2017年05月04日

『映画 日本国憲法』5月3〜5日の3日間無料公開中です

【特別無料公開】『映画 日本国憲法』
監督:ジャン・ユンカーマン

シグロ提供です。お早目にごらんください。
https://www.youtube.com/watch?v=C40dTgOHlNA
posted by shiraishi at 19:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月18日

『シング・ストリート 未来へのうた』をHTC有楽町で

sing.jpg

シネジャに寄稿してくださっているSさんと待ち合わせ、今好評を博している『シング・ストリート 未来へのうた』を観てきました。
試写状をいただいていたのに、編集と重なって観そびれてしまい、公開早々の平日午後に一人で行ったら満席で入れなかったのです。本日はリベンジです。祝日なので朝イチの回をめがけてもっと早くに行ってみました。がっ、もう最前列と少し後ろにパラパラしか残っていません。みんな先にネット予約しているんですね。
Sさんと「ライブならかぶりつきの一等席だね」と言いながら並んで観ましたよ。最前列で見上げて。
入ったころには次の回も満席、その次は残席わずかとなっていました。これから観る予定の方は予約するか、早めに行ってチケットを買い、席を取ってから別の用事を済ませて戻ったほうがいいようです。
席は取りにくいけれど、劇場がいっぱいになるのはとっても嬉しいことです。

さて、作品は『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』のジョン・カーニー監督の最新作。自身の青春時代を重ねて描いています。80年代のダブリンに住むバンドに目覚めた14歳の少年コナーが主人公。不況で父が失職し、夫婦喧嘩が絶えない家庭で、兄とレコードを聴き、テレビでPVを観るのを楽しみにしています。節約のため私立校から転校したガラの悪い公立校でいじめに合いますが、学校の近所に住む1歳年上のラフィーナに一目ぼれ。ロンドンへ出てモデルになるという彼女に「僕のPVに出て」と申し込み、大急ぎでバンドのメンバーを集めます。バンドの名前が「シング・ストリート」。
この主人公コナーほか少年たちがみなこの映画が初出演のういういしい子たち。どんどん歌がうまくなる設定ですが、コナー役の子はもともとボーイソプラノで舞台に上がった経験のある子。ハンサムだし、声もいいので人気が出そうです。脇の男の子たちにも注目。ウサギ好きの子と歯列矯正中の子が気に入りました。コナーが大好きな兄役は見覚えあり。『トランスフォーマー ロストエイジ』と『ロイヤルナイト 英国王女の秘密の外出』に出ていたジャック・レナーでした。

音楽にめざめていくコナーと仲間たちの青春映画ですが、この劇場の混みようには驚きです。出演者と同世代の若者ばかりでなく、80年代に同じように音楽を聴いていた元若者が集まっているのかなぁ(私はどっちでもありませんが)。「シング・ストリート」のライブを観ていると思えば、前の席も楽しいです。
posted by shiraishi at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月17日

トルコ映画鑑賞会『Mucize(奇跡)』、最後にわかった主役! (咲)

もう先週のことになってしまったのですが、4月9日(土)の夜、トルコ文化センター主催のトルコ映画鑑賞会で『Mucize(奇跡)』という映画を観てきました。
mucize.jpg
舞台は1960年、アドナン・メンデレス首相が軍事クーデーターで暗殺された年。イスタンブルから東トルコの山奥の小学校に単身赴任する教師。終点でバスを降りたら、目指す村はそこからさらにいくつも峠を越えていかなければならない辺鄙なところ。やっとザザ語を話すクルド人の村にたどり着いたら、皆から銃を向けられます。教師とわかったものの、学校の建物もないので、村長からはイスタンブルに帰ることを勧められます。皆で学校を作るところから始める教師・・・
最初に実話に基づく話とあり、てっきりこの教師の苦労話かと思ったら、実はそうではありませんでした。
村の独身男たちの嫁探しを母親を筆頭に女性たちが見定めにいくエピソードが出てきます。青い目の女性を!と、お願いした息子。初夜、ベールをあげてみれば、確かに目は青いのですが・・・という花嫁。次の独身男のお相手も、悪いけど笑ってしまう風貌!
ある時、殺人事件が起こります。殺された家族は、殺した相手の家族を殺してもいいという掟があるのですが、殺人の連鎖は絶ちなさいと村長が仲裁します。殺されずに済んだ男が、お礼に娘を村長の息子に差し上げるというのですが、村長の6人の息子のうち5人は既に結婚していて、独身の息子アジズは障がい者。村長は、障がいがあることを理由に断るのですが、それでもいいと娘はアジズの嫁となります。それが美人! これが実話でした。
思えば、この知能がちょっと遅れていて、まともにしゃべれないアジズが、小さな子どもたちと一緒に小学校で学ぶ姿が最初から出てきていました。アジズが行方不明になる場面も。ちゃんと伏線があったのです。
数年後、美人の奥さんと子どもと一緒に現われたアジズはちゃんとしゃべれるようになっています。 なるほど、これがタイトルの『奇跡』だったと納得。
映画の最後には、アジズのモデルとなった実在の方の姿も映し出されました。
映画を観終わって、日本語字幕を付けられたトルコ男性が司会進行を務めて、参加者が一人一人感想や質問を語る時間が設けられました。
監督のMahsun Kirmizigül は、歌手でもある方で、本作では脚本も担当。出演もしています。2015年にトルコで350万人動員したNo.1映画とのこと。
昨年、アジアフォーカス福岡国際映画祭で上映されたトルコ映画『望郷のうた』(2014年、エロル・ミンタシュ監督)が、やはり東部の村の小学校から始まったのですが、その風景と似ているなと思ったら、撮影は同じく東トルコのカルス近くで行われたそうです。

このトルコ映画鑑賞会、毎月開催されています。以前に一度参加したことはあったのですが、夜なのでなかなか行けないでいました。今回、イスラーム映画祭を主宰している藤本さんから「ペア割引があるので一緒に行きませんか」とお誘いを受けて、思い切って行ってきました。
参加費:1,500円 ※ケバブ、飲み物、ポップコーン ☆ ペア割・・・男女1組500円引き!

上映前に美味しいケバブサンドを頬張って、ポップコーンとチェリージュースをいただきながら鑑賞。上映後、いろいろな疑問も解けて、なかなか有意義な鑑賞会でした。
終ったあと、藤本さんや中東映画研究会のメンバーの方たちとおしゃべり。藤本さん、第2回のイスラーム映画祭に向けて、着々と作品選定されています。今年も期待できそうです。皆さん、どうぞお楽しみに!


★次回のトルコ映画鑑賞会は・・・
日時:5月14日(土) 17:30〜 (受付16:45~)
上映時間: 2時間弱
会場:新東京ビル 10階 (トルコ文化センターが入っているビルです。)
タイトル:『DEDEMIN INSANLARI』(おじいちゃんと仲間たち)
第一次世界大戦後、ギリシャのクレタ島からトルコに移民してきた人たちの物語
posted by sakiko at 21:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月11日

父と一緒に観た『母と暮らせば』 (咲)

新年のご挨拶を・・と思っているうちに、3が日も松の内も過ぎてしまいました。
遅ればせながら、今年もどうぞよろしくお願いします。

昨日は、父と一緒に『母と暮らせば』を観てきました。
昨年暮れ、戦後70年の年を締め括るのに、『母と暮らせば』と『杉原千畝 スギハラチウネ』のどちらにするか迷ったのですが、父が観たいと言っていたこともあって後回しにしたのでした。
前日、インターネットで予約しようとしたら、もう前のほうの数席しか空いていない状態でした。
hahatokuraseba.jpg
(C)2015「母と暮せば」製作委員会

かくして、府中TOHOシネマズの満席のプレミアスクリーンで父と並んで観た『母と暮らせば』。原爆で一瞬にして溶けてしまう二宮くん演じる医学生のインク瓶。そして、十字架のお墓の並ぶ墓地で、対岸を指して、あのあたりにキノコ雲があがったと語っている場面で、どっと涙が・・・ 
戦争で家族や親しい人を亡くして取り残されてしまった人たちの思いがしみじみと伝わってくる物語でした。
観終わって、「いい映画だったね」と父。 自身も戦争の時代を経験しているのに、昨日は戦時中のことはほとんど語りませんでした。

DSCF3015.JPG
伊勢丹の食堂で食事をした後、けやき通りに面した建物の脇で猿回しに出くわしました。最前列で見物。父と一緒に大いに笑いました。

思えば、父と一緒に映画を観るのは、ほんとに久しぶりでした。亡き母とは中国映画をよく一緒に観にいったものですが、大人になってから父と一緒に観たのは、『犬神家の一族』(1976年)が最後だったような気がします。神戸で暮らした小中学生の頃には、母よりも、父に連れられて映画を観に行ったことのほうが多かった記憶があります。歩いて行ける小路市場近くの映画館で観た『モスラ』や『マタンゴ』、神戸・朝日会館で観た『101匹わんちゃん』、阪急三宮駅隣接の阪急文化で観た『ローマの休日』・・・ 思い出は映画の内容と共に心に強く残っています。『母と暮らせば』も、この日に食べた天丼&おそばや猿回しと共にいつまでも記憶に残る映画になりそうです。
posted by sakiko at 15:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月14日

94号編集終わって、閉館1日前のシネマート六本木で『美少年の恋』にため息 (咲)

昨日は、シネマジャーナル94号の最終編集日。Sさん宅に集まって、最後の点検と、表紙や目次の作成。ページを間違えて付けてしまったりしていて、冷や汗。
5時頃にはSさん手作りの美味しいお料理を囲んでひと休み。皿うどんにカレー、そして杏仁豆腐をあっという間にたいらげました。まるで欠食児童のような食べっぷりに、Sさんも呆れてました。もう少し作業するつもりだったけど、目途もついたし、6月14日で閉館になるシネマート六本木の【Last Present】として、6時50分から『美少年の恋』の上映があると暁さんに言われ、あ〜それは懐かしい!と、観に行きました。
P1070610.JPG

『美少年の恋』は、香港公開1998年8月。足繁く香港に通っていたころで、行きの飛行機の中で新聞の映画上映情報の中にこの作品だけ写真入りで出ていて、一瞬、アンディ・ラウかと思ったらダニエル・ウー。これがデビュー作でまさに美少年でしたねぇ! これは観に行かなくてはと、滞在中に観ましたが、4人のゲイの男たちの関係が複雑で、英語字幕では半分くらいしか理解できなかったのを思い出します。

本編上映の前に、懐かしい映画の数々のショットが流れました。『美少年の恋』のヨン・ファン監督が手掛けた13作品を紹介するスペシャル映像(約5分)だったと、あとでわかりました。
P1070612.JPG
そして、『美少年の恋』。香港で観たあと、1999年の第8回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭と、第15回東京国際ファンタスティック映画祭で観ていて、ダニエル・ウーとテレンス・インの印象が鮮烈に残っているのですが、スティーヴン・フォンが一番の主役だったのですね。観る前に暁さんも彼が出ているのをすっかり忘れていたと言っていたのですが、それを言われても、スティーヴン・フォンって誰だっけ?と思い出せないほどボケた私。(失礼しました!)
物語の切なさもさりながら、『美少年の恋』の魅力は、香港の中環の町並み。ヒルサイド・エスカレーター界隈や、果物屋などが並ぶ階段、そして、中区警察署(中區警署)の趣のある建物・・・ レスリー・チャンの『流星/流星語』のロケ地でもあるこのあたりは、ヒルサイド・エスカレーターのできる前から、大好きでよく歩き回ったところ。ちなみに『美少年の恋』では、レスリー・チャンの名前が2回出てきます。そうだったそうだったと、それも、懐かしく思い出しました。

P1070611.JPG
香港映画に熱かった頃のことを思い出して、いい夜になりました。
シネマート六本木は、試写の会場として散々お世話になりましたが、アジア関係の新作・旧作の上映も、ここならではのものが多くて、閉館は寂しい限りです。
シネマート六本木さん、ありがとうございました!
(6月下旬発行のシネマジャーナル94号に、暁さんが「ありがとうシネマート六本木」の記事を書いています。どうぞお楽しみに!)
posted by sakiko at 11:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする