2013年09月16日

9月9日月曜「ミッキーの映画日記」異空間の映画を楽しんだ。『アップサイドダウン 重力の恋人』 『サイコメトリー〜残留思念〜』


異空間映画を2作品続けて観た。
カチンコ『アップサイドダウン 重力の恋人』ファン・ソラナス監督/カナダ、仏
 太陽系の惑星に、正反対に引力が働いている双子の惑星があった。
この二つの星の上部分は、お金持ちが住み、下の部分には貧乏な人が住むという構図になっていた。
互いの星と交流することは物理上困難で、交流も禁じられていた。
下の世界に住むアダム(ジム・スタージェス)は、ひょんなことから上の星のエデン(キルスティン・ダンスト)と恋ハートたち(複数ハート)に落ちてしまった。

不思議な異空間映画だ。このごろ金持ちと貧乏の世界を両極に分けた映画が多いが、この空想をかきたてる面白い設定をよく考えたものだと感心するグッド(上向き矢印)

二人がめぐり合って恋に落ちた場所は、アダムは下の星の高くて荒れた山で、エデンは上の星の高いビル?の屋上みたいなところだから双方が近くなるのだ。
そこで出合ったのだが、その時は少年少女だった。お互いにずっと忘れずにいたのだ。

それから10年後に、またひょんなことからアダムはエデンが生きていることを知って命懸けで上の星に行く・・・。引力が反対だからおしっこをすれば上に散ってしまうし、身体が浮き上がらないようにオモリを身につけて、大変な思いをしてエデンにあう・・・この作品は、絶対デートひらめきにうってつけだ。

カチンコ『サイコメトリー〜残留思念〜』クォン・ホヨン監督/韓国
刑事チュンドン(キム・カンウ)は公園の壁に不思議な落書きを見つけたが、
その後すぐに、その場所で少女の死体が発見された。落書きと事件が一致するのではないかと直感したチュンドンは、落書きの張本人ジュン(キム・ボム)を探し出す。

ジュンは人や物に触るとその人の過去や行動が読み取れる能力があることに驚くチュンドン。ジュン自身はその能力で辛い経験ばかりするため、心を閉ざし孤独な生活をしていた。

気に入った!グッド(上向き矢印)分かりやすい流れと異空間サスペンスで楽しめたわーい(嬉しい顔)

キム・ボムが透視する時、すごく苦しみ、最後は鼻血を出して倒れる…この場面はファンならもうやだ〜(悲しい顔)落涙確実。
横顔もすっきりの美形だ。
この頃、韓国映画はおっさんと若い美形のコンビが多いのが、この作品も渋い男、寡黙な美しい男の対比を楽しませて貰った。
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2013年09月08日

9月4日水曜「ミッキーの映画日記」 あいち国際女性映画祭。今日は若尾文子×増村保造監督デー。 『妻は告白する』 『女の小箱より 夫が見た』 『清作の妻』の3本が上映された。

3本も同じ女優さんと監督さん作品を続けて観た経験はあるが、名古屋名物の味噌煮込みうどんの癖になるこってり風味に、女の恐さ(七味とうがらし)をパラパラ、パラパラ、パラパラ・・・と、ふりかけたような作品群は初めてだった。
そして、若尾文子の声とぴかぴか(新しい)艶やかな姿態(吹き替えが多かったらしいが)に、目も耳もを至福過剰になり疲れてしまった。この日、あまりの至福で天罰?が下ったのか愛知県、岐阜県に雨集中豪雨と雷雷で電車電車が止まったり、駅で足止めされたりで散々バッド(下向き矢印)だった。

カチンコ『妻は告白する』1961年の作品。
 経済的な理由で歳の離れた大学助教授(小沢栄太郎)と結婚した若妻滝川彩子(若尾文子)は、愛を感じない夫婦生活にうんざりしていた。大学の先生といえども3度の食事が満足に食べられるくらいのレベルで、贅沢とはほど遠いものだった。

夫の趣味は登山。休みには必ず山へ行く。最初こそ合わせてついて行ったが長続きはしなかった。
そんな寂しい生活の中で彩子の密かな楽しみは、夫の仕事関連で薬品会社の若い男・幸田修(川口浩)が用事で時々訪ねてくることだった。
幸田には知的なお嬢様の理恵(馬渕晴子)という婚約者がいるが、優しい幸田は見るに見かねて、悩みの相談、大工仕事、急病で薬を届けるなどしていた。当然、夫が疑念を抱くようになる。

そこで、この映画の本題!「三人で山に行こう!」と夫が何気なく提案する・・・。 
そこで起こってしまう「ザイル切り」事件。
あまりにも有名な映画(でも私は知らなかったが)だからあらすじはここまで。

3本観た中で一番好みの作品。でも疑問があった。
山登りには詳しくないが、あんな絶壁に夫はともかくも、ほとんど初心者の二人を連れていくか?
深読みすれば、夫がどういうつもりで連れて行ったかだ。

登りながらザイルを引っ掛ける杭を打ち込む人は熟練した夫じゃないといけないんじゃないか?と思うし、当然、夫が采配して順番が決まったと思う。順番は若者、妻、夫だ。夫は二人を試すために順番をそのように決めたとしたら「決死の覚悟」があったのか?小沢栄太郎演じる夫の疑り深い顔と粘着質な性格が気になる。

一方、若尾文子演じる妻は、だんだん常識はずれの女とわかって来る。最後には自暴自棄から怖い女になる。
絶望して自殺するが、最悪な場所で実行する。
「ただでは死なん!爆弾」その形相に、今まで勝手につくっていた「若尾文子」像が
私の中でガラガラ、ガラガラ、ガラガラっと音をたてて崩れた。

カチンコ『女の小箱より 夫が見た』1964年の作品
 川代誠造(川崎敬三)は敷島化工の株式を担当する課長。
最近、会社の株が少しずつではあるが買占めされているために必死で仕事をしていた。
妻の那美子(若尾文子)は仕事ばかりで家庭を顧みない夫との生活に不満を持っていた。

そんなある日、産婦人科医でもある友人に誘われて「バー2・3」に行くが、悪酔いした那美子はバーの経営者・石塚健一郎(田宮二郎)の強引な好意?で家まで送ってもらう。

・そう、そのバーの経営者・石塚健一郎(田宮二郎)こそ、敷島化工の株を買い締めしている張本人で、
どうして分かったと言うと、連れてきてもらった店は、産婦人科医師の友人が経営する店で、マダム洋子(岸田今日子)は患者さんという間柄。
「この方の敷島化工の課長の奥様よ」とマダムに紹介したのだ。
マダムは石塚の愛人・・・そっと敷島化工の株主名簿をほしがっていた石塚に知らせる。

ここでも若尾文子演じる那美子は、肝をすえて会社の出世保身ばかりの夫の願い「石塚と寝て、集めた株を会社に売ってくれ!」を実行する。
夫とは離婚して、憎からず思っていた石塚と本物の愛ぴかぴか(新しい)に身を投じようとしたが・・・ここで、もっともっともっと情の濃〜い怖〜い女がいた!がく〜(落胆した顔)マダム・岸田今日子だ。
あ〜・・・声といい顔といい、これほど自然体に怖さを出すことができるなんて・・・
この作品では6対4の割合で岸田今日子に軍配を上げてしまった。

もう2作品目でぐったり疲れたミッキーおばぁだが、Sさんの超オススメの『清作の妻』は見逃せない。老体にムチうって頑張ったが、今までほぼ満員がなんと超満員に。
皆様よくわかっていらっしゃるなぁと感心する。

カチンコ『清作の妻』1965年の作品
 美しい娘お兼は貧しい一家の生活を支えるために、金持ちの老人に囲われる。だが千円の財産をお兼に残し死んでしまう。病床についていたお兼の父も亡くなり、母親の強い希望で故郷に戻った。
何もせずのんびり暮らす様子に村人はいろんな陰口を言い、村八分にするが、気にもしないお兼。
そこに村一番の模範青年・清作(田村高廣)が除隊して帰ってきた。村中総出で祝ったがお兼は知らん顔。

清作は軍隊で貯えた金で鐘を作り、村人を早朝からお越し仕事に精を出させる。(村人は嫌々)
そんなある日、お兼の母親の急病で親切にしてくれたのがきっかけで愛しあうようになる。

・時は日露戦争の頃の話だ。真面目一方で村の信頼を集めていた清作が「お兼とは遊びじゃない、結婚する!」で半減する(まだ半分はある)。
そのときの周りの人のアタフタぶりの面白さと、その後のお兼の「思いがけない行動/兵役にいかせないために、五寸釘で清作の両眼を刺す」で、後の残りの半分の信頼も無くなってしまった。

そこから、2人の本当の生活が始まるが・・・3作品の中で1番お兼の気性がきついと感じた。
※両目でなくっても片目でよかったのに、でもそうしたら清作は全面的に支配下におけないか?など勘ぐってしまった。
※金の力は凄い!金持ちの老人から貰った1000円は途方もない高額で、その威力がお兼の立場を時々救うのが面白かった。
味噌煮込みうどんの後のデザートはレモンソーダに決めた!
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2013年08月24日

8月22日木曜 「ミッキーの映画日記」 心臓に悪い2つの作品

カチンコ『タワーリング・インフェルノ』ジョン・ギラーミン監督、アーウィン・アレン(アクション・シーンの監督)/アメリカ/1974年/名古屋TOHOシネマズ 午前十時の映画祭

サンフランシスコの空にそびえ立つ138階建ての世界一高い超高層ビル「グラス・タワー」が落成の日を迎えた。設計者のダグ・ロバーツ(ポール・ニューマン)はこの仕事を最後に都会を離れて、田舎に帰る予定にしていた。

ロバーツは、落成式典に来た婚約者スーザン・フランクリン(フェイ・ダナウェイ)にその話をするが、仕事が面白くなったスーザンは即答しなかった。
そのころ、手抜き工事バリバリの「グラス・タワー」の荷物置き場のヒューズから火が出て煙が立ち昇っていた。

・T先生のオススメ作品。火が出てるが気がつかない時間が長く長く感じてイライラ。
もう、ダッシュ(走り出すさま)駆け出して行って、初期消火ならこれで間に合う!と、持参したペットボトルの少量の水で消せそう・・・と思ったくらいだ。

 危険を知らせても「このビルは大丈夫」と取り合わないし、パーティの客はそんなことつゆとも知らず、各々の思惑を抱えて楽しんでいる。

でも時がたち、火がまわると、もうひっちゃかめっちゃか!
こんなにやわいのか?足や椅子でガラスが割れる?などツッコミ満載だが、グッド(上向き矢印)カッコいいマックイーン消防指揮官や設計責任者のポール・ニューマンぴかぴか(新しい)が一生懸命だから、口をつぐもう。

マックイーンが言った「高さを競うビル火災はこれからも多くの人の犠牲を出すぞ」という台詞に「9・11」のことを思った。今から約40年前の映画だが、今を予測しているような作品だった。

※『ザ・タワー 超高層ビル大火災』韓国のキム・ジフン監督/ソル・ギョング主演の作品が一日も早く観たくなった。(シネマート新宿で上映中だが名古屋は9月中ごろ)

カチンコ『高速ばぁば』内藤瑛亮監督/スコーレ
 テレビ番組の企画で廃虚となった老人ホームに来たアイドル・ジャージガールの3人は、
高速で走る老人を垣間見る。それからいろいろなモバQ怪奇現象に襲われるが、周りのマネージャーやディレクターにも異変がおきてバッド(下向き矢印)・・・。

『先生を流産させる会』の監督さん。
ホラーの恐さは特別のものではない(と、思う)が、ばぁばの形相などの特殊メイク(特殊メイク:百武朋氏)がよかった!
それと高速は走る速度でもあるが、若い女の子が高速で「老けていく」という、
考えただけでも「超恐怖」になってしまうことも描かれていると感じた。
そう思うと、これ、心臓に悪い!

※ミッキーおばぁは「顔も知能も」低速ばぁばだぞ〜!
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2013年08月21日

8月15日木曜「ミッキーの映画日記」今日は終戦の日。心にズシンと響く映画を2本観た

 映画をたくさん観るようになって16、7年になる。それまでは年に5本くらいだから、それまでの「観るべき作品」がすっぽり抜け落ちている。
今日、その観るべき作品『ゆきゆきて、神軍』と、今現在の日本をあらわにした作品『マイク・ミルズのうつの話』を鑑賞することができたのは幸運だった。

カチンコ『マイク・ミルズのうつの話』マイク・ミルズ監督/アメリカ/10月公開
 日本人の15人に1人は罹っているといわれる「うつ病」。2000年くらいまでは「うつ」という言葉は精神科以外ではあまり聞かれなかった。なぜ、わずかな年数で「うつ」が蔓延したのか。
『サムサッカー』『人生はビギナーズ』のマイク・ミルズ監督は、その理由の一つに製薬会社の「うつは心の風邪」という広告が元と考えその実態を追った。
監督が選んだ撮影地は、急速に「うつ」が広がった日本。
条件は「抗うつ剤を飲んでいる」「ありのままの生活を撮らせてくれる」の2つだ。

 2000年頃にはあまり聞いてなかったという「うつ」という言葉だが、私は今から20年以上前に友人の旦那様、同僚の方が罹っていた。ちゃんと「うつ病」と聞いていた。その方たちは責任ある仕事や一家の大黒柱の人で若い方ではなかった。傍で見たり聞いたりしていても深刻な問題だった。

それから10年以上たったころか「ウツは心の風邪」という言葉を耳にするようになった。
「う〜ん、うまいこと言うなぁ〜」と感心した覚えがある。
その宣伝文句が功をそうしたのかウツの薬は爆発的に使われるようになった。

だが「ウツより怖いウツの薬」
映画中で、始めこそ人生が明るくなったように感じた薬も、慢性的になって改善されないので、薬をやめたいと思って実行したが、3、4日で根をあげてしまった。私の周りにこれと同じ体験をした方がいた。薬は怖い、本当に怖い・・・飲んだら最後、やめられない怖さが付きまとう。

そんな怖い薬を「自己申告」と簡単な問診で出してしまう日本の精神科医師。もちろん、薬があるからやっと生活できている人、仕事が続けられている人もいる。

この作品を観て、正直思ったことは、
映っている方々には悪いが本当に「ウツ」で苦しんでいる人がカメラに耐えられるだろうか?
この作品はに出てくる方は若者ばかり。条件に合う中年はいなかったのか?年寄りはいなかったのか?と少し不満に思った。

監督さんが日本人だったら、この撮り方はできなかったのではと思うところがあったことと、画面の切りとり方が素晴らしいカメラだった。私的には少し不満もあったが是非観ていただきたい作品。

カチンコ『ゆきゆきて、神軍』原一男監督/1987年/キネカ大森
 1982年、兵庫県神戸市。妻・シズミとバッテリー工場を経営する奥崎謙三は、ニューギニア戦の生き残りだ。1969年に死んだ戦友の怨念をこめて天皇にパチンコ玉4個を発射した男だ。
奥崎の所属部隊・独立工兵第36連隊で終戦後23日もたってから「敵前逃亡」の罪で二人の兵士が射殺された事件があったことを知った奥崎は、真実を探るため射殺された兵士の遺族と共に、処刑したとされる上官たちを訪ねる。

 会場は大森のキネカ。夜8時上映開始で5分前に到着。
「もう立ち見もありません」と言われて戻ろうとしたら、偶然1名だけ「座布団で座っていただくなら」と本当に最後の1人!で入れてくれた。
このときこの作品がこんなに刺激的なものとは思いもしなかった。グッド(上向き矢印)運がよかった。

凄いものをパンチ観た!
カメラを意識している奥崎謙三さん、自分の言いたいこと、聞きたいことをズバズバ言っている。
戦時中のおぞましい出来事をアポなしで当時の上官で責任者本人を訪ねる、無礼な態度には暴力、自分から警察を呼ぶ、国家権力には動じない・・・。

監督さんそっちのけで役割も決める。
「あんたは殺された兵隊の妹になってくれ、いや、なにも喋らなくてもいい、おれがみんな喋るからおってくれるだけでいい」と自分の妻に言う。

またこの奥様が100パーセント旦那様とは正反対の方。
反論しない妻、奥崎謙三を知り尽くしている妻、いざという時は激した奥崎の暴力を自分で受け止める妻・・・このご夫婦像がこの作品の中で一番鮮明に残っている。

※こんなにびっくりした作品は観たことがない。だから感想を書くまでとても時間がかかった、
「昔の映画で、観るべき作品を教えてください。お願いします。」と頭を下げたいくらいの気持ちだ。
posted by mikiko at 09:13| Comment(2) | TrackBack(0) | ミッキーの映画日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月12日

8月10日土曜「ミッキーの映画日記」 こうも暑ければ映画館に一日中いればいい!と、今日は名古屋西口シネマスコーレで5本観た。

昼に入り晩10時前まで、ドキュメンタリー、恋愛、ホラーと映画デパートのようだった。

カチンコ『オース!バタヤン』田村孟太雲監督/スコーレ
若い頃、随分ご苦労をなさった方だが、根が明るく、ユーモアがあり、女性には優しく、90歳すぎまでご活躍された人生はぴかぴか(新しい)幸せだったに違いない。

大阪の鶴橋を第2の故郷と心から言っていた。それは家族で助け合いながら貧しかった暮らしの思い出がたくさん詰まっていたからだろう。

戦争をはさんで浮き沈みも数々あったが、運良く数々の大ヒットに加えて、ラスベガスのカジノでパンチ大当たり(当時、日本のお金で6000万円ほど)。昭和30〜40年代に沖縄の歌を元に、曲を出したのも息の長い人気の元になっている。

自分の体の一部になってしまうほどのギターが壊れてしまった。でも慌てずに舞台の上で 「昔、鉄工所に勤めていたおかげで、こうやってねぇ、なおしながらやってるんだよ」と修理しながら、客の気をそらさないで飄々とトンカチやっていた・・・。この場面がとてもよかった。

フィルムは最近のバタヤン、30〜40年前のバタヤンと交互に同じ歌を聴かせてくれた。どの曲も昔のままの音程で歌っていた。ビートルズの中心メンバーとして、またソロミュージシャンとして世界中に多くのファンを持つポール・マッカートニーのドキュメンタリー映画『THE LOVE WE MAKE』の彼は当時70歳くらいだったが、同じ音程で歌っていた。バタヤンは90歳近い年齢だ。今秋来日のポールは72歳くらいだが、彼が90歳の時に同じ音程で歌っているか、グッド(上向き矢印)長生きして見届けたいものだ。

カチンコ『不毛会議』なるせゆうせい監督/スコーレ
戦争中の某国。自分たちの分隊長・荒畑中尉(渡辺大輔)の四十九日に極秘に集まった。行き詰まりを見せる戦況を打破し、荒畑中尉の仇を討つため、特別部隊を結成する会議を始める。

すみません。半分以上眠い(睡眠)眠ってしまった。起きても同じ部屋で言い合って喧嘩している場面だったので「ちょっとしか寝てないなぁ」などと思ったのがいけなかった!ずるずると睡魔に引きずられてしまった。

題名が気に入っていて期待していたが、なんだか話しについていけなくなったのが居眠りの原因かな?寝てて何も言えた義理じゃないが・・・。

カチンコ『僕の妻のすべて』ミン・ギュドン監督/韓国/韓国映画セレクション/スコーレ

滞在していた日本の名古屋で出会い、ひと目でに恋に落ちたドゥヒョン(イ・ソンギュン)とジョンイン(イム・スジョン)。
美人で家庭的なジョンインに惚れこんだドゥヒョンは、帰国後ぴかぴか(新しい)ゴールイン。
それから7年・・・。すごい勢いで誰彼かまわず悪態を言うジョンインの姿の変わりようを見て、離婚を願うようになっていた。

よくもまぁ、7年も我慢した!ドゥヒョンはえらい!並みの男なら半年がいいとこ。
美人だけど、口汚くまくし立てる妻を演じるイム・スジョンは、いつもはちょっと不幸を背負った静かな役柄が多いから、これは意外な役柄。見ていて「憎たらしく」感じるほどだ。
方や、旦那さまは気弱なタイプだが、そんな奥さんが怖くて「離婚」のの字も言えない。で、そこに表れたのが、あらゆる女性を虜にしてしまう「伝説のカサノバ」ソンギ(リュ・スンリョン)に、妻に色仕掛けをしてもらうのだ。

だけどそうそううまく行かないって言うハナシ。
韓国で観客数が多かったと聞くが、普通の騒々しいコメディだった。眠気覚ましのブラックコーヒー喫茶店といったところ。

カチンコ映画『立候補』藤岡利充監督/スコーレ
 文句なし!めちゃくちゃ面白い!グッド(上向き矢印)
知人に「政権放送」ぐらい面白いものはない!と言っている人がいたが、テレビを見ないので何言ってるか分からなかったし興味もなかったが、面白い!なんてモンじゃなかった!

外国から比べると個性的な方が少ない日本で、こんなにくっきりとずば抜けた個性的なご陣がおいでになったとは!選挙に出るにはお金が最低300万円はいるらしいので、貧乏人はいない!落選歴15回といわれる羽柴秀吉氏などは広大なお城に住んでいる。

趣味でやっているのか?売名行為か・・・嫌々、そうとも言えないことが、笑いの中で吐露する言葉に、いつしか「うん、うん、そうだ、そのとおりだ!」と頷きながら観てしまった。

立候補すれば政見放送で「主役」ができ「思いも語れる」から300万円は高くない!と思ったミッキーおばぁ!
「日本の全小中学校に1学期に1度、良い映画を観せる新カリキュラム党」を結成して政見放送だけの選挙活動をやってみたくなった!空想(いや、妄想かなバッド(下向き矢印))が広がる面白いドキュメンタリーだった。
※泡沫候補がすっごくたくさんになったら「選挙活動=パフォーマンス」となり、選挙に行く方が増えたりして!(おっと、調子に乗りすぎた!)

カチンコ『カルト』白石晃土監督/スコーレ
 あるホラー番組でレポーターをすることになったあびる優、岩佐真悠子、入来茉里。
ある母娘の除霊をする番組だ。その娘・美保に恐ろしい霊がついていて、霊能者2人も除霊できずに、その霊能者も変死してしまう。

白石晃士監督の『超・悪人』が大好きだから、それ以上の現実的恐怖を求めていたが、これはフェイク・ドキュメンタリーの形式を取っているが、まさしく異界もの。
それに母娘とは思えず姉妹の若さだった。母親をもっと力強い若いおばさんくらいに(後からの話しの展開からも)してほしかった。

極暑の夏の夜の締めくくりに白石晃土監督さんにお会いできたので満足な一日だった。


posted by mikiko at 12:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ミッキーの映画日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする