2020年01月15日

第43回日本アカデミー賞優秀賞 発表

授賞式は3月6日。テレビでも放映されます。
作品一覧はこちら
この中から最優秀受賞が決まります。
その前に作品をぜひ見直してね。

https://www.japan-academy-prize.jp/index.php
posted by shiraishi at 19:02| Comment(0) | 映画雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月13日

昨年最後の映画と今年初の映画(白)

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昨年12月末でTOHOシネマズの「1ヶ月フリーパス」サービスが終了しました。
これは映画マイレージを6000マイルためたら、1ヶ月間全国のTOHOシネマズ(六本木ヒルズは除く)で観放題というサービスです。なくなると聞いて、最初で最後に入手しようと、計算しつつせっせと劇場に観に行きました。1分1マイル、120分の作品なら120マイル。6000マイル貯めるには2時間ものを50本です。TOHO上映の長尺大作は、私はほぼ試写で観られないので、ちょうど良かったです。
11月末、めでたく6000マイルを越えて、1ヶ月間試写と取材の合間に通いました。字幕・吹き替え両方観たり、これまで未見の『妖怪ウォッチ』まで22本観ることができて充実した1ヶ月でした。おかげで今年の試写・劇場合わせた鑑賞本数は380本と前年を更新。

昨年最後の映画は試写が(暁)さんと同じドキュメンタリー『世界で一番貧しい大統領』、劇場は『アナと雪の女王2』吹き替え版。
今年初の映画は6日の試写『ジョジョ・ラビット』が満席で入れず、同じくあぶれたKさんと二人その足で六本木ヒルズのTOHO『男はつらいよ50 お帰り 寅さん』に。これが初劇場映画になりました。
『男はつらいよ』シリーズは1969年に第1作が作られてから50年。22年ぶりの50作目です。渥美清さんをはじめ、亡くなられた方々が若い姿のまま映画の中にいました。全作品観ていますが、記憶はおぼろ「ああ、こんなシーンもあった、こんな人もいた」と懐かしく観ました。
寅さんは回想シーンと満男の幻想の中に出てきますが、どこでどうやって亡くなったのかは描かれていませんでした。それぞれの思い出の中に生きているということなんでしょうね。
初試写は8日に『エキストロ』(日本)フェイクドキュメンタリー、『衝動 世界で唯一のダンサオーラ』(フランス)ドキュメンタリーでした。
今年はどんな映画、どんな方々に出会えるのか楽しみです。そのためには元気でいなくてはいけません。
みなさまも健康第一、ご機嫌よく過ごせる一年でありますように。(白)
posted by shiraishi at 13:47| Comment(0) | 映画雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月28日

報知映画賞 発表!

映画賞の先鞭、報知映画賞が発表になりました。表彰式は12月中旬。

作品賞・邦画部門:『蜜蜂と遠雷』(監督:石川慶)
作品賞・海外部門:『ジョーカー』(監督:トッド・フィリップス)
アニメ作品:『天気の子』(監督:新海誠)
主演男優賞:中井貴一『記憶にございません!』
主演女優賞:長澤まさみ『マスカレード・ホテル』『コンフィデンスマンJP ‐ロマンス編‐』
助演男優賞:成田凌『チワワちゃん』『愛がなんだ』『さよならくちびる』
助演女優賞:小松菜奈『来る』『閉鎖病棟―それぞれの朝―』
監督賞:佐藤信介『キングダム』
新人賞:鈴鹿央士『蜜蜂と遠雷』
新人賞:玉城ティナ『Diner ダイナー』『惡の華』
特別賞:『翔んで埼玉』(監督:武内英樹)

https://www.hochi.co.jp/award/hochi_eigashou/
posted by shiraishi at 16:21| Comment(0) | 映画雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月07日

映画サービスデーに映画館へ!! (千)

毎月1日を映画サービスdayに設定している映画館は多いと思いますが、なかなかウマく1日に映画館へ行くことは難しいです…が、何年かブリに3月1日映画サービスdayに東中野のポレポレ坐へ行って ドキュメンタリー『牧師と いのちの崖』を観て来ました。シネジャ作品紹介はコチラ
http://cinejour2019ikoufilm.seesaa.net/article/463748954.html

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実は こちらの作品の宣伝担当をしているHさんから、しつこくしつこく「観に行って」と再三にわたって連絡をいただき、それで重い腰をあげたとゆーのも正直なところで、苦笑
Hさんとは私が10代の頃からの知り合いで、とても尊敬している映画人なため 断り切れなかったし、やっぱり粘り強く押さなきゃ宣伝マンは務まらないんだなと改めてHさんに頭が下がりました。上映時間より30分前に到着したにもかかわらず既に行列!!

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平日の午前中なのに、ほぼ満席に。上映後は監督のご挨拶もあったりで愉しめました。で、お昼ごはんを食べに行こうと場外へ出ると なんと壁面に先輩スタッフ(白)さんが監督インタビューした記事をプリントアウトして貼りだしてくださってました。こうゆうことだったんですね、Hさん、心より有難うございました。作品のほう全国各地で上映されること願っております!!

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上映終了後、ポレポレ坐のカフェで監督とのお茶会があり、ごはんでも食べながら参加したいなあと思ってたら、こちらもほぼ満席で…断念しました… で、先輩スタッフ(美)さん http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/
オススメのカフェITSUKIさんでランチしました。ついでにフリーペーパー・シネジャミニも置いていただけました。有難うございました!! ポレポレ坐から歩いて15歩位です http://www.itsuki-coffee.com/
ほんと美味しくてオススメです、ぜひ☆  (千)

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posted by chie at 00:00| Comment(0) | 映画雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月17日

カシミールでのテロに『バジュランギおじさんと、小さな迷子』を思う(咲)

2月14日、カシミール地方のインド側で、治安部隊を乗せたバスに車が突っ込む自爆テロで治安要員44人が死亡したとのニュースが飛び込んできました。パキスタンを拠点とするイスラム過激派組織「ジェイシュ・ムハンマド」が犯行声明を出しています。
1947年の英国からの分離独立以来、インドとパキスタンが領有権を争っているカシミール。度々、死者の出る事件が起こっていますが、あ〜また・・・と暗澹たる気持ちになりました。
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このテロで思い起こしたのが、1月26日(土)、満席の新宿ピカデリーで観たインド映画『バジュランギおじさんと、小さな迷子』。
口のきけないパキスタンのイスラーム教徒の女の子が、インドで迷子になって、ヒンドゥー教徒のインド人の男性がその子を連れてパキスタンまで親を探しに行く物語。
感動の美談として、印パ和解の一助になればと思った作品ですが、一筋縄ではいかない両国の関係もしっかり描いていました。

女の子がパキスタンの子だとわかって、パキスタンに送り届けようとするのですが、ちょうど両国の関係が悪くてビザを発給してもらえず、やむを得ず、沙漠を越えて密入国することになります。
そして、女の子を送り届けて、インドに戻る場面でも印パの緊張感がたっぷり。
鉄条網の柵が張り巡らされた国境を、両サイドで人々が見守る中、バンジュラギおじさんが銃で撃たれそうになりながら、歩いていくのです。

実は、2月14日のテロのニュースを聞くもっと前から、この映画のことを少しずつ書いていました。まったく違うことを気にしての紹介文だったのですが、それはそれで、書き残しておきたいので、ここからトーンが変わりますが、どうぞご了承を!

『バジュランギおじさんと、小さな迷子』は、1月18日から公開されていて、Facebookで、少女の名前の表記が「シャヒーダー」となっているのは間違いとウルドゥー語研究者の麻田豊氏が指摘していました。
シャヒード(殉教者)の女性形でシャヒーダだとしたら、末尾の長母音が余計かなと思っていました。それにしても、生まれたばかりの子に、殉教者なんて名前を付けるかなぁ〜と。
でも、映画を観て、すぐにクリケット選手シャーヒド・アフリーディーにちなんだ名前と判明。殉教者ではありませんでした。

物語はパキスタンの雄大な山岳地帯にあるスルタンプール村で始まります。戸外にしつらえたテレビの前に集まって、パキスタンとインドのクリケットの試合に見入る人たち。臨月の妊婦が、「名前は何にする?」と聞かれて、ちょうど試合で活躍していた選手シャーヒド・アフリーディーにあやかって、男ならシャーヒドにすると答えるのです。生まれてきたのは女の子。女性形にしてシャーヒダと名付けられた次第。なるほど、字幕は長母音の位置が間違っているとわかりました。

さて、この女の子、6歳になってもしゃべることができなくて、インドのデリーにあるニザームッディーン廟にお参りすれば話せるようになると言われ、お母さんはシャーヒダを連れて行く決意をします。村の人たちがお金を出し合っていて、ほろりとさせられます。
(ちなみに、公式サイトでは、「イスラム寺院」と紹介されていて、これも間違い。モスクではなくて、ニザームッディーンという聖者を祀った廟です。)

ニザームッディーン廟で無事願掛けを済ませて帰る途中、国境の手前で列車が停車した時、シャーヒダは、窓の外に可愛い山羊の子を見つけて列車を下ります。お母さんが寝ていて気がつかないうちに列車が発車してしまいます。そうして、シャーヒダは迷子になってしまうのでした。いなくなったのに気が付いたお母さん、「シャーヒダー!」と末尾を伸ばして叫んでいます。

で、女の子は別の列車に乗るのですが、それがデリー行き。列車を降りたところで、人の良さそうな男性を選んでついていきます。それが、サルマーン・カーン演じるバンジュラギおじさん。ヒンドゥーのハヌマーン(猿の顔をした神様)の信奉者で、菜食主義者。それなのに女の子はお肉を食べたがります。
口のきけない女の子が色白なので上位カーストのお嬢様かと推測するのですが、実はパキスタンの子だとわかるのは、テレビでインドとパキスタンのクリケットの試合を観ていた時に、パキスタンを応援したから。

律儀なバンジュラギおじさんは、ビザを取ってパキスタンに行こうとするのですが、ちょうど両国の関係が悪くて、領事館で発給してもらえず、やむを得ず、密入国することに。ラージャ―スターン州のジャイサルメールの町の向こうに広がるタール沙漠を越えていきます。そのまま越えていけるのかと思ったら、沙漠に掘られた穴を抜けて行くのです。沙漠のど真ん中の国境にもどうやら鉄条網が張られているようです。この沙漠には2度行ったことがあって、そのまま数10キロ行けばパキスタンと思うと不思議な気がしたものです。そのままは行けなかったのですね。

映画では、無事パキスタンに入り、パンジャーブ州からカシミールへと長い旅をするのですが、実際に撮影が行われたのはインド。 今は違う国になっているけれど、分離独立で国境線が引かれただけのこと。パキスタン部分をインドで撮影しても違和感はありません。
パンジャーブの聖者廟で宗教音楽カウワーリーを奏でる場面がありますが、これはデリーのニザームッディーン廟でも奏でられていました。
英国統治の前のムガル王朝がイスラームを信奉していたことから、この映画でもデリーの大きなジャーメ・マスジド(金曜モスク)が映し出されます。ラール・キラー(赤い城)やフマーユーン廟もムガル時代のイスラーム建築。一方で、バンジュラギおじさんの信じるヒンドゥー寺院も出てきます。大都市デリーで、ムスリムとヒンドゥーが隣人として、それぞれの文化を守りながら暮らしている姿も描かれています。
パキスタンの人気ロック歌手アーティフ・アスラムの歌声も聴けるのも嬉しい配慮です。
もともとは同じ文化圏の両国。熱く戦うのはクリケットだけにしてほしいと願うばかりです。


posted by sakiko at 22:09| Comment(0) | 映画雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする