2026年03月14日

東京アニメアワードフェスティバル2026 その2(白)

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このビルの6F,8Fが池袋HUMAXシネマズ

3月13日(金)1日目
プレスパスを受け取って(今年もありがとうございます)池袋HUMAXシネマズ2へ急ぎ足。
ちょっと遅れて「短編アニメーションスロット3」にこそこそと入ります。1本目の『3月の冬』に見覚えが…新潟で観たばかりの『Winter in march』でした。出だしが観られなくても大丈夫。ラッキー!続く6本は手法も題材も様々。

長編コンペ『リンドグレーンのクリスマス』ヤプラク・モラリ、アレ・アウストネス
「長靴下のピッピ」「名探偵カツレ」「やかまし村はいつもにぎやか」など元気な少年少女が活躍する児童文学で知られるスウェーデンの作家アストリッド・リンドグレーンの名作から小さなお話4編を違う手法のアニメーションに。クリスマスが楽しみで眠れない姉弟に鳩時計の鳩が語り聞かせるお話という形でこういう番組があったのだとか。いたずらっ子のエーミルが登場する1本目は、本の挿絵を元にしたもの。一から作るより手間がかかったはず。岩波少年文庫をもう一度読みたくなりました。
2024/スウェーデン、ノルウェー/52分

「短編アニメーションスロット2」
大国の対立や内戦がテーマの重い作品と、家族や人のつながりを描いたものが交互に組まれていました。赤ちゃん返りしていく父親を看取る息子の作品はイラン発でした。監督と連絡がとれないそうで心配だとトークで。新潟でも別の監督がイランから来日できなくなっていました。今どうしているのでしょう?
ハンガリーからの少年と犬の日常『ドッグ・イヤー』は我が家にいた犬を思い出し、鼻がツンとしました。悲しみの涙が真珠になる女の子に貧しい少年が恋する『真珠の涙と少女』は、ゴツゴツとしたビジュアルに人間の欲深さが見え隠れしていました。後半どっと箱からこぼれた大量の偽真珠が「日本産」という説明。えっ!

長編コンペ『青いソングバードの秘密』アントワーヌ・ランソー監督
考古学の発掘調査をしている母を訪ねてペクトワールに来た9歳のルーシー。ここは母カロリーヌの故郷で、彼女は子どものとき火事に遭って以来、火を恐れていた。ルーシーはたびたび現れる2羽のソングバード(シジュウカラ)に導かれるようにして、城跡や森をめぐり大きな発見をする。
カットアウト(切り紙)のシンプルな絵柄ですが、眉や目、口元(セリフに合わせている)が動き、紙だったのを忘れて見ていました。母のトラウマと秘めた悲しみを娘が解決していくストーリー展開に驚き、良かったね〜と思わず涙。
2025年/フランス、ベルギー/1時間17分

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東京アニメアワードフェスティバル2026(白)

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◆3月13日(金)~16日(月)
 コンペティション 長編4本、短編(スロット1−3)
 招待作品
◆上映会場 池袋HUMAXシネマズ2、TOHOシネマズ池袋、池袋シネマ・ロサ
 オトメイトスクエア(トーク&トーク)
 としま区民センター(展示、シンポジウム、ワークショップ)
◆公式サイト https://animefestival.jp/ja/
 youtube チャンネル https://www.youtube.com/@TokyoAnimeAwardFestival

今年も参加しました。会場が変わりましたのでお間違いなく。

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短編スロット2の監督さんたち



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2026年03月05日

『黄金泥棒』舞台挨拶(白)

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3月2日(月)
TOHOシネマズ六本木に出かけました。
映画祭が有楽町、日比谷に移り、たま〜にある試写をオンラインで観ているので、久しぶりです。4月3日(金)公開予定の『黄金泥棒』完成披露舞台挨拶の取材です。

ごく平凡な主婦美香子(田中麗奈)がデパートの展示会場にあった「黄金のおりん」を出来心で盗んでしまいました。防犯カメラの映像からすぐに捕まってしまいますが、ゴールドカンパニーのやり手社員の金城(森崎ウィン)は、美香子のおかげでおりんが売れたことから、美香子を利用しようとします。「特別な人になりたかった」美香子はさらに大掛かりな黄金泥棒を企てます。

『津田寛治に撮休はない』の萱野孝幸監督が、こちらの作品も手掛けていました。作品にも登場した「金のたこ焼き器」を持って微笑む主演のお二人もご覧ください。(白)

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https://ougondorobo.jp/
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2026年03月04日

新潟国際アニメーション映画祭3(白)

2月23日(月・祝)
本日も好天。
信濃川をまたぐ万代橋はなぜか東京の橋よりも欄干が低い。私の上半身がすっかり出てしまいます。強風にあおられた去年までは欄干に近づかないようにしていました。今回は新潟駅近くのビジネスホテル泊だったので、帰りが遅くなるときは歩かずに、ICカードの「りゅうと」(チャージして新潟市内で使える)でバスに乗っています。

Indie Box Bプログラム
昨日より少し長い2本が入った中編5本。朝からよく歩いた疲れが出たのか、ときどき意識が飛びました(汗)。客席は去年より多く埋まっている感じがします。常連の韓国、フランス、日本のほか、イスラエル、ポーランド、ブラジルの作品もノミネートされています。

(弘)さんが案内してくれた古町の「Side by Side Spice Stand」で人生初ビリヤニ。インドの炊き込みご飯でカキとアサリのを選びました。多く見えましたが、お米が違うので、ふわふわで軽く完食。美味しかった〜。

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お店はこちら

午後から審査員の作品を特集した”世界の潮流”へ。フィリピンのアヴィッド・リオンゴレン監督のアフタートークつき。
『サリーを救え!』『ニャンてこと!』を続けて2本。
食後にも関わらず、寝落ちもせずに楽しめました。それくらい面白かった。資金難で完成が遅れたとの説明でしたが、実写とアニメが融合した『サリーを救え!』は、押しの弱い漫画少年のマーティと、家庭に問題抱えながらトンデモ発明にいそしむ美少女サリーの友情と片思いが。可愛くちょっと苦く描かれています。
『ニャンてこと!』は動物が擬人化されたアニメーション。内容はソープオペラか昼メロかというちょっと大人向けですが、フィリピンの暮らしがそのまま出ているようなあっけらかんと明るいストーリーです。通訳さんがすごく優秀で、監督のトークは大笑いでした。明日のマスタークラスにも当然駆け付けます。
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2月24日(火)
マスタークラス「フィリピン初のクィア・スーパーヒロインのアニメ化にたどり着くまで」
すっかり監督ファンになった私たちは日報ホールへ。
*アヴィッド・リオンゴレン*映画祭サイトより
これまでに長編映画を2本、短編映画を数本、数百本のコマーシャル、そして数千点のアートワークを制作しており、実写作品とアニメーション作品の両方で活動している。アニメーションと「フレンズシップ」(友情)を専門とする、才能豊かなアーティストで構成された小さなインディーアニメーションスタジオ、Rocketsheepの創設者。
最初の長編作品である『サリーを救え!』(2016年)は、CNCフランス映画助成金を受けて制作。同作は、ベルギーのBIFFF、ポルトガルのファンタスポルト、韓国のSICAFで審査員賞を受賞したほか、他の国際的な賞も多数獲得した。2作目の長編『ニャンてこと!』(2020年)は、権威あるフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭でコンペティション部門にノミネートした。
何年にもわたって映画製作を追求してきたが、まだ経済的な成功を収めていないため、プロジェクトの資金を調達するためなら、いつでも自分の内臓を売るつもりでいる。

製作中の長編アニメ『シャシャ・ザトゥーナ』は、クィアの男性が豊満な女性のスーパーヒーローに変身して活躍するストーリー。完成した暁には、その新作を携えてまたの来日を!!

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予定より早めに帰宅することにして、不覚にも寝落ちしてしまったプログラムをシネ・ウィンドで観直すことにしました。アニメーションキャンプの学生さんたちが近くの席に何人も。
今年のレトロスペクティブは手塚治虫特集で、「ジャンピング」などの実験アニメーションのほか、テレビ放映された「鉄腕アトム」や「リボンの騎士」ほかの上映がありました。公式チャンネルやアマプラでもいくつも見ているので今回はコンペ優先。「リボンの騎士」は昔々連載も楽しんだので、新潟入りする前にアマプラでつい何本も見てしまい寝不足になりました。
ほんとは夜上映の大島渚監督の異色作『忍者武芸帳』が観たい、すごーく観たい!深夜バスにすれば良かった〜。新幹線往復を買ってしまっているので諦めて(弘)さんに後を託しました。
道路際にフウノキの実やマツボックリがたくさん落ちていて、東京のより綺麗です。わーい!といくつも拾いながら新潟駅へ。
(弘)さんは開会式から授賞式まで連日通って取材。ありがたや〜〜♪
3泊4日で楽した私も、これから本誌用記事のまとめにかかります。その前にまとめ終わっていないインタビュー記事、舞台挨拶記事もやらなくては。
受賞結果
長編部門グランプリ:『アラーの神にはいわれもない』
長編部門審査員賞『ニムエンダジュ』
Indie Box部門スワン賞『オートカー』
Indie Box部門審査員賞『ザ・ポップスター・ウォーター・ディアー・アンド・アイ』
ゼングレヒトシュターター賞『ウィンター・イン・マーチ』

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2026年02月27日

新潟国際アニメーション映画祭2(白)

2月22日(日)

夜は早寝なので、朝は早起き。昨日は以前2年続けて泊まったゲストハウスが閉まっているのを確認。たくさんいた長期滞在の方たちはどこへ行ったんでしょう??
今日は気になっていた北書店へ。「旅をしてでも行きたい街の本屋さん」(2018)という本に取り上げられていたお店です。何も考えずに昨日行ったときは目指す住所になく、慌てて検索したら3年前に移転していました。先に調べなさい>自分。市役所の素晴らしい老松を観たからまぁいいか。
信濃川に近いマンションの1Fにこじんまりしたお店がありました。店主の選択眼が出ている品揃えで、隅々まで見ていたらあっと言う間に時間が過ぎます。時間に余裕があればもっといたいところです。
関連記事はこちら。佐藤店長の飾らない人柄が見えます。
地元のミニコミと本の雑誌の文庫特集を購入して映画上映へ向かいました。

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今年から中編を集めたIndie Box部門ができました。
A、Bプログラムに分けられた新進気鋭の監督たちの挑戦的な作品を観ることができます。

Indie BoxAプログラム
様々な手法で作り上げた個性的な作品ばかり5本。手描きの水彩画が動くアニメは目が疲れた。『かぐや姫の物語』がどれだけ丁寧に作られていたかよくわかりました。
背景にウクライナ戦争がある『ウインター・イン・マーチ』は材料が布。切り貼りされた上にシンプルな刺繍。布は紙よりもうんと表情がありました。

コンペ長編『ニムエンダジュ』は名古屋で鑑賞済みなので、学生企画の『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』(1984)へ。40年前の劇場版。ヒロインの歌手リンの歌声に当時のアイドル歌手たちを思い出す。デジタル化の前なので、細かなメカも全部一枚ずつセルに描いたんだよねと今更ながら感心。一般公開は4Kになるそうです。

コンペ長編『ディプロドクス〜恐竜とボク〜』ポーランド
高い山のてっぺんで暮らしている恐竜一家。湖も木々もあり、周りは囲まれていて安全。けれども小さな息子は外の世界が見たくてたまらない。口うるさい両親に「消えちゃえ!」と言ってしまった。するとだんだん薄くなって消えていった。大変だ!
イラストレーターの男が、気の進まない仕事に飽き飽きして、自分の好きな恐竜を描いている。編集者が怒って「そんなもの消して可愛い猫を描いて」と言う。実写の男と彼が描いたアニメの恐竜たちがかわるがわる登場するお話。
登壇したヴォイテク・ヴァヴシュチク監督はハンサムでお洒落な方でした。

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コンペ長編『ジュリエット&ザ・キング』イラン
パリで舞台女優を目指しているジュリーが、ようやくジュリエット役を手に入れた。イランの王様が臨席して芝居は下手だが可愛いジュリーを気に入った。ぜひ我が国でも、とテヘランのお城に招く。ところが、何人もいるお妃たちや王の母がジュリーの邪魔をしてくる。
監督の登壇は、アメリカの攻撃で大混乱のため中止。ご無事でしょうか?


posted by shiraishi at 06:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする