2021年01月03日

新年おめでとうございます

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コロナに振り回された2020年でした。みなさまいろいろな思いを抱えて新年を迎えられたことと思いますが、残念なことにまだ収まりそうもありません。非常事態宣言を要請中の一都三県、昨年の宣言中よりずっと深刻なのですよね。医療関係の皆様に感謝しつつ、政府には交代要員増加や超過勤務手当など、労苦に報いる判断をしてほしいと願っています。私たちは予防につとめて下支えをしたいものです。

シネマジャーナルは年一回の本誌を発行しています。昨年は映画館が閉まるという前代未聞の状況になりました。内容にも影響があるはずです。4月にはお届けできるように(あっというまです。きっと)原稿をぼちぼち準備していきます。ウェブはこれまで通り、随時アップいたしますので、今年もご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
年末に(咲)さんが書いていたベストテン、シネジャも1月末にはブログに発表いたします。コロナのせいで鑑賞本数が減った方が多いと思いますが、10本にこだわらずベスト5でもOKです。配信で観た方もその旨お書き添えの上、お知らせくださいませ。

みなさまの健康とお幸せを祈ります。(白)







posted by shiraishi at 19:42| Comment(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月31日

黒豆を煮ながら、今年観た映画を振り返りました  (咲)

コロナの感染がますます心配な中での年越しとなってしまいました。
今年は忘年会も冬至の集まりもなかったので、年賀状は元旦に届くという25日までに、ほぼ出し終えました。まさに生存確認という感じ。
試写は25日の『越年 Lover』が最後でした。
その時点で、この1年に観た映画が、291本。
ここ数年、400本以上観ていたのですが、今年はコロナのあおりを受けて、ぐっと減りました。あと一息、300本目指そうと、ちょっと頑張りました。
28日には、お正月の買い物がてら立川に行って、『GOGO(ゴゴ) 94歳の小学生』を観てきました。
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94歳のGOGOが、ひ孫と同じ緑の制服を着て教室で勉強したり、遠足に行ったり・・・ とても微笑ましかったです。試験に落ちてしまい、目が見えないし、もう学校やめるというのですが、白内障の手術を受けて、一気に視界が広がり、また頑張ろうと立ち直ります。私も3年前に右目の白内障の手術を受けたので、この場面、気持ちがすごくよくわかりました。白内障の手術をためらっている方、ぜひ!
教育の大切さを教えてくれる、ほっこりする映画というのが本筋です。

29日は、都内で午後遅くに用事が出来たので、その前にシネマート新宿で『クローゼット』を観ました。ハ・ジョンウとキム・ナムギルに惹かれて選んだのですが、「クローゼットの扉が開き、娘が姿を消した---」というキャッチコピーから察するべきでした。ホラー好きのミッキーさんにお任せしたい映画でした。ハ・ジョンウとキム・ナムギルは、もちろん素敵でした♪

300本には、やっぱり届かないかなと思いながら、観た映画のリストをチェックしたら、ベストテンに入れたかった映画が1本漏れていて、もう一度、点検したら、さらに3本抜けていて、あと1本で300本と判明♪
締めを何にするか迷って、ちょうどテレビで24日に放映した『巴里の屋根の下』(1930年)を録画していたので、これに決定! 中学生の頃、家に帰ると3時から毎日洋画を放映していて、『巴里の屋根の下』は何度も観た懐かしい映画。とはいえ、50年以上前のことだし、当時は色恋もまだわからぬ身。違う印象を持ちました。ルネ・クレール監督の初のトーキー映画で、随所に無声映画時代の雰囲気を感じました。
男たちが取り合う美女が、ルーマニア人だったということも初めて知りました。ルーマニア語も出てきて興味津々。パリって、ほんとに色々な国の人たちが住む町なのだなと。

恒例の「映画野郎」さんのベストテンに、今年も友情出演枠でお声をかけていただいて、締め切りが12月31日だったので、昨日は、黒豆を煮ながらベストテンを絞り込んでみました。野郎目線で選ばないといけないので、本来の私のベストとは少し違います。発表をお楽しみに♪

さて、この作業中に、観た映画リストに2回観た作品が2回ともカウントされていたのが判明。
あ〜あと1本観ないと300本にならない!
できれば、ほっこりする後味のいい作品を今年の締めにしたいと、オンライン試写の案内をいただいている中から、『43年後のアイ・ラヴ・ユー』をチョイス。
妻を亡くし一人暮らしの70歳のクロードは元演劇評論家。かつて恋仲だった女優リリィがアルツハイマーを患い施設に入っているのを知り、自分もアルツハイマーを装って入居。リリィの記憶を呼び戻そうと孫娘も巻き込んで作戦を実行するという物語。
冒頭、悪友シェーンとの会話は薬のことばかりで、この年になるとそうなるよねと。でも、かつての恋人の消息を知って色めきだつのです。
人生まだまだ・・・と、はい、ほっこり勇気づけられました♪

『43年後のアイ・ラヴ・ユー』は、1月15日公開。
監督:マルティン・ロセテ
公式サイト

今年も、あと1時間半。
この1年ありがとうございました。
2021年が、コロナも収束して良き年になることを祈るばかりです。
来年もどうぞよろしくお願いします。



posted by sakiko at 22:27| Comment(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月27日

神戸・パルモア学院休校 そして『日本独立』ロケ地のこと (咲)

「パルモアが閉校だって」と、朝日新聞の夕刊を開いた父。12月22日のことです。
え〜パルモアが?と、いつもあまり読まない新聞を見てみました。

「英語の明かり 神戸照らした134年」の大見出しで、写真3枚入った5段の大きな記事。
1886(明治19)年開学の実用英語専門学校「パルモア学院」。
著名人を含め約3万5千人が学んだが、近年は生徒数が減り続けていた。
港町・神戸の象徴がまた一つ消える。


母が、結婚前に商社に勤めていた頃、仕事帰りに通っていたパルモア。途中で挫折したのを私に託したかったのか、小学校の1〜2年生の時、母に連れられて毎週土曜日に通っていました。3つ年下の妹も母と一緒に後ろで見ていたのを覚えているそう。クリスマス会もありました。
小学校低学年クラスでしたが、すべて英語で一切日本語を使わない授業。私が英語を好きになった原点ともいえる学校がなくなってしまうのかと、一抹の寂しさがよぎります。

当時、パルモア学院は、省線(現JR)元町駅から坂を少しあがったところにあって、神戸港を見晴らすことができました。
数年前、神戸に帰った時、元町駅を降りて坂をあがってみたのですが、パルモアは見当たりませんでした。(今回のことで、神戸駅近くに移転していたのがわかりました)
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さらに坂を少しあがったところに明治の面影を残す立派な洋風の「兵庫県公館」があります。12月18日から公開されている『日本独立』(伊藤俊也監督)で、マッカーサーの執務室やGHQ民生局局長室の場面を撮影したところです。
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兵庫県公館は、無料で見学できるのですが、コロナ禍ですので確認の上、どうぞ!

『日本独立』、吉田茂を小林薫が演じているのですが、言われなければわからないほど、そっくり! (声でかろうじてわかるかな?)
白洲次郎を演じた浅野忠信が、「撮影現場に小林薫はいなかった」というほどです。

『日本独立』では、ほかにも旧財閥の別邸として昭和9年に建てられた「ザ・ガーデンプレイス蘇州園」(吉田が連行される吉田私邸の門のシーンなど)、昭和初期に建てられた「旧乾邸」(近衛文麿の荻外荘のシーン)、庭園のある和風邸宅「松泉館」(外相公邸の仏間や応接室などのシーン)など、神戸の味わい深い建物がロケ地になっています。
蘇州園と旧乾邸は、阪急御影駅近くにあるのですが、白洲次郎の母校・御影師範学校付属小学校からも近いところ。(その後、神戸大学附属住吉小学校となり、私の母校でもあります♪ 蘇州園を脇に見ながら9年間通ったのでした。)

『日本独立』では、GHQがソ連が乗り込んでくる極東委員会の開催までに新憲法を作ってしまおうと、ホイットニー准将以下25人の即席の起草チームで憲法草案をわずか9日間でまとめさせた一方で、吉田茂主導で日本側がいかに抗ったかが描かれています。

父に試写を観た日に話したら、当時、新聞にマッカーサーと昭和天皇が並んだ写真が大きく出たのが屈辱的だったとまず言われました。まさに、その写真は映画にも出てきます。
天皇制はどうなるのだろうとも思ったとのこと。

本作を観て、「素人集団が作った日本国憲法」だから、憲法改正したい気持ちもわかるという感想を持った方もいました。いろいろな思いがよぎりますが、正解はわかりません・・・


posted by sakiko at 13:46| Comment(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月20日

時間の進みが速い!?(白)

12月20日(日)
1週間に一度、作品紹介をアップしています。この1週間があっというまにやって来るんです。来週はもう年末ですよ〜〜。これを繰り返して年取っていくんですねぇ。残りが少ないから余計速いのか??
16日は『あのこは貴族』の岨手由紀子(そでゆきこ)監督のリモート取材がありました。初めは我が家でと言われましたが、と、とんでもない。機械音痴の私、途中でなにかあったらと思うと気が気ではありません。宣伝さんの会社で岨手監督と画面越しに対面させていただきました。人生初のリモート取材です。目の前にいらっしゃるので、いつもと同じに話せばいいのですが、なんだか違うんですよ。手元に質問を書いたメモを置いているのに、自分がどれとどれを聞いたのやら?あれ?・・・30分の持ち時間は終わりました。
岨手監督は『ミセス・ノイズィ』の天野監督とママ友でもあり、お子さんを安心して育てるために金沢へ移られています。2021年 2月26日公開の前に上京されるそうなので(舞台挨拶もありかな?)今度は直にご挨拶できるといいなぁ。
映画は山内マリ子さん原作、異なる階層=世界に生きる華子と美紀、彼女たちに繋がる人々を描いています。『レディ・トゥ・レディ』、『ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢』女性にエールを送る作品が続いています。世の中の半分は女性なんですから、どこででも女性が半分いて当たり前!になっていきますように。老人施設には圧倒的に女性が多いですけどね。

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帰り道の銀座や日比谷は師走だというのに、人が少ないです。夏は鬱陶しかったマスクも今は温かくてちょうどいいです。来年は外してお喋りできますように。そんな日が一日も早く来ますように。(白)
posted by shiraishi at 20:19| Comment(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月13日

12月も半ばです(白)

12月13日(日)
もう今年も残り少なくなりました。コロナに振り回された一年、今日まで無事なのを有難いと思わなくては。
「キム・ギドク監督が11日、滞在先のラトビアでコロナのために亡くなられた」と言うニュースを聞いて驚いています。フィルメックスに参加されたときお見掛けしたかな。まだまだたくさんの映画を作りたかったはずです。
小松政夫さんの訃報もありました。2017年の第10回したまちコメディ映画祭で栄誉賞を受賞されたときの元気が姿が浮かびます。昨年がんが見つかり闘病されていたそうです。あの軽妙な台詞やアクションにどんなに笑ったことでしょう。ご冥福をお祈りします。

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2017年9月 小松政夫さん@したコメ

11月に取材させていただいた『レディ・トゥ・レディ』が12月11日(金)から公開になりました。W主演の大塚千弘さん、内田慈さんのインタビュー記事はこちらです。本日ヒューマントラストシネマ渋谷で行われた舞台挨拶写真が宣伝さんから届きました。舞台挨拶記事はこちらです。

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大塚千弘さん、内田慈さん、藤澤浩和監督 @2020イングス


12月25日(金)公開の『AWAKE』完成報告会見がグランドハイアット東京で行われ、AI(人工知能)将棋を開発する主人公・英一を演じた吉沢亮さん、幼いころからのライバルである天才棋士・陸を演じた若葉竜也さん、英一を手助けする先輩・達也役の落合モトキさん、脚本が認められて本作が監督デビューとなった山田篤宏監督が出席しました。

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詳細はのちほど。(白)
posted by shiraishi at 17:20| Comment(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする