2024年05月05日
シネジャ107号が出来上がりました! (咲)
通算107号となる「シネマジャーナル Annually Vol.7」が4月30日に印刷所から納品されました。
100号までは、年3回発行していて、それで終わりにするつもりだったのですが、せめて1年に1回、本誌の発行を続けたいと、Annually(年1回)にした次第です。
そして、発行時期を4月下旬と決めたのは、4月1日のレスリー・チャンの命日に、毎年、香港に飛ぶ遠藤智子さんの記事を掲載したいから。今年も速攻で書いてくださいました。
定期購読してくださっている日本各地の公共機関には、4月発行とお約束しているので、なんとかぎりぎり間に合いました。
年明け位から、メンバーそれぞれ心の準備をして、何を書こう・・・と思いを巡らせて、3月に入ったら、本格的に書き始めるのですが、それがなかなか進みません。
3月中旬以降、イスラーム映画祭とイランのお正月(春分の日)で忙しくなるのはわかってたので、その前にある程度・・・と思いつつ、もちろん無理。その頃のことは、こちらで!
イスラーム映画祭9と、イランのお正月で大忙し♪(咲)
そうこうする内に、桜の季節になりました。今年は開花が遅かったので、まさに原稿の追い込み時期に満開に。ちょうど試写もあったので、見ごろの4月3日から5日までの3日間、外出して、毎年訪れる場所を駆け巡って、桜を愛でました。
4月3日
渋谷桜坂 トラットリア・ベルマーレで桜を見ながら遅めのランチ
夜7時から荻窪で、久保健一さん主宰のカフェバグダッド20周年 トークショー「新しいサウジアラビアの味覚」。観光客を受け入れるようになったサウジアラビアの食文化。俄然行きたくなりました。
4月4日
1時から六本木キノフィルムズで『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』の試写。
ミッドタウン六本木の桜を眺めたあと、夕方まで時間が空いていたので、本所吾妻橋から浅草にかけての桜。そして、赤坂アークヒルズの外周の桜通り。
6時半から六本木で『関心領域』の試写。終わってから、六本木ヒルズの桜。
4月5日
家の近くの百草台公園
都内に出て、千鳥ヶ淵、靖国神社、青山霊園。
その後、イラン大使館での「コーラン朗誦会」へ。
実は、2月末頃から喉の調子が悪くて、声がほとんど出ない状態。大使に「こんな声で失礼します」とご挨拶したら、「今日はあなたにもコーランを朗誦していただこうと思っていたのに無理ですね」と言われました。(もちろん冗談♪)
4月7日
バスで聖蹟桜ヶ丘に出て、さらにバスで国立駅へ。沿道の桜を楽しみました。そろそろ桜吹雪。見納めでした。
夜7時から、荻窪でカフェバグダッド20周年トークショー「イスラーム映画祭の舞台裏」。藤本高之さんが、たっぷり2時間語ってくれました。
その後は、あまり外出しないで、ひたすら自分の原稿の仕上げと、ほかの人の原稿の校正。
それでも、4月13日の夜には、かつてのレスリー・チャン追っかけ仲間と、ちょっと遅いレスリーを偲ぶ会。 カラオケ個室で、持ち込みDVDやUSBの画像を大きな画面に映し出して、美味しい中華をいただきながらの約6時間。
2000年の香港でのコンサートの時に、メンバーのお誕生日を祝う会をした時の映像を持ってきてくれたお仲間がいて、若い自分の姿にびっくり!
この集まりが決まっていたので、なんとかこの日までに自分の原稿を仕上げることができました。
でも、表紙に載せる画像はまだ決まってなくて・・・という状態でした。
やっと、18日に入稿。
そのあとは、発送準備で、送付先リストの整理や同封案内の作成・・・となかなか気が抜けません。
なんとか、30日に107号が納品されるのに間に合うように用意を済ませて、(白)さんと二人で定期購読の方や、公共機関に無事発送することができました。
今年も、メンバーそれぞれの思いで映画を選んで書きました。
この1年の映画祭特集では、いつか公開されることを期待している作品をたくさん掲載しています。
定期購読でなく、単発のご注文も受け付けています。どうぞよろしくお願いします!
シネマジャーナル107号 900円 +送料
★Webサイトからどうぞ!
http://www.cinemajournal.net/cj/order.html
★メールでも受け付けています。
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内容はこちらで!
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2021年06月06日
シアター・イメージフォーラムでシネジャ104号販売! ★『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』&『ジャッリカットウ 牛の怒り』上映中 (咲)
4月末に発行したシネマジャーナル104号のうら表紙に画像を掲載した『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』。 1977年香港生まれで、アニタ・ムイに憧れて歌手となったデニス・ホー。2014年の「雨傘運動」を機に、香港ポップスのアイコンだった彼女が、香港市民の自由を守るために声を上げる一人のアーティスト/民主活動家へと変貌していく様を描いたドキュメンタリーです。
シネジャ作品紹介
天安門事件の起きた6月4日の翌日から、渋谷のシアター・イメージフォーラムで上映が始まりました。 上映期間中、シネマジャーナル104号の販売を委託することができました。
6月2日に、シアター・イメージフォーラムでインドのマラヤーラム語映画『ジャッリカットウ 牛の怒り』の試写が行われましたので、その折に納品。
『ジャッリカットウ 牛の怒り』は、昨年のアジアフォーカス・福岡国際映画祭で上映された作品で、コロナ禍で行くのを諦め、観られなかったのでした。福岡で観た名古屋のミッキーさんが、「とても風変わりな作品だった」と書いていたのですが、逃げた水牛を、村中の男たちが泥まみれになって追う、なんとも凄い映画でした。
『ジャッリカットウ 牛の怒り』も少しですが記事を掲載していることから、7月17日からの上映期間中、104号を販売していただけることになりました。
★シネマジャーナル104号には、上記2作品のほか香港とインド関係、下記を掲載しています。
香港:
『七人楽隊』ジョニー・トー監督他(東京フィルメックスで上映)
レスリー・チャン追悼≪想你 張國榮≫ 香港に行けないと具合が悪くなるのだった (2ページ)
インド:
『遺灰との旅』東京国際映画祭 マンゲーシュ・ジョーシー監督トーク報告
『マイルストーン』 東京フィルメックス アイヴァン・アイル監督Q&A報告
『青い空、碧の海、真っ赤な大地』 イスラーム映画祭6 安宅直子さんトーク報告
シアター・イメージフォーラムで映画をご覧の折に、お手にとっていただければ嬉しいです。