2017年11月01日

映画の合間に六本木ヒルズで楽しむ

といってもこんなに通うのは映画祭だからなんですが。

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展望フロア:スカイツリーに高さは越されてしまいましたが、海抜250m。
眼下の街並み、高層ビル群、レインボーブリッジ、遠くの山並みと観ていて飽きません。
森アーツセンターギャラリー:「Theドラえもん展 TOKYO 2017」11月1日〜1月8日(月・祝)10〜20時 
http://thedoraemontentokyo2017.jp/
増田セバスチャン作品展「YOUR COLORS」:10月20日〜11月12日(日)
ROPPONGI HILLS A/D GALLERY (六本木ヒルズ アート & デザイン ストア 内)おもちゃ箱をひっくり返したような可愛いものがいっぱい。
http://www.roppongihills.com/events/2017/10/003278.html
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映画館に通いながらおなかが空いたとき、ヒルズ内レストランではお財布が心細いというアナタ、地下鉄通路と平行したショップの通りにはラーメンや定食、お弁当もありますよ。3時〜4時にはお弁当値引きになるお店も。(白)
posted by shiraishi at 22:00| Comment(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『グッドランド』(ルクセンブルク)会見

10月31日(火)プレス試写後
登壇ゲスト:ゴヴィンダ・ヴァン・メーレ(監督/脚本)、ジル・シャニアル(プロデューサー)
作品詳細
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ルクセンブルクの農村に訳ありげなドイツ人の男が仕事がほしいとやってくる。村の娘と親しくなりルールに従って馴染んだころ、双方の隠されていた秘密も明らかになっていく。
「コミュニティに取り込まれていくよそ者」というのは民話にもよくある題材です。
コミュニティ維持のために、コミュニティぐるみで犯罪を隠した事件は最近でもあったそうです、と監督。
主人公役の俳優さんが見事な下がり眉で、いつも困った顔でおまけに長髪なので嘆いているキリストにも見えました。ラストにやっと笑顔を見せるのだけれど、やはり怖いお話です。

TIFF記事はこちら

これまでに観た作品。
『ザ・ホーム 父が死んだ』(イラン)隙間のないほどびっしり飛び交うセリフにくたびれます。なんて主張の強い人たちでしょ。ラストにびっくり。
『殺人の権利』(フィリピン)ミンダナオ島で平和に暮らす家族が、ゲリラを追ってきた国軍に蹂躙される。実際にあった事件を元にしていて、ドキュメンタリーのような緊張感が続く。妻役の方は俳優ではないそうです。それも遠い昔のことではありません。
『地球はお祭り騒ぎ』(美)さんお勧めの渡辺監督作品。途切れないお喋りが続くけれど、うるさくはありません。
『さようなら、ニック』(ドイツ)不倫の末に結婚した元モデルの妻、今度はもっと若いモデルと夫が浮気、離婚の危機に陥った矢先、最初の妻と同居する羽目になった。お洒落な室内、衣装も見どころ。
『Have a Nice Day』(中国)バッグに詰め込まれた大金をめぐって、次々と欲の皮のつっぱた男女が加わってくる。珍しい中国のアニメーション。(白)
posted by shiraishi at 01:30| Comment(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ペット安楽死請負人』(フィンランド)Q&A

10月28日(土)
登壇ゲスト:テーム・ニッキ(監督/脚本/編集/美術/衣装)、マッティ・オンニスマー(俳優)、ヤニ・ポソ(プロデューサー)
作品詳細
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マッティさんが演じる主人公のトレードマークがパイプ。3人そろってパイプを口に登場したので、司会の矢田部プロデューサーもびっくり。
ペットを安楽死させる闇商売をしているとはいえ、自分の仕事にはスジを通している主人公。ネオナチの男たちや女性獣医よりもマシだと思えてしまいます。しかし父親との確執やガールフレンドとのからみにもどこか死の匂いがつきまとい、監督の思惑通り観客は居心地の悪い思いをします。「楽しんでください」と「言ってましたけどね。
Q&Aもすでにこちらに出ています。
これまでに観た作品
『アリフ、ザ・プリン(セ)ス』様々な差別の問題を提示したLGBTQ映画。主人公の目力の強さと民族衣装に魅了された。チェン・ジューション演じる中年のゲイが切なくて可愛い。『大仏⁺』(未見)では全く違う顔。
『怪怪怪怪物!』怖いのは怪物よりも何の痛痒もなく、人を傷つける高校生だった。怪物役の女優さんがとっても美人で、よくこれを引き受けたと女優魂に感心。
『ナポリ、輝きの陰で』子どもに期待するこういう親と、重すぎて苦しむ子どもはいるだろう。何度も子どもをせめる父親にうんざりする。この逆もあるな。
『ヤスミンさん』ヤスミン監督の映画だと思って観たら、行定勲監督『鳩 Pigeon』のメイキングだった。実はそのつもりで撮り始めた(行定監督は頼んでないそうw)ら、ヤスミンさんの思い出がどんどん入ってきてしまったんだとか。笑顔のヤスミンさんの映像に涙した人も多いはず。
『マリリンヌ』女優を志しながら、すぐに心折れてしまうマリリンヌにイラッとするけれども、これが等身大。舞台で花開き、観客に称えられて涙する場面に良かったね、と思うおばちゃんでした。
『人生なき人生』
ガンを宣告された父親が息子に借金取り立てを肩代わりさせる。自分は病院で知り合った若い美女と再婚する調子の良さ。最後にあれれ。一寸先はわからない。
『ABCなんて知らない』カンボジア若手短編集のうちの1本。時間がなくてこれだけしか観られなかった。路上生活をしている親子。一人息子だけは学校に行かせたい父はゴミ拾いをして生活費を稼いでいる。貧しくても情がそこにあれば前向きになれる。(白)
posted by shiraishi at 01:00| Comment(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第18回東京フィルメックスも、もうスグ始まります!!

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★第18回東京フィルメックスは2017年11月18日(土)〜26日(日)の日程で、有楽町朝日ホールとTOHOシネマズ日劇を会場として開催いたします。
映画祭の公式サイト
http://filmex.net/2017/
TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSやメールニュースでも情報を配信してますので、ぜひフォロー&登録してください!!

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『相愛相親』 中国、台湾/2017/120分/監督:シルヴィア・チャン

オープニング作品はシルヴィア・チャン監督・主演の『相愛相親(そうあいそうしん)』、クロージング作品はアッバス・キアロスタミ監督の遺作『24フレーム』。原一男、園子温、ワン・ビンといった世界最前線の映画作家たちの最新作に加え、ウォルター・サレスやジャ・ジャンクーが参加したBRICSの5カ国オムニバス作、ヴェネチアのコンペで上映され話題を呼んだヴィヴィアン・チュウの問題作『天使は白をまとう』を特別招待作品として上映します。
*今年も「セブンチケット」と「vit」でチケットを11/3(金・祝)より発売。昨年に引き続き、U-25割(アンダー25割)も取り扱います


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『24フレーム』イラン、フランス/2017/114分/監督:アッバス・キアロスタミ

東京フィルメックスは、皆さんに支えられている国際映画祭です。アジアを中心とした世界から独創的な作品を集め、未知なる作品や驚くべき才能との出会いを通して、より進化した豊かな映画文化を創造します。皆様からの様々な形でのご支援、心よりお待ちしております  (千)
http://filmex.net/2017/support


中国/2017/107分/監督:ヴィヴィアン・チュウ


posted by chie at 00:00| Comment(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月30日

東京国際映画祭 『ザ・ホーム−父が死んだ』結末に主演女優もびっくりの全編トルコ語のイラン映画 (咲)

10月30日 21:05から EXシアター六本木で、もう1回上映されますので、取り急ぎご紹介します。

コンペティション部門
『ザ・ホーム−父が死んだ』  (原題:Ev トルコ語で『家』)
78分/トルコ語/ 2017年/イラン

大学に献体するとの遺言を残して亡くなった父親。疎遠だった娘が遺体は渡せないと泣きわめいている。叔父の面倒をみてきた従兄のマジッドは、遺志を尊重したいと娘を説得する・・・

会話の中で、いろんな事情が徐々に明らかになっていくので、一言も聞き漏らせません。(もちろん字幕で)
イラン映画なのに、トルコ語? と不思議に思いながら、アスガー・ユセフィネジャド監督と、主演女優モハデセ・ヘイラトィさんにお話を伺いました。
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監督は、自身の住むイラン北西部の中心都市タブリーズを舞台に、自分たちが普段しゃべっているアゼリー(トルコ系のアゼルハイジャン語)にこだわって撮ったとのこと。アゼリー人は、イランの人口の4分の1を占めますが、これまでアゼリー語で全編撮られた映画はないそうです。

最後の大どんでん返しにびっくりですが、演じた女優さん自身、3ヶ月におよぶリハの間にも結末を知らなくて、撮る直前に紙1枚渡されてショックを受けたとのこと。 

これまで舞台で活躍してきたモハデセさん。舞台ではペルシア語で演じてきたので、今回、母語とはいえアゼリー語で演じるのに慣れるまでちょっと時間がかかったそうです。
ほかの出演者は、舞台で活躍の有名な方から、脇役の方、さらに撮影カメラを観たこともなかった素人と、様々。
共通するのは、監督もキャストもスタッフも、皆、アゼリー語が母語ということ。
テレビ界で20年の経験を持つ監督の初長編作品です。ぜひ、ご覧ください。

『ザ・ホーム−父が死んだ』
http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=13
posted by sakiko at 08:19| Comment(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする