「短編アニメーション スロット1」
スロット1〜3はそれぞれに特色のある組み方をしていて、1は「思い出」が主題のようです。
昨晩オンライン試写を観ていて寝不足、たまに寝落ちしてしまってごめんなさい。
映画館の暗闇とナレーションは睡魔の大好物・・・と言い訳をする。
長編コンペ『スティッチ・ヘッド』スティーブ・ハドソン監督
陰鬱な町にサーカスの一団がやってくる。街の立て札には「どなたも歓迎しません」。街の後ろにそびえる古い屋敷には、マッドサイエンティストが住んでいて日々新しい命を作り出している。異形のものたちは見世物小屋よりもっと恐ろしい・・・
モンスターズインクさながらに、さまざまなモンスターたちが登場します。
世話をするのは、一番最初に生まれた「スティッチヘッド」。名前のとおり、頭や手足が縫い合わされています。博士に認めてもらいたいのですが、新作に夢中で振り向かれることはありません。そこへサーカス団の団長がやってきて、スティッチヘッドをスカウト、怖いもの見たさの住民たちの人気者になります。
いくら雷が落ちても命は生まれないでしょ!?と突っ込みつつ、スティッチヘッドの願いが叶うよう見守りました。
2025/ドイツ、ルクセンブルク/1時間31分
長編コンペ『広場』キム・ボソル監督
北朝鮮/平壌(ピョンヤン)のスウェーデン大使館に勤めるボーリは、交通警察官のボクジュと秘かに付き合っている。どこにでも監視の目があるので慎重に行動しているが、ボクジュといたいために任期の延長を願い出た。交際に気づいた上司から注意され、逆に帰国の指令が出てしまった。
恋の行方は想像がつくものの、やはり気になります。一方、現地の捜査官がスパイや脱北の疑いをかけて接近してくるので、途中からスリリングになっていきます。ボーリと通訳のミョンジョンとの関わりが変化していくのに、男女のロマンスよりも胸が揺さぶられました。
街の風景はたくさんの写真を参考にして描かれたそうです。近くて遠い隣国を描いたテレビドラマ「愛の不時着」とはまた違う、アニメーションだからこそできた作品。
2025/韓国/1時間13分
3月15日(日)3日目
Cartoon Saloon特集 アイルランドからの贈り物
『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』『ウルフウォーカー』などで知られるアイルランドを代表するアニメーション・スタジオ、Cartoon Saloonの短編作品6本。短い中にぎゅっと監督の想いが詰め込まれたものばかり。
『暗闇から…』
『クーリーン・ドゥアラフ』
『いつか、どこかで』
『レイト・アフタヌーン』
『アマゾンの森から来たモンスター』
『エーリウ』
ノラ・トゥー三―、ルイーズ・バグナル
創設メンバーの一人、ノラ・トゥー三―監督と短編『レイト・アフタヌーン』のルイーズ・バグナル監督が登場。トークの後には客席からのQ&Aも。アニメアワードがずっと紹介してきた作品を作った方々に生で会えるとは!
アニメ功労部門顕彰記念
『地球へ…』セレクション上映&トークショー
2007年のテレビシリーズから4,8,24話をチョイス(とっても大変だったはず)。地球を汚染、破壊し続けてしまった人間と、高い能力を持つ新人類の「ミュウ」との攻防、と再生を描いています。懐かしさに浸った後は原作者の竹宮惠子氏が登壇しました。当時の漫画少女には憧れの人です(内心キャー)。
客席にいらしたヤマサキオサム監督が呼ばれて、原作のラストがまだ描かれていないのにアニメーションを作らねばならなかったというエピソードを!竹宮先生と相談しながら製作されたそうで、これは原作を読み直さなくてはと決心…それがDVDボックスを見つけてポチ!っとしちゃいました。(白)


