2025年06月16日

神戸で60年前に南蛮美術館で観た絵に再会 (咲)

6月8日(日)神戸の小中学校時代の同級生のコンサートがあって、5月に引き続き、神戸に帰ってきました。
会場の宝塚ベガ・ホールは、清荒神駅のそば。コンサートの前にイタリアンでランチ。
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昔懐かしい雰囲気のアーケードの市場の中にあるお洒落なお店でした。

アンサンブルヘーメルス第37回コンサートでは、ルネッサンスの宗教曲や世俗曲、そして懐かしい山田耕筰作品の数々を楽しみました。
終了後は、ホールの会議室でヘーメルスのメンバーと一緒に打ち上げ。
父が高校教師をしていた時の教え子の方がメンバーにいて、かつて岡本の我が家にいらしたこともあるとの話も出て、なんとも嬉しかったです。

11日まで滞在し、同級生や会社時代の友人たちと会うことができ、充実の神戸でした。
会える時に会っておかなければ・・・の思いが、最近、特に強くなっています。

10日(火)は、一人で万博へ。
3日前に決めたので、予約が取れたのは、西ゲート11時入場。
5月に訪れた時に、中東のパビリオンのうち、ヨルダン、クウェート、エジプトに行けなかったのが心残りで、リベンジでした。
★前回:イスラーム映画祭10を見届けに神戸へ (咲)

今回も行きは神戸三宮から直通バスで。11時ちょうどに着き、待ち時間なく入場。
東ゲートに近いヨルダン館にまず行きたいので、万博会場の外周を走るバス(e Mover)に、西ゲート北ターミナルから乗車。ガラ空き。外周を走り、大屋根リングの海に突き出た部分では、大屋根リングの真下を走って、晴れていれば、もっと眺めがよかったのに残念。東ゲート北で下車。
e Mover 1回券400円、乗り放題券 千円。バスは次々来るし、空いているので待ち時間もないのですが、大屋根リングの中のパビリオンを行き来するのには使い勝手が悪いです。

大雨の中、傘をさして10分程待たされて、ヨルダン館に入場。
最初の部屋でヨルダンの見どころについて紹介のあった後、靴と靴下も脱いで、次の部屋に。沙漠の砂が敷き詰められているところに裸足で入るのですが、何しろ外は大雨。晴れている日なら、砂の上に座って動画を見ることもできたのですが、皆が持ち込んだ雨でぬれていて無理。
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ペトラの遺跡の場面では、『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』のロケ地との説明。私が訪れた1988年に、つい最近、ここで撮影されたと聞いたのでした。
スタッフのヨルダン女性とちょっとお話。1988年にはまだ生まれてなかった若い方!

次にクウェート館を目指しました。
「今は並べないので、30分後に来てください」のアナウンス。向かいに見えた国際機関館を覗いて、15分後に戻ったら並ぶことができました。
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並んでいる間に、外壁の説明で、クウェートに、400種の渡り鳥が来ると知りました。パビリオンは、鳥が羽根を羽ばたかせた形。クウェートというと、石油と沙漠しかイメージがなかったので、ちょっとびっくりでした。30分程待たされて入場。館内でも、石油で潤っている国ですが、アラブのホスピタリティも大事にしていることを知ることができました。パウダーシュガーのような白い砂も触ることができました。
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吹き抜けの素晴らしい空間で一休みしたあと、次の部屋では沙漠風にしつらえたところに寝そべって、星空の映像を楽しみました。やっぱりお金のある国だなぁ〜と。

2大目的を果たしたので、この後は、16:45に予約の取れた電力館の時間まで、待たずに入れるコモンズA館やアラブ首長国連邦をゆっくり見学。
電力館で、「電力の卵」で遊んだあとは、マレーシア、インドネシア、サウジアラビア、スペインなど、ほとんど待たずに入り、積み残しのエジプトへ。15分程待たされましたが、古代と現代のエジプトの映像を見せるだけという、ちょっと肩すかし。
このあと、チェコ、ポーランド、マルダを覗いて、時間切れ。
お天気が悪くてドローンショーは中止でしたが、大屋根リングの上から、レーザーショーを楽しんで、夢洲駅から帰宅。お昼過ぎまで大雨で苦行のようでしたが、そのあとは雨も止んで、充実の万博でした。

神戸滞在最終日、ホテル近くの神戸市立博物館での「池長孟の南蛮美術」展へ。
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中学生の頃に南蛮美術館を訪れたことがあって、その時に心惹かれた絵の数々に再会することができました。
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一番印象に残っているのは、様々な民族の男女の服装を描いたもの。
大きな屏風に描かれた馬に乗った人たちの中に、トルコ王やタタール汗がいて、すでに中学生の頃から、イスラーム文化圏に惹かれていたのだと!
我ながら驚いたのでした。

この日拝見した南蛮美術の数々は、戦前、池長孟氏が私財を投じて蒐集したもの。空襲を免れましたが、戦後、多大な税金を課せられ、神戸市に寄贈。池長孟氏の皆に観てもらいたいという目的は果たせているから、それはそれでいいのでしょうか・・・

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神戸モスク 久しぶりに見学させていただきました。
以前は、女性は2階にしか入れなかったのですが、今回は1階にもヘジャーブなしでどうぞと。
(もとはといえば、この神戸モスクの前で、まだ私が母のお腹の中にいる時に、父が写真を撮っているのです・・・)


posted by sakiko at 01:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月25日

試写がたまって(白)

GWに本誌が出来上がって、あちこちへの納品も終わりました。
送料節約のため、近場はシルバーパスを駆使して(都営地下鉄と都内のバスはどこでも)お届け。
それまで郵送(ヤマトだけど)されていたのに、何も貼られていない本誌が届いて宣伝さんは驚いたかも。ストーカーではありません。

6月21日公開の『星より静かに』の君塚匠監督の取材もありました。55歳の時にADHDと診断された君塚匠監督が、ADHDをテーマにドキュメンタリーとドラマをミックスさせて描いた作品です。
「ADHD−− “注意欠如・多動症”という意味を持ち、年齢あるいは発達に比べて注意力が足りない、衝動的で落ち着きがないといった特性がある。現在、日本にはこの症状がある人が300万人いるとされており、正式な診断を受けていない人も多く、実際の人数はさらに多い可能性がある。55歳でADHDと診断された君塚匠監督は、「一人でも多くの人にこの症状を知ってもらい、生きやすい社会になってほしい」という思いから、映画を制作することを決意した。公式HPより
公開までに記事を仕上げますので、いましばらくお待ちください。

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合間に絵手紙の展示とバザーをお仲間の持ち家(取り壊し予定のため水や電気は使えません)で月末まですることになり、準備と留守番の当番に。誰でも覗ける公的なセンターや銀行ロビーではないので、客足はいまいち。連絡した旧友が訪ねてくれるのが嬉しいです。

今度は、編集中で先送りしていたオンライン試写を観なくてはいけません。
「劇場で観てね」とお勧めしているのに、自分はパソコンの前とは!と自分に突っ込みを入れつつ、メモも取りつつ鑑賞。自宅では野暮用が多くてたびたび一時停止や中断をします。ずっと座り続けだと、腰痛を呼ぶんですよ、これが。劇場の椅子は腰に良い作りなのだと実感。劇場で観たい作品もあるのに、出かける時間がつくれません。そのうち旧古川庭園では薔薇が満開、昭和記念公園へ遠足?にと次々魅力的な予定が入ります。
ご飯もついてると、行かずにいられません。オンライン試写が滞る原因は自分にある・・・(白)

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posted by shiraishi at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月09日

イラン料理教室、絵本展、経済のお話でお腹いっぱい (咲)

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先週のことになってしまいましたが、イラン尽くしの週末でした。

2月28日(金)イラン・イスラム共和国大使館文化部(イラン文化センター)と港区共催の「イラン料理講習会」に参加しました。

メニューは、タフチーネ・モルグ、ミールザー・ガーセミー、マースト・オ・ヒヤール、シャルバテ・ザアファラーン (とカタカナ並べても何だかわかりませんよね)
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タフチーネ・モルグは、お米とお米の間にチキン(モルグ)をはさんで、ケーキのようにしたもの。おこげにするのがポイントです。お米にヨーグルトとサフランを混ぜて炊きます。大好きな料理です。
 
ミールザー・ガーセミー(ガーセミー王子): なぜ、この名前? なのですが、焼き茄子を細かくして、トマトと卵を炒めたイラン北部カスピ海に近い地域の料理。これも大好きな料理です。

マースト・オ・ヒヤール: ヨーグルトと胡瓜  塩味です。

シャルバテ・ザアファラーン: サフラン味の飲み物

昨年着任されたイラン文化センター長の奥さまが先生。ほかにイラン大使館の女性たちが3人。テーブルを回って、出来具合を見てくださるのですが、味加減や、火加減など、それぞれのこだわりがあって、やっぱり家庭料理ですねぇ。
お米の炊き具合のタイムキーパーをしていたのですが、先生が蓋を開けて、「あと15分」とおっしゃった時に、ほんとにあと15分でした。
それにしても、どの料理も手がかかります。時間も!

よくお会いする方、久しぶりの方、初めての方と、おしゃべりしながらの楽しく美味しいひと時でした。
映画『イラン式料理本』を是非皆で観たいね〜と。


◆3月1日(土)お昼
サラーム・サラーム20周年記念展へ
会場は、谷中銀座のエスノースギャラリー。

イランの絵本やイラストレーターを紹介する、ペルシャ語翻訳家の愛甲恵子さんと、美術家フジタユメカさんのユニット「サラーム・サラーム」が、20周年を迎えました。
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初めての絵本展は、京橋で開かれたのですが、偶然、お邪魔しました。愛甲恵子さんとも初めての出会いでした。
会場には、これまでの案内のDMが壁一面に。(それでも、すべてじゃないそうで!)
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イランのイラストレーターたちから届いたお祝いメッセージカードは、表と裏が見れるように、会場の真ん中に吊り下げて展示されていました。綺麗な手書きのペルシア語に見入りました。
愛甲恵子さんにもお会いできて嬉しいひと時でした。

◆3月1日(土)15時〜
シルクロード文庫主催 文化講演会『イラン滞在12年』元イラン三菱商事社長 梨本博 氏 
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2回のイラン駐在 通算12年強の、ナッシーこと梨本博さんのリアルなイランの経済事情や暮らしのお話。
この4月からイランに駐在する佐藤佳奈さん(日本エネルギー経済研究所)によるデータを見せながらのコメントも。
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梨本さんが見せてくださった写真の数々には、美味しそうなお料理もたくさん。見ているだけではお腹いっぱいには残念ながらなりませんが、あ〜イラン料理食べたい!と、前日食べたばかりなのに思ってしまったのでした。

最後の質疑応答で、イランの映画事情を質問した方がいて、梨本さん、なんと答えるか・・・と思ったら、私に振ったのでした・・・ やれやれ



posted by sakiko at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月27日

エルサレムに思いを馳せた一日  〜イスラーム映画祭10と、マタイ受難曲〜(咲)

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2015年12月にスタートしたイスラーム映画祭。主宰の藤本高之さんの完全自己負担で開催されている映画祭も、今回で10回目を迎えました。私が一番楽しみにしている映画祭です。東京での開催は、2月20日(木)〜24日(月)の5日間。
上映された12作品の内、3作品はかつて観た映画でしたが、どれももう一度観たいし、なにより上映後のトークも充実しているので、12作品すべて観ました。
11回のトークもすべて制覇したかったのですが、なんと、最終日の24日、3時から高校の同期生・井部さんが所属する東京アカデミー合唱団 創立60周年記念 第69回定期演奏会とぶつかって、24日午後の2本は上映後トーク付きを諦めました。

映画祭最終日の24日、10時からは、ハーニー・アブー=アスアド監督が、2002年にオランダの協力を得て作った初めてのパレスチナを舞台にした映画『ラナー、占領下の花嫁』でした。別名、『エルサレムの花嫁』という通り、エルサレムが舞台。16歳のラナーが、父がエルサレムを去る日、旅立つ4時までに恋人ハリールとの結婚契約をするべく奔走します。未成年なので父親の承諾がいる次第。登記官が東エルサレムに入る検問所で足止めを食っているのがわかり、検問所に走り、そこで結婚契約を結び、検問所の脇で皆で踊ってめでたしめでたしという物語でした。
今、イスラエルの各所に分離壁がありますが、この頃はまだ壁はなく、検問所が各所にあって、柵で隔てられている状態でした。私がエルサレムを訪れた1991年5月には、まだ柵も分離壁もありませんでした。
前半、ラナーがハリールを探してエルサレムの旧市街を歩き回る場面がありました。黄金のドームや聖墳墓教会などの観光地としても有名なもののほか、ゆっくり散策した石畳の旧市街を懐かしく思い出しました。
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岡真理さんの歯切れのいいトーク《ある日のエルサレム 《占領》という日常》を聴き終えてすぐ、西武百貨店前からバスに乗って、初台のオペラシティーへ。15分の道のり。近くて助かりました。

3時の開演前に、高校の同級生3人でランチ。
今回の曲は、東京アカデミー合唱団が10年毎に取り組んでいるバッハの『マタイ受難曲』。
常任指揮者、音楽監督の秋山和慶氏が、1月26日に急逝され、木村美音子さんが指揮を務められました。
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歌詞の日本語訳が見やすいところに掲げられていたのですが、キリストの受難が順を追って語られて、エルサレムを訪れた時にヴィア・ドロローサ(苦難の道)を歩いて巡ったことを思い出しました。そして、今のイスラエルの占領下でパレスチナの人々が苦しんでいることを、イエス様はどう思われるだろうと考えてしまいました。
合唱がとても美しく、心に響く素晴らしいものだっただけに、今の戦争が絶えない世界を憂いました。
休憩をはさんで、終了したのは18:40分近く。 「イスラーム映画祭10」最後の映画『神に誓って』の開始時間は、18:45。 『神に誓って』は、3回観たことがあって、当初から途中から観ることになるのは想定して、いつものお気に入りの通路側の席を確保していました。
さらに、この日は、高校の同期生8人が演奏会に来ていて、終わってから焼き鳥屋さんに行くことに。映画も気になりますが、久しぶりに会う同期の人たちとのおしゃべりも捨てがたく、8時過ぎまで参加。8時半過ぎにユーロライヴに到着。ロビーに藤本さんがいて、しばしお話。(藤本さん、ほんとにお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。)

『神に誓って』の最後の1時間ほどを観ることができました。そして、この日の一番の目的は上映後に2015年の初回イスラーム映画祭の折の麻田豊さんのトークが動画で見せていただけることでした。麻田豊さんは、私が大学に入学した時に大学院生で、その後、長年、散々ご縁のあった方。2022年の秋に急逝され、ほんとにびっくりさせられました。
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10年前の麻田豊さんも若かったけれど、藤本高之さんも今の丸刈りと違って長髪。トークは麻田節炸裂でした。奥さまの美晴さんやお嬢さんにお孫さんも会場にいらしていて、お話することができたのも嬉しいひと時でした。

イスラーム映画祭10の全体の報告は、またゆっくりします。
終わってしまって放心状態が続いています・・・
posted by sakiko at 09:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月19日

ヴィーガン・イラン料理教室で映画の話題も♪ (咲)

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昨年末に、シャベヤルダー(冬至の夜)の催しをしたイラン女性宅で、お料理教室を開くと聞き、参加させていただきました。
事前にレシピが送られてきたのですが、「ヴィーガン・イラン料理ワークショップ」のタイトルだったので、え? この間のお料理はヴィーガンだったの?とびっくり。 煮込み料理に入っていたのは、てっきりお肉だと思っていたのでした。

今日の煮込み料理は、ザクロと胡桃がベースの「フェッセンジャン」。
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胡桃はフードプロセッサーで細かくしますが、食感を楽しむために一部小さな塊を残します。
ザクロペーストとザクロジュースを使用。
ペーストは、イランのお母さま手作りのものが残り少なくて、群馬のイラン人が作っている市販のものを併用。やっぱり手作りのもののほうが素朴で味わい深いです。
ミートボールは植物性。IKEAで売っているものを利用。
イランで初めて食べた時、見た目は茶色でそそられないのですが、食べてみると味わい深くて、材料は何?と驚いたのを思い出します。イラン人は甘酸っぱい味が好き。
好みで砂糖やレモンを加えて作るそうです。
3時間は煮込んだほうがいいとのことで、この日に食べる分は昨日すでに作ってくださっていて、今日作ったのは持ち帰り用。

まずは煮込み料理を仕込んだら、付け合わせのお料理。
ヨーグルトとほうれん草のボラニ。
(ゆでたほうれん草をフードプロセッサーにかけ、ヨーグルトにまぜる)
マースト・ヘヤール(胡瓜とヨーグルト)
粗めにすりおろした胡瓜をヨーグルトにまぜる)
このヨーグルトも大豆から作られたもの。フジッコの製品でした。なるほど〜 豆だ!
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サラダ・シーラーズィー (シーラーズ風サラダ)
玉ねぎ、胡瓜、トマトのみじん切り(まな板を使わずに!)、未熟葡萄のジュースとレモン汁。塩胡椒に、乾燥ミントをたっぷり。この乾燥ミントが、イランの香り。(小さな瓶に入っているのが、イランのお母さま手作りのミントの粉)

炊飯器で炊いたバスマティライスの一部をサフランで色付け。
おこげの出来る炊飯器で、バッガリーポロー(そら豆ご飯)も作ってくださっていました。

出来上がった美味しいお料理をいただきながら、映画『イラン式料理本』が面白かったね〜という話に。2011年山形国際ドキュメンタリー映画際で市民賞、コミュニティシネマ賞の2冠に輝いた作品。2012年9月に一般公開されています。
7人のイランの女性たちが台所でお料理しながら、あれこれ語る本音がとても楽しい作品。手間のかかる伝統的なお料理から、夜中に突然何人も同僚を連れて帰ってきた新婚の旦那さまへの対処まで。

これから公開される映画の話題も。
『聖なるイチジクの種』(2/14公開)、『TATAMI』(2/28公開)、『ギャベ』(2月 イスラーム映画祭10)と、楽しみです。

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食事が終わって、お菓子作り。
シーリーン・トゥートというアーモンドの粉で作るお菓子。(写真右端)
アーモンドパウダーと粉砂糖を混ぜ、ローズウォーターとカルダモンパウダーを少し入れ、あとは水を加減を見ながら入れて、ほどよい柔らかさにして丸めます。
丸めたものにグラニュー糖をまぶし、アーモンドやピスタチオでトッピング。
黄色(サフラン)、赤、青、緑(抹茶)などお好みで色付け。15分ほどで簡単に出来上がり。

次回のお料理教室が待ち遠しいです。

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posted by sakiko at 21:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする