ての ゙検算″のようなことだけです。

閃いてから思えば、1本目「つむじ風」でも 実は答えを ゙あからさま″に映してるんです。やはり この1本目で閃くかどうかが正否の分かれ目のようです。

さて、思った通り 3本目「やまわろわ」を観終わって 答えを確信できたので 映画全編終映後の最後のシンキングタイム(10分で強制終了!)に入るや否や答えを書き入れて席を立ったら…
なんと一番乗りでした!けっこう大勢いらした後ろの方のお客さんたち みんな考え込んでるようで 誰も席立ってなかったんです。
アレ?ボクにあんなにプレッシャーを与えていた鉛筆の音は何だったの?皆さんもメモとってるだけだったの…?
いやあ〜っ! 気持ち良かったぁ〜っ!!!
学園モノのドラマなんかでみかける ゙テスト出来た者から提出して教室出ていける″シーン!

ボクの学生経験では そういう制度無くって、出来てても試験時間内は席に居なきゃいけなかったから 人生初めての体験!
こんなに優越感に浸れるものだったんだぁ!

扉の外で待ってる劇場スタッフさんが抱えてるまだ空っぽの箱に用紙を入れて、「この10分(スクリーン上ではカウントダウン)が終わったら、また何か映りますか?」と訊いたら「いえ そのまま終了します。」ってことだったんで、一刻も早く帰って23時15分からのテレビドラマ「都市伝説の女」を観なければならなかったボクは、充分なシンキングタイムを残しながら、こうして颯爽と劇場をあとにしたのでした。

…と いつの間にか自慢話に変わっちゃってますが、言いたかったのは そんなことじゃなくって、とにかく謎が解けても解けなくても とても面白い体験だし、繰り返しになりますが ゙なにより劇中短編映画が素晴らしい!″から 観てほしいってことです。
短編だけで観る価値あったと思いますもん。

最後に、さんざん一番乗りなど自慢しましたが はたして本当に正解かどうかは まだ判りません!
【解答編】のエンドクレジットに ゙愛知県 ねんねこ″の名が出てたら 御名答ってわけです。
お楽しみにぃ〜!



posted by mikiko at 20:10| Comment(1) | TrackBack(0) | ミッキーの映画日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

11月6日水曜「ミッキーの映画日記」東京映画デー うっとり『カイロ・タイム 異邦人』 まさか!のコリン・ファレル2本続き 『セヴン・サイコパス』 『デッドマン・ダウン』


カチンコ『カイロ・タイム 異邦人』ルバ・ナッダ監督/カナダ、アイルランド/新宿武蔵野館

パレスチナ・ガザ地区で国連職員として働いている夫と、休暇をエジプトのカイロで過ごそうと女性編集者のジュリエット(パトリシア・クラークソン)がこの地にやってきたが、夫マークは錯綜する情勢でカイロにはすぐに来られなくなった。
異国で勝手のわからないジュリエットは、以前マークの警備をしていたエジプト人のタレク(アレクサンダー・シディグ)が案内役として同行してくれることになった。

・映画旅もの部門があるならbPの作品。
カイロ市街地から見えるピラミッド、異国情緒たっぷりの町並み。うっとりする景色グッド(上向き矢印)は映画代の半分以上は元が取れる。

だけど、あんなに肌を露わにした洋服はいただけないバッド(下向き矢印)。一応国連職員えら様の奥様だし、おまけに奥様は雑誌の編集者。この地に持ってくる服じゃないよ!パーティ着ならOKだが、もっと地味な色の麻の長袖上着とか持って来なきゃ・・・。それだけがちっ(怒った顔)不満だった。

ちょっと胸がトキメク恋は、ナイルの雄大な流れ(旦那様の愛)に比べれば、透き通った水溜りみたいなもの。(それも捨てがたいがわーい(嬉しい顔))現実的な終わり方でよかった。

カチンコ『セブン・サイコパス』マーティン・マクドナー監督/イギリス/新宿武蔵野館

脚本家のマーティ(コリン・ファレル)は、新作「セブン・サイコパス」のアイディアが浮かばず悩んでいた。そんな彼を助けようと親友で売れない役者のビリー(サム・ロックウェル)は、脚本のネタ集めのために「サイコパス<イカれた奴>募集」という広告を、勝手に新聞に応募してしまう。

 現実か虚像かわからない迷路に入ったような作品で、ぎょっとさせるシーンも迫力もある。
人は殺してもお犬さま、ウサギさまは守らなきゃというスタンス。最後、意外な着地で◎。

サム・ロックウェルのサイコパス度は最高!わーい(嬉しい顔)それに怯えながらついて行くコリン・ファレル。
次に観る『デッドマン・タウン』でまたコリン・ファレルさんとお会いできるとはexclamation×2


カチンコ『デッドマン・ダウン』ニールス・アルデン・オブレヴ監督/アメリカ/ヒューマントラストシネマ渋谷

 裏社会の大物・アルフォンス(テレンス・ハワード)のもとで殺し屋として活躍するヴィクター(コリン・ファレル)は、向かいのマンションに耳の不自由な母親ヴァレンタイン(イザベル・ユペール)と暮らすベアトリス(ノオミ・ラパス)の存在が気になっていた。
 会話をするようになってすぐ、彼女から殺しの現場を見たと告げられ、警察に通報しない代わりに顔に傷をつけた男を殺してくれと頼まれる。
ヴィクターも妻子を殺した男の恨みがあり、名前や経歴を隠して復讐の機会を狙っていたのだ。

 2作品続けてコリン・ファレルだ。窓からのぞかれた殺人現場だが、なぜ外国の方はカーテンをしないのだろう。ま、映画で観るかぎりだけど、下着かえからセックスまであまり気にかけていない。ましてや殺し屋なんだから無防備過ぎない?

でもこの作品は面白い!一番は俳優さんのバランスがいいグッド(上向き矢印)
中でも、イザベル・ユペールが耳の不自由な母親をやっているが、いつもと違う役柄。
穏やかな表情で、耳が聞こえないから少しトンチンカンな受答えをするが、それがとってもいい。娘がコリン・ファレルと付き合うのを心待ちにしている優しい母親を体全体で演じていた。普通のお母さんを演じられるなんてすごい女優さん。
それとコリン・ファレルの手下の若い男もいい。ドミニク・クーパーだ。(『デビルズ・ダブル ある影武者の物語』)。もちろんぴかぴか(新しい)コリン・ファレル&ノオミ・ラパスもいい。

posted by mikiko at 05:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ミッキーの映画日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする