2013年05月27日

5月26日日曜「ミッキーの映画日記」無料で<華麗なるパリ・オペラ座バレエの世界>に 『マチュー・ガニオ&カルフーニ 二人のエトワール』『オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に』


 名古屋・栄のアートプラザ地下2階でバレエ・ドキュメンタリー2本を観た。
椅子は30席ほどあり、20人ほどの方が入っていた。
カチンコ『マチュー・ガニオ&カルフーニ 二人のエトワール』マレーネ・イヨネスコ監督/仏

 パリ・オペラ座の若きプリンス、マチュー・ガニオとオペラ座の歴史に名を残すエトワール、ドミニク・カルフーニは母と息子。親子でエトワール。二人のバレエに対する情熱が迸るドキュメンタリー。

カルフーニと踊ったことのあるダンサーが「とても美しい人で、顔や表情に見とれて次のポーズを忘れそうになった」 「彼女は舞台で詩を紡ぐことのできる方」と語っていた。
昔のフィルムが盛り込まれていたが圧倒的な技術と品格のある踊りだった。

息子マチュー・ガニオ(行く先々でサインをねだられていた/ぴかぴか(新しい)素敵なお顔/小さい時のピエロの写真も出たが、それはそれは食べてしまいたいくらい可愛い男の子だった)には、一般の母親と同じように「世話焼きたいけど嫌がるからやめよう・・・」っていう感じがありありと出ていたので微笑ましかったグッド(上向き矢印)
カルフーニさんは、現在、世界各国でワークショップを開催されて後進の指導にあたっている。

カチンコ『オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に』セドリック・クラピッシュ監督/フランス
 パリ・オペラ座の麗しきトップ・エトワールのオーレリ・デュポンを追ったドキュメンタリー
1973年パリ生まれ。きりっとした踊りをする方だった。
妊娠して出産後、バレエの練習を始めるが、「踊りたい気持ちは満々で、体力もあるのに、身体が動かない」 「どうしても赤ちゃんを抱っこするので腰や足が痛い」と悩んでいた。
カルフーニさんもオーレリ・デュポンも出産しているので目驚くと共にパンチ「偉い」と思った。

いつも日曜は仕事だが、今日は3時からだったので2本楽しめた。
それも無料。ここでは時々無料上映されるのでネット検索を忘れないようにしたい。
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2013年05月25日

5月25日土曜「ミッキーの映画日記」ホラー映画ベスト3に入る今日公開の『ポゼッション』


カチンコ『ポゼッション』オーレ・ボールネダル監督/アメリカ、カナダ
数ヶ月前に妻と離婚したばかりのクライド(ジェフリー・ディーン・モーガン)は、週末のたびに愛娘2人と過ごす生活を送っていた。

ある日、遺品整理のガレージセールで古めかしい木箱を買ってからというもの、まだ幼い(6、7歳)次女エミリー(ナターシャ・カリス)の身に異変が起こる。アンティークな木箱に異常な執着をしめし凶暴な振る舞いをするようになった。

・歩いて12分の109シネマズに、この作品を(初日の1回目)観にいく。まだ原稿の目鼻もついてないのに・・・でも後回しだ。たらーっ(汗)

「これは事実の話です」と前書きが出てくる。どれどれと身を乗り出してしまう。
L.A.タイムズに載った事件のあらましを読んだ『死霊のはらわた』のサム・ライミ監督が映画化しようとプロジュースした作品だから・・・と言われても
「嘘でしょ?」「そんな馬鹿な!」「今時、誰が信じるの?」の連続。
だが、斜めにすかして観ている場合じゃなかった。

 少女の脳波を調べてもらったり、宗教学者に聞きに行ったり、最後はユダヤの長老に徐霊してもらうように頼みに行く父親の行動がとても現実的に描かれているからだ。
ポゼッションの意味は「とりつかれる」だそうだけど、その元になる木の箱の謎に真実味があった。

ふ〜ふらふら、これが本当の話なら、この世には「封印された悪」がきっとまだあるっていうことだ。
もちろん恐怖ものではベスト3から5には入る作品。終わり方も◎。

※エミリー役に抜擢されたカナダ出身の美少女ナターシャ・カリスの清らかさと悪意に満ちた表情は天才としか言いようがない。
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2013年05月21日

5月20日「ミッキーの映画日記」あ〜、いいものを観た『天のしずく辰巳芳子 いのちのスープ』『暗闇から手をのばせ』


カチンコ『天のしずく辰巳芳子 いのちのスープ』河邑厚徳監督
日本の食に提言を続ける料理家・辰巳芳子。
彼女が病床の父のために作り続けたスープは、体と心を癒す「いのちのスープ」と呼ばれるようになる。
料理研究家の草分けだった母・浜子と共に工夫して作った様々なスープが原点であった。

 このドキュメンタリーは2012年のベストテンにも上がっていた作品だった。
公開時期を逸してしまい今日になってしまったが、観た後「今までの食生活が変わる」ほどの衝撃を受けた。

私も野菜スープは毎週1回作っている。大根、大根の葉、にんじん、ゴボウ、干し椎茸を1時間煮て1.5リットルほど作る。煮込んだ野菜は味噌汁や煮物にして捨てないようにしてる。

ほとんど外食(朝は名古屋式喫茶店モーニング・昼は映画館や試写室の近くでレストランランチ)だが、家で食べるときはこのスープで作った料理がメイン。
だけど、慣れてきたせいで野菜に対して感謝していない自分に気が付いた。

80歳を過ぎた辰巳芳子さんの野菜を扱う手の優しさ、シミひとつ無い手のふくよかな美しさにも感動した。
この日は5本観て夜10時に帰ったが、玄米をからいりして梅干を入れてスープ作ってみた。
パンチ作ってみたい、ひらめき試してみようの「力」が湧いてくる作品だった。

カチンコ『暗闇から手をのばせ』戸田幸宏監督

 障害者専門の派遣風俗店「ハニーリップ」で働くことになった沙織(小泉麻耶)の初出勤の日。お客は「身体が動かないから恐くないし、楽だ」という気持ちで勤めることにした。店長の津田(津田寛治)の車で、客の待つ家に向かう。初日の客は
全身タトゥーの入った進行性筋ジストロフィー患者の水谷(管勇毅)。
生まれつき両手両足に障害を持ちほとんど自由が利かない常連客の中嶋(ホーキング青山)。
バイク事故による脊髄損傷で不具になった息子(森山晶之)を、「若い女性から刺激を受ければ生殖機能が回復する」と信じて申し込んだ母親。

これは今日5本目に観た作品だが、現実的な描写、脚本の自然さで「いやらしさ」が微塵もなかった。
常連客の中嶋(ホーキング青山)が「僕が生まれたとき、病院が死産の届けを書きましょうかと言ったんだ。でも両親はこの子を立派に育てると言って大切に育ててくれたんだ。そんな僕とこんな商売をしている君とどっちが幸せだと思う?」の問いかけに沙織は何も返答」できない・・・。いいシーンだった。

主役を張る沙織役・小泉麻耶の映画紹介写真がちょっと写りがよくないが、映画中では「闇と真っ直ぐな人間性」が同居しているぴかぴか(新しい)素晴らしい女優さんだった。
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2013年05月14日

5月13日月曜「ミッキーの映画日記」ただ今公開中!『私の奴隷になりなさい ディレクターズ・カット』『孤独な天使たち』


カチンコ『私の奴隷になりなさい ディレクターズ・カット』亀井亮監督/センチュリー
 出版社に転職した僕(真山明大)は、先輩社員の香奈(壇密)に一目惚れ。人妻で強烈にひきつける魅力に思わずアタックする僕だった。

今日は男性千円、それにダブルポイントなのに観客は男性10人。女は私1人・・・がく〜(落胆した顔)
その中にいかにも、いつも来ないけど、これだけ観に来たと思われる輩が2人。そのなんとも言葉では言い表しにくい雰囲気に「あっ、これはほとんどポルノか?ふらふら」と肝をすえて観た。

どうしてこれを観る気になったのかは、数日前に試写で5月25日公開の『体脂肪計タニタの社員食堂』の社長(草刈正雄/すごい役得だ!)が入院したときについた看護婦さんが異常にぴかぴか(新しい)美しかったからだ。
それまで「壇密」というお名前は耳にしていたが、実際には知らなかった。試写室のお兄様にお聞きしたら、是非『私の奴隷になりなさい ディレクターズ・カット』をと薦められた。
思ったとおりパンチハードな作品だった。完全に男性向け!
香奈を女として開花させた「先生」への強い愛で「命令をそのまま実行」する。
実行するのは当然「性」に関することばかり。

これを「宗教」に当てはめたら?「会社組織」に当てはめたら?そう思ったら男女問わずこの作品が言いたいことは私なりに理解できた。

この監督さんは『くろねこルーシー』や『テレビばかり見てると馬鹿になる』の方。ふり幅がとても広いなぁと感じた。

※以前観た竹中直人監督作品『R-18文学賞 vol.1 自縄自縛の私』と重なる部分はあるが、こちらは女性の心理を深く追求しているので女性向きである。DVDで是非。

カチンコ『孤独な天使たち』ベルナルド・ベルトルッチ監督/イタリア/センチュリー
 14歳の孤独を愛する風変わりな少年ロレンツォ(ジャコボ・オルモ・アンティノーリ)は、周りから問題児扱いされていた。そんなある日、両親に学校のスキー旅行にいくと嘘をつき、自分の住むアパートの地下で一週間好きな音楽るんるんや本本に囲まれて至福の時間を過ごす計画をたてた。
だが二日目で異母姉のオリヴィア(テア・ファルコ)が現れて一変する。

イタリア映画祭に行ったばかりだが、これはフランス映画の雰囲気を漂わせていた。少年がフランス映画『ボンヌフの恋人』のドニ・ラヴァン(今上映中のレオス・カラックス監督の『ホーリー・モーターズ』にも出ている)似だし、最初の母息子の会話も意味深でフランス的と感じた。

ワガババ?を言えば、これ、イタリア映画祭で観たかった!
これ一つ入っていたら多様性が出たろうと悔しい!
まだご覧になっていない方は是非!

※主役の少年ジャコボ・オルモ・アンティノーリのきったない顔がとってもピュアだった。
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2013年05月09日

5月6日月曜「ミッキーの映画日記」イタリア映画祭『家の主たち』『来る日も来る日も』『リアリティ』


カチンコ『家の主たち』エドアルド・ガップリエッリーニ監督
 タイル張り職人のコジモ(ヴァレリオ・マスタンドレア)とエリア(エリオ・ジェルマーノ)の兄弟は、国民的歌手ファウスト・ミエーリ(ジャンニ・モランディ)の家のバルコニーを修理するために、アルペン山脈の小さな村にやってきた。
有名歌手は「病身の妻の治療に専念するために一時引退する」と発表していたが、もうすぐこの村で大々的にコンサートを計画されていた。二人の仲は見せ掛けだけで、険悪な空気が漂っていた。

 国民的大歌手が「奥様の身体を思って一線を退き・・・」という美談。実のところは、同情をひき「ひとまず休んで次の波に乗ろう」と出番の時期を虎視眈々と狙っていたのだろう。
始めこそのんびり観ていたが、途中からサスペンス度は増し、最後には人間の持っている「闇」の部分に光りが当たっていた。後味は悪いが私好みの作品。

※国民的歌手ファウスト・ミエーリを演じるのは、実際の大歌手のジャンニ・モランディさん。役柄として良くないので色眼鏡で見てしまったが、るんるん歌声は明るく、言葉も鮮明でとっても上手かった。グッド(上向き矢印)

カチンコ『来る日も来る日も』パオロ・ヴィルズィ監督
 控えめで高学歴のグイド(ルカ・マリネッリ)は、ホテルの夜勤をしている。一方、彼女のアントニア(トニー/フェデリカ・ヴィクトリア・カイヨッツォ)は気難しく落ち着きのない性格で、昼間にレンタカー会社に勤務している。
性格も正反対で、生活時間もまちまちな二人だがとても仲良しだ。二人は早く子どもがほしいと考えていたが、それが元でぎくしゃくし始める。

 イタリア男の「諦めない」純情気質には「懐が深い!」と驚いた。二人が抱える難問の「不妊」は、始めは男性と思っていたが女性にあったことがわかるところから、間柄にひびが入ってしまう。
女が「私といては彼は幸せになれない」と黙って身を引くのだ。それも元彼のアパートに・・・exclamation&question

その元彼は、いい意味でおおざっぱな(これもイタリア男性気質?)性格で嫌みがない人だから、気軽に一緒に住んでいるんだろうが、
グイドが捜し当てて迎えにくると即、元の鞘に。そんな彼女の行動がバッド(下向き矢印)腑に落ちない。

退屈はしなかったが、この手のイタリア映画を観るときは「イタリア気質」を十分理解したうえでないとすごく腹立たしく感じてしまう。お金払って腹を立てたんでは、ちっ(怒った顔)踏んだり蹴ったりだ!

カチンコ『リアリティ』マッテオ・ガッローネ監督
 ナポリで魚屋を営む人気者ルチャーノは、家族の後押しで人気TVテレビ番組「ビック・ブラザー」のオーディションを受け、一次予選を通過、期待を胸に二次予選の結果を待つが・・・。
もう自分は当然第2次審査に通っていると信じきっている。
妄想がここまで来るとはた迷惑、家族はどん底だ。バッド(下向き矢印)
ほんの短い期間に、こんな壊れ方するのかと痛々しく感じた作品。これも公開してほしいレベルだが、クロージングに「これを持ってきたか」とすっきりしない。あ〜、わーい(嬉しい顔)笑って帰りたかった!
posted by mikiko at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ミッキーの映画日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする