2018年06月23日

『メイズ・ランナー 最期の迷宮』

6月22日(金)
試写が京橋での1本だけだったので、気になっていた『メイズ・ランナー』(2014年)の完結編を観に行く。
『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』(2015年)からちょっと間があいています。続投したキャストたちは少年っぽかったのに、すっかり大きくなって・・・(私の感想はこればっかり)。主人公のトーマス役のディラン・オブライエンは『アメリカン・アサシン』試写で観たばかりです。すっかりアクション俳優になっていました。
何年もかけて脱出した壁の向こうにまた戻って仲間を救おうとするのが、このファイナル。1で堅い結びつきを作ったはずが、2で裏切られ、3では戻ったり失ったり。あと少し、というところで救われなかったあのキャラが悲しいけれども、納得のラストでした。
http://www.foxmovies-jp.com/mazerunner/

後でわかったのですが、撮影中ディランがバイクと車のスタントシーンで転倒し、顔の骨を骨折する大怪我を負ったそうです。回復を待って撮影を再開。公開が遅れたのはそのためだったんですね。復帰できてよかった。大作続きでCGや派手なアクションに慣れてきて、あんまりびっくりしなくなったなぁと思ったのですが、生身の人がやっているのを、忘れないようにしようと思いました。
ディランは14歳のときから自撮りビデオをyoutubeにアップしていて(moviekidd826)人気。これが一番観られているようです。スパイス・ガールズの「Wannabe」を歌っています。このテンションの高さ!可愛くて何度も観ちゃいました。
ちょっと前にも新しい動画が追加されていました。元気。(白)

posted by shiraishi at 21:39| Comment(0) | 映画鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月08日

TOHOシネマズ日比谷で『万引き家族』

カンヌ映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した是枝裕和監督作品。これも公開初日に観に行きました。
樹木希林、リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優に2人の子役城桧吏と佐々木みゆ。古い平屋に家族として暮らしている6人がメイン。
周辺人物に柄本明、緒形直人、森口瑤子、池松壮亮、高良健吾、池脇千鶴が登場。ものすごく強力な布陣です。
120分の中にいろんなことが詰め込まれているので、思ったことが書ききれないんですが、ひとまず言いたいのは自分の目で見て感じてくださいってことです。

manbiki.jpg
(C)2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.
posted by shiraishi at 13:42| Comment(0) | 映画鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月31日

夫婦の映画2題と思い出したこと

話題の映画2本を続けて観ました。どちらもシニアの観客でいっぱいでした。
morino.jpg

(C)2018「モリのいる場所」製作委員会

『モリのいる場所』(沖田修一監督)
画家の熊谷守一(山崎努)94歳と妻秀子(樹木希林)76歳のある一日。伝記映画ではなく、史実をもとに作り上げたモリ夫婦が生きています。自宅と小さな庭がモリの生活の全て。30年自宅から出ず、地面に寝そべって蟻を観察し、空を見上げて風を感じ、身近なものだけを一日に数時間描きつづけた日々。線描を生かし、平坦に塗られた絵は誰とも違うモリの絵です。「人がたくさん来るのがいやだ」と文化勲章も断ります。この場面が出色。
お2人は5人の子を授かりながら赤貧のうちに3人を亡くしてしまっています。残った娘さんと息子さんが家の跡と生まれ故郷に美術館を建てました。数多く残されている絵の動物や花たちに会いに美術館に行きたいなぁ。

tumayo.jpg

(C)2018「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」製作委員会

『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』(山田洋次監督)
平田周蔵(橋爪功)・富子(吉行和子)、長男 幸之助(西村まさ彦)・妻の史枝(夏川結衣)、長女 成子(中嶋朋子)その夫・金井泰蔵(林家正蔵)、次男庄太(妻夫木聡)・妻憲子(蒼井優)の悲喜こもごもをシリーズで描いてきましたが、その第3弾。
前作で周蔵の旧友を演じた小林稔侍が生き返って(笑)友人の医師役で登場していました。風吹ジュンと徳永ゆうきは同じ役で続投。
今回のメインは同居する長男夫婦。専業主婦の史枝がうたた寝をしている間にこそ泥(笹野高史)が入り、隠していたへそくりを盗られたことから騒動になります。面倒な案件を片付けるために出張していた幸之助は激昂、謝る史枝に言わなくてもいい言葉を投げつけます。耐え切れなくなった史枝は家出。急に主婦がいなくなった平田家はてんやわんや。それが収束するまでを「家族あるある」をちりばめて描きます。
観ながら自分もまだ20代の主婦だったとき、4歳と2歳の息子を連れて家出したのを思い出していました。当時転勤で九州に住んでいたので、夫とケンカしてもすぐ北海道の実家に帰るわけにはいきません。一番近くにいた友人でも特急電車で3時間ほどかかります。結婚してお姑さん小姑さんと同居、うちより小さい子を子育て中だったのに、どうしても会いたかったのです。電話したらおいでと言ってくれたので、社宅の友人にこれから出るから、と声をかけ(今思うとおかしい)置手紙をして子どもを連れて夫が帰る前に出ました。雪の季節で、もう暗くなってから友人の嫁ぎ先にやっと到着。何年ぶりかの友人の顔をみたとたん泣きそうなのを、ママですから子どもの手前我慢しました。
子どもたちを寝かせて友人のお姑さんにご挨拶にいきましたら、こんこんと諭されました。慰めてもらいたかった私には藪蛇でしたが(汗)。
「せっかく結んだ縁なのだから、つなぎなさい。なんにでもつなぎなさい。自分から切ったらダメ」「相手を変えようとしないで、自分が大人になりなさい」と言われたのを覚えています。友人も私と並んでいます。あかちゃんを抱えて一家の嫁を勤めている友人の手はあかぎれで痛そうでした。いくらハンドクリームを塗っても水仕事が多いので、治らないのと言います。私の手は昔とそう変わりません。翌日もくるくると働く友人にこれ以上世話をかけないよう、早めに戻りました。子どもたちには全然記憶が残っていないようです。で、その後一度も家出することなく、今に至っております。ま、映画の史枝さんと違って、着々と「放し飼い主婦」状態に。自分のしたいことを我慢しないでやれています。感謝。(白)
posted by shiraishi at 09:52| Comment(0) | 映画鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月30日

劇場で『のみとり侍』

試写に行けなかった(試写状が来なかった&見逃した)作品を(なるべくいろいろな劇場で)平日に観に行ってます。

nomitori.jpg

(C)2018「のみとり侍」製作委員会

『のみとり侍』(鶴橋康夫監督)
長岡藩士だった小林寛之進(阿部寛)は藩主の逆鱗に触れ、「猫ののみとりをして暮らせ!」と言われてしまう。貧乏長屋に引越し、のみとり元締めの甚兵衛(風間杜夫)お鈴(大竹しのぶ)夫婦に「こんな仕事につくお侍は仇討ちに違いない」と誤解されるが、訂正しそびれてしまう。猫の蚤とりとは表向き。実は一人寝をかこつ女性相手の売春であった。ともかくも初仕事に出かけ、囲われ者のおみね(寺島しのぶ)に声をかけられる。見るとおみねは亡き妻にそっくりだった。
寛之進はおみねに「下手くそ!」と罵られ、すっかり落ち込んでいたところ、清兵衛(豊川悦司)という伊達者に出会う。焼き餅やきの妻おちえ(前田敦子)から浮気封じの粉をつけられている清兵衛。寛之進は粉を入手しておちえの目をごまかす手伝いをするかわり、床上手になるため清兵衛を手本にあれこれ学んでいく。

『テルマエ・ロマエ』(2012)(2014)2本でも、阿部さんってなんでもやってくれるなぁと感心していましたが、こちらでも褌一丁で大まじめに笑わせてくれます。印象に残りやすい俳優さんなので、しょっちゅう観ている気がしますが、昨年の出演作は3本。今年はすでに4本公開済み。
本作では、お家騒動もからめているので阿部さんがみごとな立ち回りも見せてくれます。ベテラン助演陣がさらに盛り上げてすこしも退屈しない作品でした。若い浪人役の斎藤匠さんは、食べるにもこと欠いているこちらでは色気封印、豊川悦司さんは全開です。
タイのプラッチャヤー・ピンゲーオ監督作品『チョコレート・ファイター』(2008)で、監督と阿部さんの合同インタビューのときに、ピンゲーオ監督が「阿部さんを裸にしてしまって(ベッドシーンがある)日本のファンに叱られそう」と言っていました。阿部さん本人は「前貼りは、前にもしたことありますよ」とサバサバ。2人並んだ写真を撮るとき、ずいぶん身長差があったので(阿部さん189cm!)、綺麗にフレームにおさめようと(梅)さんが苦労していたのを思い出しました。(白)
posted by shiraishi at 09:20| Comment(0) | 映画鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月29日

映画はぜひ劇場で

スティーブン・スピルバーグ監督が久しぶりに来日して、しばらく芸能ニュースでもちきりでしたね。同時に唯一日本から抜擢されたダイトウ役の森崎ウィンさんもあちこちに出ずっぱり。ああ、早く取材できてよかったと、胸をなでおろしました。いろいろ出演していた中では「しゃべくり007」が面白かった〜!

『クジラの島の忘れもの』インタビューはこちら
同 完成披露試写会舞台挨拶はこちら

『レディ・プレイヤー1』
この作品の話題が出た2016年に原作『ゲームウォーズ』を買って読み、中で取り上げられる映画のDVDを見直し、と首を長〜くして公開を待っていたのです。おまけに直に話を伺えたウィンさんが出ているのだから、期待は増すばかり。
完成したばかりのTOHOシネマズ日比谷の大きな画面で観ました。スピルバーグ監督が「パーソナルな作品」と語っていましたが、自分の好きなものをたくさん詰め込んで隅々まで監督の愛がこもっているようでした。すごいスピードで流れるシーンが続くので、できるものなら一時停止したくなります。これはきっと後でコメンタリーのついたDVD、ブルーレイが出るはず。ダイトウ出演シーンは原作と違っていたので、ホッとしました。精悍ウィンさんでした。
そして音楽、わりと早くに懐かしい“ I Hate Myself For Loving You”が流れました。女性ロック歌手のJoan Jett のオリジナルですが、私には香港スター劉コ華(アンディ・ラウ)「我恨我痴心」。1999年香港のコンサートでのシーンが甦ります(今動画を見るとちょっと恥ずかしい)。使われた曲が集まったサントラ盤がほしいです。

『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』
新作はたいてい金・土に封切られますが、私は公開した翌週月曜日に行きます(席を選んでゆったり観られる)。でもこれは公開初日に行きました。時間はちょうどでしたが、空席は前の1,2列にしか残っていません。それでも、いい!
シリーズはDVDで後追いもしてほぼ観ています。やっぱりこれまでの経緯を知っているほうが、断然楽しめますよ。
最強の敵サノスが無限の力を持つインフィニティ・ストーンを6つ集めるのを阻止するために、これまでのヒーローたちが結集。いやもうサノス強すぎ。「私の好きなあのキャラが〜」と胸が痛みます。ラストは次を予感させて終わるので、長いエンドロールを耐えてください。予測していたのか誰も席を立ちませんでした。さすが。

実はこの『アベンジャーズ〜』の前、午前中に『犬ヶ島』(ストップモーションアニメ)の試写がありました。犬好きな私は、たびたび泣いていて結構胸がいっぱいになっていたところに、このマーベルヒーロー全部盛りの映画です。もう何も入る余地がなくて、次の試写はとりやめにしました。

この連休中お時間のある方はぜひ大きな画面で映画をお楽しみください。テレビやモニターで観るのとは感動の度合いが違います。(白)
posted by shiraishi at 11:08| Comment(0) | 映画鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする